お話しするにはログインしてください。

|

Tips:一定以上の長文は、タイムライン上では後ろが省略され、個別のページで全体を読むことができる。
id:hide-psy
為程のことを語る

“ ちなみに、私には保険会社で保険商品の設計を行っている友人がいますが、彼らは100%、保険会社の保険に加入していません。みんな都民共済です。この事実が、保険の手数料の高さや暴利の仕組みのすべてを物語っています。”

— Business Media 誠:年収1000万円の貧乏人:あなたが定年まで働き続けなければならない本当の理由 (2/3)

id:hide-psy
為程のことを語る

「木の実ナナ」→「着の身着のまま」が芸名の由来という説は、自身が否定している

id:hide-psy
為程のことを語る

有名なアンリ・カルチェ・ブレッソン氏(Henri Cartier-Bresson)はほとんどのスナップ撮影を絞り値F5.6で撮っていたそうです。そして状況に応じてシャッタースピードを切り替えていたとか。まずISO100のネガフィルムを詰めて絞りはF5.6固定、そしてシャッタースピードは、 ・晴れ間:1/500秒  ・日陰:1/125秒 これだけ!

id:hide-psy
為程のことを語る

誰も聖人なんかに成りたくないので、それを他人に押し付けるブームが続いている。「あんな人だとは思わなかった」とか「ガッカリした」などと、今までほとんど興味がなかった有名人(大きく括った)が不倫騒動を起こすと突然、他人事から人事だとは思えない段階にエスカレートする。これも聖人押し付けブームのなせる業なのである。
~みうらじゅん「人生エロエロ」週刊文春3月17日号

id:hide-psy
為程のことを語る

チラッ

id:hide-psy
為程のことを語る

「あなたがなにを話そうと、誰も聞いていません」と院長はきっぱり言いました。「人々が講演のほんとうの内容に興味を持つことはめったにない。彼らはただ、あなたの口調や身ぶりから、あなたが正直者であるか否かを探りたがるだけです」
ヴォネガット、大いに語る

id:hide-psy
為程のことを語る

ついでに言えば、ぼくは昔から一貫して自殺の権利を擁護してきました。自殺は残された者に耐え難い苦しみを与えると言いますが、そんなことを気にしていられないほどの苦しみの中にある人が、その苦しみを現実的に解消する手段として自殺を選んだとしても、誰もそれを非難することはできないでしょう。とくに、医療が発達し、終末期に苦痛の多い延命を強いられるケースが増えてきた今日、(「安楽死」や「尊厳死」という婉曲語法は嫌いなのであえてはっきり言えば)自殺と自殺幇助の合法化は喫緊の課題だと思います(悪用されない形で法律化することは技術的にきわめて難し…[全文を見る]

id:hide-psy
為程のことを語る

ご自分が結構極端な考え方をしていて、その極端さは「あること」を素っ飛ばして考えてしまった結果だというのは、お分かりだと思います。人間は、自分の核心に迫るような悩みには、あまり目を向けたがらず、「一通り」に触れただけで通りすぎてしまうものですが、あなたもやはりそうですね。

橋本治のかけこみ人生相談 (幻冬舎plus+)

id:hide-psy
為程のことを語る

「PRETTY」と「KAWAII」がどう違うかと言えば、「PRETTY」は「大人になる」を当たり前とする世界の中の言葉で、どこかで「大人の様式」と対立してしまうから、限界というものを持つ。でも「KAWAII」は「大人にならなくていい文化」の中に存在するものだから、限界を持たない。どこまでも無限定に「KAWAII」が追求出来る。それを本人が求めようと思えばどこまでも求め続けることが出来る――その点で「KAWAII」は無敵の美学でしょうね。そういうものに逆らっても大怪我をするだけなので、「そういうことになってるんだ――」と思うだけですが。

いつまでも若いと思うなよ(新潮新書) by 橋本 治

id:hide-psy
為程のことを語る

人間はその初めに「若い自分」という人格を作り上げて、その後は預金を少しずつ切り崩すように、自分から「若さ」を手放して行く――あるいは「若い」が少しずつ消えて行く。そういうものだから、人間は自分の人生時間の進み具合を「若さの残量」で計るようになる。「老い」を認めたくないから「まだ若い」と言い張るのではなくて、「若い」という基準しか自分を計るものがないから、ついつい「まだ若い」になってしまうのでしょう。

いつまでも若いと思うなよ(新潮新書)by 橋本 治

id:hide-psy
為程のことを語る

若い時はそうでもないが、年を取ると「過去の空白」が妙に浮かび上がって来る。「ああいう関係があったらよかったな」という形で、過去の人との出会いを思い出す。それでどうなるわけでもないのに、「なかった関係」がふっと頭に浮かんで、ちょっとばかりジタバタする。「昔を今になすよしもがな」というわけでもなくて、「なかった関係」が「埋めたいけど埋められない空白」となってただ浮かんで来る。「昔が懐しい」というわけではなくて、「なかったんだなァ」ということだけを思わせる。

