毎朝5時起きで家の周りに植えた松や桜の苗木に水やり……正直、しんどいな、今日はサボりたいなと思うときもある。
こういう時、妄想で乗り切る。 想像してみよう、黒々とした松や美しい春の桜の木を……そこに集まる可愛い小鳥たちを……
風が木立を涼し気に吹き抜ける音に囲まれ、ちょっとした公園のように豊かに育った木々たち。
「わぁ、あそこ木がいっぱい。 公園かな? 」「いや、あれは人のお家だよ」 なんて国道を通り抜ける車が噂する。
以前はそんな家だったのだ、家は。 ひいじいちゃんが山から移植した木のように5~6mとかいかなくていい。
昔のように、そこそこ涼しい日陰があって、そこに喜んで鳥たちが羽を休めにくるような……そんな家にしたい。
お話しするにはログインしてください。
Tips:引用記法:>>(大なりを二つ)で始まる行は引用文として扱われる。
妄想のことを語る
妄想のことを語る
「何か生きるのしんどいナァ」という気分の時 「猫はいいなぁ」 と思ったことはないだろうか。
いるだけで愛されて、写真をアップするだけでSNSが和む。 食べるものと住むところを保証され、年がら年中寝てばかり。
しかし、これを人間に置き換えて想像してみる。
自分より体が何倍も大きな動物に飼われたり売買されたり所有されたりしている。
都合のいいように無神経に体をなで回されたり、ほおずりされたり。
野良猫なら、住食の保証どころかその日生きるのに精一杯で、食うに困って人間に媚を売ったらやべー変質者に捕まって殺されたりされるものもいる。
最近では中毒性のある「おやつ」が蔓延している。
ストレス解消にと与えられ、それがないと生きられないと言わんばかりの、ヤク中同然の目をしたやつもいる。
だめだ、怖い怖い……やっぱり安易に擬人化とかするものじゃないわ。