「さざなみのよる」木皿泉
読んだー!出てるって知ったらいてもたってもいられず即買ってきた!1日で読み終わってしまった。勿体なくて読みたくないけど、早く読みたくて仕方なかった。
NHKでやってた富士ファミリーに纏わるお話なので、出演者で再生されてました。
亡くなったナスミから始まる物語。さざなみのようにパワフルで格好いいナスミの存在がみんなのなかに広がっていくお話。
大事な大切な人を喪っても、心のなかで生きている、というのはよくあるけど、どちらかというとその人との思い出や影響として自分のなかに生きているのかなぁ、という感じのお話でした。…[全文を見る]
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本読了のことを語る
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「あずかりやさん」大山淳子
あたたかい本が読みたいと思っていたので、買ってみた。
最初、読み始めたときに語り手が人じゃなかったので、苦手かも、と思ったけれど、読んじゃえば平気。
1日100円でものを預かるあずかりやさん。それ以上でもそれ以下でもなく、余計なことは聞かずにただ静かにそこにいる。
いつもあるべきものがそこにあってくれる安心感ってあるよなぁと思ったりしました。
その人たちにも日常があって、感情があるんだけど、ついつい忘れがちになり、そこにいてくれることを願ってしまうんだよね。
続編出ているみたいだけど、読もうかどうしようかなー。
本今日買った本のことを語る
ハモニカ文庫に三編の短編が加えられて文庫化。「すべての男は…」は十代の頃が最初の単行本だったのではないか。最終巻という惹句に感傷的になりつつ。
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はてなブログで感想を書きました。
『子どもたちのいない世界』フィリップ・クローデル
大人向けの児童書って感じ。つい音読したくなります。
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2018/09/15/200000
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「きょうのできごと、十年後」柴崎友香
この作品のことは何年か前に柴崎さんご本人から聞いた。でも、その時は雑誌に掲載されただけで単行本の刊行時期も未定とのことだったので、図書館で掲載雑誌を探して読んだ。
その時にも思ったけれど、今回あらためて読んでみて、ああやっぱりあの子たちにも十年の時間が流れたんだなあ、と。
十年前にもそれぞれいろんな生活をしていて、いろんな事情や悩みがあったりもしたけれど、十年後の"今"から思えば、やっぱり若い。悩みにしても、若いなりの悩みだった。
30歳とか32歳というのは人生の一つの分岐点なのかなと思う。私のその年頃ってどうだっただろう?20歳や22歳くらいの時には、この先の人生はどんなふうにもできる、選択肢は無限だ・・・・なんてことを意識はしなくても、どこかそれが当然のように思っていたことが、十年経つと現実が見えたり、否応無しの選択を迫られたりするんだよな。
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「死神の浮力」伊坂幸太郎
やっと読み終わったー。文庫本発売当時に買って、積ん読本になり、1ヶ月前くらいから手をつけてようやく読了。
あぁ、なんて重いテーマなの。と思って読み進めていくとやっぱりところどころ伊坂ワールド。
死神シリーズは好きです。
死神の精度も読み直したくなってしまいました。
本今日買った本のことを語る
この模型誌を買ったものかどうか迷ったのだけれど巻末の記事で、
(N響主席オーボエ奏者で模型趣味でも有名な)茂木大輔さんの模型部屋拝見が夢のようで、それを手元に置いておきたくて買ってしまいました。
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8 月
・アガサ・クリスティー『エッジウェア卿の死』……謎の美青年が単に謎の美青年でした。
・金田弘・宮腰賢『新訂 国語要説』……20数年ぶりに通読。全然覚えていないのでいちいちフレッシュな反応をしてしまいました。
・岡崎友子・森勇太『ワークブック 日本語の歴史』……上の本とセットで。中古か近代か、そのどっちかを基準に考える癖がついているので、たまに通史で勉強すると「こりがほぐれた」みたいな感じに。
・アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』……ポアロシリーズを最初から順番に読んでいくと、オリエントが始まったところで「そっかあ、ずっとこ…[全文を見る]
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はてなブログで感想を書きました。
『キャロル』パトリシア・ハイスミス
同名映画の原作小説です。
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2018/09/01/200000
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「星宿海への道」宮本輝
