ふとさぼりたくなって、アンナ・ネトレプコの歌う"Quando Me'n vo’"(歌劇「ラ・ボエーム」より「私が街を歩けば」を聞いてみました。
ああなんて素晴らしいんでしょう。あの声であのまなざしで、小雪舞うクリスマスのパリで、
「あなた本当は私のことまだ好きでしょ?死にそうに苦しんでるしょ?また逃げるの?」
なんて歌われたら追わないわけにはいかないんじゃないか。喝采。ブラーヴォー!
…っと画面の中の会場が沸き上がった瞬間、チーンと手元のタイマーが鳴って「仕事に戻れ」と告げるのでした。まるでコントのようなタイミングでした。
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能登の輪島と七尾で、五嶋みどりさんと藤田真央さんが無料コンサートをなさるというニュースを読んで、能登の人に届けばと思ってメインのSNSに書いた。
もしも私が被災者で、みどりさんの心のひだに入り込むような演奏を聴いたら、きっと涙が止まらないと思う。藤田真央さんはまだあまり聴いたことないんだけど、それでも気持ちがあたたかくなる演奏をする人だって知っている。たぶんきっと最高の組み合わせ。今能登の人に聞いてもらうにふさわしい、最高の演奏会になるだろうと思う。
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ドビュッシーのピアノ曲を聞いています。
モニーク・アースの全曲集が素晴らしい。
目を奪われ言葉もなくなるような美しい時間が絶え間のない波のようにつづきます。
鑑賞はもちろん現実逃避にも強くおすすめ。
ドビュッシーといえば今季「月の光」の新プログラムが大変好評なのが、フィギュアスケート現世界王者の宇野昌磨選手。スポーツを超越した芸術の高みに辿り着こうとしているように見えて、わくわくしています。
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なんだか生きれば生きるほど、流行歌が耳に入らなくなって、
生きることや死ぬことに踏み込んだ歌がききたくなります。
先週、パスカルズのドキュメンタリー映画を見に行って、
字幕ではじめてこの曲の歌詞を読み、
そらで歌えるようになりたいなと思いました。
ちょっと書き写してしておきます。
「ハートランド」
オクノ修
心に咲いた花に戸惑いながら
明日へと続く道を探しているのか
ひとりでゆけない ひとりでゆけない
幸せという名の遠い国
行きたいよ 行きたいよ
こころやすむばしょに
行きたいよ 行きたいよ
きっとあるはずさ
言葉は手に変われ とてもあたたかい手に
夢は今に 今に変われと願う
ならばあなたの夢はなにをめざしてゆくのか
あなたの夢はなにをめざしてゆくのか
行きたいよ 行きたいよ
こころやすむばしょに
行きたいよ 行きたいよ
きっとあるはずさ
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これを1961年に日本人の女の子が演奏しているって、なんてクールなんでしょう。
アジア人で初めてジャズの殿堂入りを果たした穐吉敏子さん(93)。
その生き様も学ぶことばかりの素敵な人。
私の大好きな代表曲「Long Yellow Road」のライブ演奏です。
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Jeff Buckley - Hallelujah (Official Video)
いろんなカヴァーがある中でもJeff Buckleyのが好きです。
追記)やばい、今日は永遠に聴ける…
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ヨッフム指揮ベルリン・ドイツオペラの「カルミナ・ブラーナ」を聞いてます。冒頭にしてこれは名演!とわからせるほどの圧倒的な、爆発的な音色と躍動。うわあああ。
これだからApple Musicやめられなくて困るのです…。
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2年越しで延期になっていた、小沢健二のライブツアーに行ってきました!
チケットを取った時の熱はすっかり冷め、もらったチケットで行くようなへんな感じ…。
約30人編成のオーケストラに、服部隆之の指揮!初日なのに演奏の完成度が素晴らしいいい!!
一曲目から総立ちだったけど、これだけの演奏なんだから、ゆっくり座って聞いてみたかったなあ。
ぶっちゃけ、つらく…ないですか? ファンのみなさまお若いけれど、ぼちぼちいいお年かと…
(ほんとに若い人や子どもも相当の割合でいました)
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誰でもいいからぼくの嘘を まじめに聴いてくれないか
ぼくのお仕事はいなくていい人
ダメなときに聴く曲。
私はずっとインド哲学ふうの存在肯定の歌かと思っていたのですが、どうも、作詩作曲の知久氏が趣味の昆虫採集をしているときの自分を歌にしたというのが本当のところっぽい。いかようにでも受け止められる曲。大好きな一曲です。
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泣ける。
行きたいよ 行きたいよ
こころ やすむ場所に
行きたいよ 行きたいよ
きっと あるはずさ
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うわあー、これはすごい歌かもしれない。
人間は誰も深い悲しみを
いっこずつ持って生まれてきたのだ
辛い夜をやりすごすために
でたらめのおまじないをこしらえて
たまからたどってこの曲を知ったのだけど、原マスミさんの絵には、昔むかしにこちらで出会っていました。
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(承前)ショパンコンクールのストリーミングつづき。
むちゃくちゃピアノが上手い人が次から次に出てきて唖然としてます。
すごい世界ですねー…。
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5年に一度開催される、ピアノコンクールの最高峰「ショパン国際ピアノコンペティション」。
今年はインターネット配信がされていると聞いて、それを聞きながら仕事しています。
日本では「コンクール」っていうけど、英語だと「コンペティション」なんですよね。
実は昔から、フィギュアスケートの競技会(これもコンペティションです)と音楽のコンクールって似てるなあと思ってました。
試合は才能ある若手を競わせてスターを見出すコンクール、アイスショーはスターが観客を喜ばせるコンサート、みたいな。
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動画サイトで中森明菜のコンサート映像にたどりつきました。うわあ、素敵です。これ聴きながら仕事するとか無理なので、リンク張らずに後でまた探して聴きます。
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YouTube でマリア・カラスが流れてきました。次から次としつこいくらい名曲名演すぎてやめどきがわかりません。こうなったらみんなも巻き込んじゃえ、えいっ。
(オペラの歴史を変えた20世紀最高のプリマドンナと称えられる歌い手で、全世界に熱狂を巻き起こしました。レコードで聴ける歌手としては史上最高ということになりますでしょうか。沼でお待ちしております!w)
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菅原都々子からの流れで、戦後の流行歌をあれこれ漁ってみました。
こちら笠置シヅ子のステージ。素晴らしい。歌は言わずもがな、ステージパフォーマンスも極上です。
戦前戦中から服部良一と組み、ジャズの第一人者だったのですね。いいもの見たわあ。
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明日は十五夜。
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『里の秋』。倍賞千恵子さんの歌唱で。
歌詞の舞台は昭和20年、南洋から復員する父さんを待っている歌だということを、わりと最近知りました。
いまや話題の「75年前の人の日記をもとにしたツイート」を見ていて、ふと。
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さだまさしさんの「君が代」。音楽とことばへの愛が深い、と思いました。
うたが音楽とことばに捧げられたとき、音楽でない諸々は、このようにそぎ落とされるのだなあ。