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(承前)エッジジャンプって助走のカーブ半径を一気に狭めてエネルギー溜まりを作って（トウジャンプだとトウを突く動作がこれに当たる）そこを支点に上向きの力に変換して跳ぶので、踏み切りの時点でかなり回ってるからあんだけディレイかけるのすごい大変だと思うんですけどね。そこはやはり化け物ですねユヅルハニュー。

なんでせうねあのごっついディレイのかかった4回転サルコウは。

フィギュアスケートNHK杯の地上波放送、カテゴリー格差が増えました。BSと掛け持ちで押し込めるところに何とか押し込んだような。そしてカップル競技の地上波はもはや無い。「え、今どきBSが映らないご家庭なんてあるんですか？」という邪気のないまなざしを感じる。

(承前)（たぶんISUのYouTubeストリーム実現にいちばんお金出してる国のひとつだと思うんだけど、そこの国民はサービスを享受できないという）

今いけない手を使ってペアフリーを見ているところです。かっこいい路線を突き進んでいたテオクさんとジュシク君の麗しいフリーが新しい魅力でよいです。
後半グループは推しが大渋滞だし、たいへんよ。

フィギュアスケート中国杯、諸事情により女子は宮原知子帝を動画で確認したのみなのですが、ここ数年は初戦からシーズンクライマックスレベルの完成度で下々をびびらかすのが常だった知子帝が今季ショートプログラムはあからさまに課題曲っぽくしてるのがとても新鮮です。その状況で構成点35点台をさらりと出しなさる。
そしてそんなことを言っているとフリーで再びひれ伏す羽目になるわけですね。スローパートの解像度がほぼ高野文子のマンガでした。時空間も操るさとこ。

かっ……かっこい……（気絶）

(承前)というかランビエールせんせの振付にはいったいに芸術は爆発み漂いますよネ。なんかネ。

世界のトモエカワバタ、やっぱり体の反応が素晴らしい。胸筋の開き方が思い切り良くてダイナミズムが先立ちます。
なのでこんなに優雅で伸びやかな作品群ですが「芸術は爆発だ」という言葉を思い浮かべました。

スケート沼の同志たち、きょうは今年のジュニアグランプリシリーズが開幕します。世界のトモエカワバタの傍らについて世界のユキナオオタがコーチとして国際大会にお目見えの日でも、ございます。
YouTubeにおこし あそばせ!

といって千と千尋、嫌いではないです。銭婆がお茶目で恐ろしくて美しいと思います。

真面目な話、その場その場で一番「できない」しぐさを無条件に当て嵌めていったら何となく一本筋の通らないドジっ子が出来上がった感はありますよな…

千と千尋の神隠しを10年ぶりくらいに見ましたがその時々のシチュエーションで最も映えるドジっ子しぐさを瞬時に選択できる荻野千尋さん、とてもプロ意識が高いなと思いました。