ゆったりした語り口で、お話もなだらかで、劇的な展開があるのに、どこか穏やかで不思議な文体でした
関西弁の機微がわからないので、受け取り損ねたニュアンスがいっぱいあるんだろうなぁ
「おらおらでひとりいぐも」若竹千佐子
こちらは東北弁
リズムが良くて、音読したくなる
最後がよかった
思考って言葉にしなければなかったことになっちゃうけれど、誰の中にもあるのだから、大事にしなきゃなぁって思いました
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「遠くの声に耳を澄まして」宮下奈都
昨日本を持っていくのを忘れて本屋さんで買った。短編だとサクッと切り上げやすくていいよね、ということで。テーマが旅っぽかったのもポイント◎
お気に入りは「ミルクティー」。でも今の私の心情に寄り添ってくれていたのは「部屋から始まった」でした。多分タイミングによって変わると思う。
1編1編にグッとくるセリフがあったり、そうだよね、って沁みたり。みんな生きていると少しずつ、ちょっと何か噛み合わないものを抱えていて、目を瞑っていたりもするんだけど、きっかけがあったりして「遠くの声に耳を澄ませて」みたお話が多かったような気がする。
ふとまた読みたくなるようなお話で、ふわっと温かい感じのお話でした。
「コーヒーはこれからのための飲みもの。紅茶はこれまでを振り返るための飲みもの」ってフレーズがすごく気に入った。
短編集とはいえ、久しぶりに1日で1冊読みきったな。
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昨日のだけれど、ビートルズの歌本。
楽譜の本は多いけれど、一曲1ページで歌詞とコードだけの
弾き語り用はあまり見かけなかったんだよね。
めくらなくていいから便利。
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ちはやふる 39 特装版
ついつい付録付きを買ってしまう。
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最近買った本。薮内清『中国の科学文明』
ブックオフオンラインで注文したら0円になって、なんでかと思ったら「不備が見つかったのでタダにするよ」というしおりが。わりと美品だと思うけど。
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最近買った本。
原田信男『歴史の中の米と肉』
日本の食文化における米と肉の対立に着目し、社会史的にその展開を追う異色の論考。
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最近買った本。アガサ・クリスティのポワロもの。
この前まで Gyao! でスーシェのポワロを配信していたので久しぶりに観ていたら原作も読みたくなったのだった。
ついでにミス・マープルも。
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はてなブログで感想を書きました。
『虚人たち』筒井康隆
実験的な内容で、個人的にはあまり面白くなかったかな。
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2018/08/18/200000
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『べつの言葉で』ジュンパ・ラヒリ
家庭では完全にベンガル語(両親の言葉)、一歩外に出れば教育、研究から執筆まですべて英語で生活してきた著者は、20代半ばの頃にイタリアを旅行し、イタリア語に魅了される。アメリカ帰国後、イタリア語の学習を開始し、その20年後、家族(夫とこども)と共にイタリアに居をかまえ、イタリア語での執筆を始める。この本はイタリア語での初の著書。エッセイと短編二編。
言語的に、人種的に、また女性として、マイノリティであるとはどういう経験をすることか、とか、非母語を学ぶこと自体のおもしろさ、その過程あたりが語られていて、とてもおもしろかった。
非母語を学んでる人にはうなずけるところがかなりあると思う。
これ実際にイタリア語で読めたらいいだろうなあ。
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「騙し絵の牙」塩田武士
・大泉洋さん当て書きで話題のミステリー、表紙も各章の扉も大泉さん
・面白かった!
・うーん、面白かった部分を書けないのが残念
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7 月
・岩井志麻子『現代百物語 終焉』ー毎夏楽しみだったこのシリーズもこれでおしまい。最後はバラエティーに富んでいて、「生きている人間がいちばんこわい」式じゃない、一線を越えそうになったり越えたりする話があって、こわかったです。
・柚木麻子『ナイルパーチの女子会』ー三人称の小説なんですが、二人の女性のどちらかに焦点がぐーっと当たる、ちょっと一人称ぽい雰囲気で、章が変わる度に「これいまどっちの話……」となるのがおもしろかったです。怪談よりこわかったです。
・スティーヴン・キング『トム・ゴードンに恋した少女』ー嵐を抱えた家族の中で、その…[全文を見る]