結婚当初、姑は一言ものを言うたびどうでもいいところで張りあってきた。
わたしにとってこんなに頭にくる人間はこの人の息子ぐらいだと思った。
二度と張り合う気が起きないくらい完膚無きまでに叩きのめしてやろうかと思った。
でもそれやると、姑はしょんぼりする。打ち拉がれる。
あるいは必死になって首を傾げるような自慢をはじめる。
姑はもともとあまりかわいがられずに育った人で、認めて欲しくてたまらない子どもみたいだ。
姑の実家に顔を出したとき、姑は別人のように無口になってうつむいているばかりだった。
もちおの祖父母は姑に無関心で、そこにいな…[全文を見る]
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くたびれ はてこのことを語る
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結婚当初、「この人なんでこういちいち張りあってくるんだ」と思ったけれど、姑は女の一生ポイント換算方式によって、嫁よりずっとずっと高得点を取得していると主張したいのだと思う。
誰に主張したいかというと、もしかしたら息子に主張したいのかもしれない。
もちおから生まれて初めて好きな人が出来たと聞いた姑は最初のうち息子の恋話を喜んで話を聞いていた。
けれどもやがて結婚したいと息子が言い出したとき、姑の第一声は
「あたしと15しか違わんのに!」
だった。そんな女、あたしよりちょっと若いだけじゃない!
姑は義弟が結婚したときはわたしにもずいぶんぶつぶつ言っていた。
こういうのってお腹を痛めた子だからとも限らない。
継母は弟の嫁を陰湿に遠まわしに助言という形でいびりまくって追い出したのであった。
みんな自分の配偶者を独り占めしなよー。
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義弟は転職に際して数ヶ月無職だった時期があった。
義弟夫婦は共働きで、奥さんは妊娠中でもあり、日中義弟は子どもの面倒と家事をやっていた。
義弟の次の仕事の条件がいいといいですね、と話したとき、姑はフルタイムで働いている奥さんのことを
「いまも育児を手伝ってもらってる状態だからねえ」
と、さも困った風に言っていた。
「え、いいじゃないですか」
「まあねえ、いまは育メンとか言うからいいんかもしれないけど」
「いや、だって義弟くんの子じゃないですか」
姑は得意げにふっと笑って、
「でもね、あたしは一人で4人育てたんよ?」
とドヤ声で言い放っ…[全文を見る]
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年子の弟はわたしのことを、両親と兄にならって「はてこ」と呼び捨てにしていた。
4歳のわたしはそれが気に食わなかった。弟のくせに!!
そこである日「おねえちゃまって呼ばないと、もう返事しない」と宣言して数日それで通した。
晴れておねえちゃまと呼ばれるようになった。
弟が二十歳を過ぎたある日、東京に遊びに来て置き手紙をしていった。
「ちいさいころ、はてこと呼んでいたらおねえちゃまと呼べといわれた。
でもいまはおねえちゃまは照れくさいのでアネキと呼ばせてください」
と書いてあった。
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こういう人の奥さんになる人って、
大人しくてはにかみ屋で小柄で年下でかわいいタイプだろうなと思ってたYO!
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もちおの中には社会がどうかわろうと周りの人間に何を言われようと、これは絶対ということがいくつもある。
その中には夫は妻を終生愛し養うものというのがある。
だからもちおは誰と結婚しようとその人を囲い込んでだいじだいじにしただろうなと思う。
(大事にされるのはもちおの性格で、自分の個性によるのではないだろうとよく思う)
もちおを知ったのは某レンタル日記だったんだけど、最初に読んだとき
「この人の彼女になる人はしあわせだなあ、大事にするだろうな」
と思った。彼が自分の人生にかかわるとは微塵も思っていなかった。
「ゲゲゲの女房」を読んで…[全文を見る]
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もちおの偉いところは、こういう見方が感情的なもので理にかなったものではないという自覚があること。
「長男だから男だから偉いわけじゃないのは百も承知だけど、そのささやかなプライドを尊重してほしいという気持ちをわかっていただけたら幸いです」「人前でカッコつけたがるなんて器の小さい人間がやることだということは重々承知しているのですが、その器の小ささを大目にみていただけたらとてもありがたく存じます」
と思っていること。
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地図を読むこと、機械の操作、車の運転、主な収入を稼ぐこと、
こういうことは得手不得手によらず男の仕事だと思っている。
男の仕事だから口を出されると沽券にかかわると思っている。
もちおが男の仕事だと思っているジャンルで意見が合わないと揉める。
結婚当初、パソコン関係のトラブルが起きるとISP系のサポセンにいたわたしとプログラマーのもちおでトラブル対処のアプローチ方法が合わなくて、それはそれは激しい喧嘩をしたものであった。
一方家事や裁縫、家計の管理は女の仕事だと思っている節があり、
それをやるのは妻を愛する夫として当然のサービスだと…[全文を見る]