いつまでも若いと思うなよ(新潮新書)by 橋本 治

id:hide-psy
為程のことを語る

寒い冬にぴったりの、体も心も暖まる、おいしいシチューを紹介します。
まず、……。  つぎに、……。  それから、……。  ここで、……。  そして、……。  最後に、……。  
接続詞のおかげで、「……」の部分が書かれていなくても、そこに入る内容が透けて見えるようです。

文章は接続詞で決まる (光文社新書) by 石黒 圭

id:hide-psy
為程のことを語る

「もちろん、『がんばって良いことを実現すれば、自分に自信が出て、気分が良くなる』ということには、誰でも気がつく。けれど、人は馬鹿じゃない。この『セルフ・エスティーム』というゲームの、裏技を見つける。その裏技は、分母を小さくすること。期待と見こみを、小さくすること。」
「心理学者たちは、人がこの裏技を見つけることを知っている。それどころか、『人はどこまで期待を
小さくしようとするか』なんて研究をしてる。」

企業的な社会、セラピー的な社会/小沢健二

id:hide-psy
為程のことを語る

"「あ」という言葉を発するとき、人間は無意識に自分の過去や思考に向いていた自己の内省的な視点を、一旦中断して、自己の外部すなわち他者や外的世界に向けさせる一種の心的スイッチの切り替えをしているのではないかと思います。
つまり「はい」と返事をする前に、「あ」という言葉を無意識に発してしまう人は、その瞬間まで何らかの理由で、外界を遮断していた自己の意識にすら気づいていないのかも知れません。"

ときどき電話口で「あ」が出てしまうので注意しておこう。

id:hide-psy
為程のことを語る

逆にいつまで経ってもなかなか距離が延びず、短い距離ですぐに苦しくなるという人は、一度その苦しさを疑ってみることが必要です。なぜなら、ビギナーのランナーは習慣的に癖として「しんどい顔」をしていることが多く、身体が感じている以上に自らの思考で苦しさを作り出してしまっている場合もあるからです。
「肉体的限界は精神的限界の遙か先にある」
ナインティナインの岡村隆史さんがよく口にしている言葉です。

「優雅な肉体が最高の復讐である。」武田真治/幻冬舎

id:hide-psy
為程のことを語る

「ロックの話をする同級生は、みんな革ジャンに鋲とかなんだけど、なんか違うなって思ってた時に、ジャストフィットしたのがコレクターズで。しかもそれはナンパじゃなく、ロックンロールにロマンチックが同居してた。こんなの他になかったんですよ。だから僕が体感したモッズ感って、THE JAMとかTHE WHOよりも、コレクターズの方がリアルだったんです」
— 山中さわお(the pillows)

id:hide-psy
為程のことを語る

"日本の小説でいえば、夏目漱石の小説に出てくる人々も実に多彩で、魅力的です。ほんのちょっとしか顔を出さないキャラクターでも、生き生きとして、独特の存在感があります。そういう人たちの発する一言や、表情や動作が不思議に心に残ってしまったりします。漱石の小説を読んでいていつも感心するのは「ここでこういう人物が出てくることが必要だから、いちおう出しておきます」みたいな間に合わせの登場人物がほとんど一人も出てこないことです。"

「職業としての小説家」村上春樹

次読み返すときのために記憶しておこう。

id:hide-psy
為程のことを語る

『中井久夫が挙げる15の耐性』

1.分裂する能力、そして分裂にある程度耐えうる能力
2.両義性(多義性)に耐える能力
3.二重拘束への耐性
4.可逆的に退行できる能力
5.問題を局地化できる能力
6.即座に解決を求めないでおれる能力、未解決のまま保持できる能力
7.いやなことができる能力、不快にある程度耐える能力
8.一人でいられる能力
9.秘密を話さないで持ちこたえる能力
10.いい加減で手を打つ能力
11.しなければならないという気持ちに対抗できる能力
12.現実対処の方法を複数持ち合せていること
13.徴候性へのある程度の感受性を持つ能力
14.予感や余韻を感受する能力
15.現実処理能力を使い切らない能力

id:hide-psy
為程のことを語る

池谷「最近、このペンを横にくわえた時の脳の反応が調べられたんですね。すると、先ほどの話に出た快楽を感じる「報酬系」というところが活性化しているらしい。具体的にいうと、ドーパミンという物質系の神経回路が活動を始めているのではないかという根拠が得られたんです。  やはりイーッと口角を上げるだけで本当に楽しくなるのだということが、脳回路レベルでも証明されるようになってきたんですね。」

id:hide-psy
為程のことを語る

根源的な問いを多様に議論するのをやめ、人それぞれだからという配慮で踏み込まなくなるというのは、精神医学の領域ですでに起こった変化だ。文明全体がそういう方向に向かっていると思う。残される課題は「現実社会の苦痛にどう対処するか」だけ。そもそも苦痛とは何かという問いは悪しき迂回になる。(Twitter / 千葉雅也)