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わたしは週中早寝早起きして睡眠時間と食事の時間を確保してほしい。
深夜に眠って朝起きると午後持たない。そして午後眠ると夜眠るのが難しい。
週末もあまり夜更かししないで10時くらいには起きて、食事はとってほしい。体も動かしてほしい。
そういうことを、妻へのサービスとしてじゃなく、自分の人生にとって必要だと自覚してほしい。
だからご飯食べてないとか言い出すとおまえいい加減飯食わなきゃって思えよと思う。
「このひとあたしがいなきゃだめなの。ご飯も食べないんだから」
というのは九州女房の惚気だけれど、とても共感できない。そんな面倒負いきれない。
わたしは仕事もしたいし友だちもほしい。
二人きりで過ごし続けていたら、どちらかが死んだ後一気に孤立するじゃん。
わたしがいなくても食事は支度して、睡眠もとって、一人でやっていけるようになってほしい。
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「おまえは家でまいにちハイクばっかやって、俺は休日そっちの話に付き合ったり家事やったり不公平だ!」
と怒っていたけれど、もちおはわたしがまいにち家で本ばっかり読んでいたり、ブログばっかり更新していたり、絵ばっかり描いていたりするのはむしろ大歓迎。むしろまいにち家で小説ばっかり書いていてほしいと思っている。
週中は家で一人で待っていてほしいし、週末は二人きりで過ごしたい。
出来れば自分は図書館の本をたっぷり読んで、趣味のプログラム作成なんかをやりたい。
妻はときどきお茶を入れたりしながら黙って微笑んでそばにいてほしい。
妻つまんない。
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「食事も睡眠も運動も足りてないのに元気出るわけないじゃん、早く食べて寝なさいよ」
とこういう時に言うと、
「てめふざけんな、こっちは毎日働いてストレスたまってんだよ!!!!!!」
と受験期の学生のようにお菓子を食べて夜更かしして遊ぼうとする。
基本的に肉体を追い詰めることと夜更かしがだいすきだから体壊すに決まってる。
出会った頃はボクシングのために22時に寝て5時に起きて10km走る生活だったのに。
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月曜から金曜までそんな調子で働いて、真顔で
「俺、体がどっかおかしいんじゃないかな…こんなに動けないって異常だ」
とか言い出すので困る。おまえはサイヤ人じゃないんだよ。生身をもっとたいせつにしろ。
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3時間睡眠で朝からパン一つにコンビニカフェ・オ・レで過ごし、23時に帰宅して
「もっちゃんこれからささっとカレー作ろうと思って野菜買ってきた。よーしがんばるぞー!」
とか言い出すことがよくある。断固阻止する。
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ちなみに疲労だけが強い場合は意味不明な独り言を言って、無謀なことに挑戦しようとする。
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もちおが支離滅裂なことを本気で主張しているときは、だいたい
・空腹
・睡眠不足
・嫉妬
のいずれかで、昨日はコンボだった。
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ありがとう。
はてこはみこっちゃんの色の使い方がすきです。
これからもたくさんお絵かき投稿してくださることを期待しています☆
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がんばる。
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義妹は兄嫁とどう接していいのか未だ距離が掴めなず、おかんに合わせているところはあると思います。
(街であったらお友達になるかどうかもわからない、しかも滅多に合わない同性が親戚になるんですものね)
女の子は義妹一人ということもあり、おかんは娘というより話し相手か友だちのようにべったりで、
一見仲がいいようだけれど義妹の人生の自由はかなり制限されているところがあるように思います。
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K921さん、ごきげんよう。
ありますね、人生ステージにおけるポイント換算方式のようなもの。
子どもを産み育てるのは一大事業だからぜひ誇りに思っていただきたい。
孫がいたらどんなかなかわいいだろうなと思うことも、孫可愛いと思うのは自然なことだし、親には出来ないフォローもたくさんあるから孫はぜひ大事にしてほしい。
でもよそさまと比べて鼻高々になったり、挫折感でいっぱいになっていただきたくはないですね。
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わたしはたぶん普通以上に子どもがすきで、子どもを見ていると嫌なこととかかなり忘れる。
乳児から小・中学生まで、通りすがりの知らない子どもとよく遊ぶ。
もちおはもうずっと子どもがほしいと思い続けている。
でも、もしわたしたちが子どもを持ったら、それが人としての価値や功績、手柄として見られる文化があるんだな。
/くたびれ はてこ