お話しするにはログインしてください。

|

Tips:行頭を # で始めると、その行は見出しになる。# を複数置くと中見出し、小見出しを作れる。
@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第二十八話「狗奴王父子」を公開しました。

姫氏王の冊封の儀式に遅れて、邪馬臺国を訪れたのは、南方の倭人の別種を統べるもう一人の王者、狗奴王でした。狗奴王は、さきの邪馬臺王との約束を挙げて、独断で朝貢をした姫氏王を責めます。二人の王者の対立は何をもたらすのでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中!『三国志外伝 張政と姫氏王』第二十九話「姉と弟」を公開しました。

姫氏王の弟で、狗奴王の跡継ぎとされる狗古智卑狗。王者の一族に生まれた子だからとて、誰もが政治の才能を持っているとは限りません。姉と弟の関係は何を巻き起こすのでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中の『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十話「死せる者と生ける者」を公開しました。

難斗米は大率だいすいとして伊都国に赴任し、奴王の葬礼を執り行います。狗古智卑狗は、父の言いつけによって埋葬を見とどけます。その狗古智卑狗の態度に触れて、難斗米は何を思うのでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十一話「出発」を公開しました。

邪馬臺国での任務を完了した張政たちは、帯方郡へ向けて帰路につきます。難斗米は北方諸国を巡察する新しい任務を負い、狗古智卑狗は王子として狗奴国へ還ります。各々が旅で得たものを胸に抱いて、ひとまずの落着を迎えます。そして……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中の『三国志外伝 張政と姫氏王』は第三十二話「正始年間」より第三章「死生の巻」の始まりです。

正始二年に帯方郡に戻った張政たち。姫氏王から洛陽への朝貢使は、四年に一度をめどとして発遣されることと決まり、魏朝と邪馬臺国の定期的な交渉が確立されます。張政や梯儁は、引き続きこの関係を支える公務に従事しますが……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中! 『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十三話「以に死す」を公開しました。

正始八年、張政は勅使として再び倭人たちの所へ向かいます。その途上、弁韓の狗邪国で帯方へ向かおうとする禿骨先生に遭遇、急報を聞かされますが、道を走り邪馬臺国に着いた時にはすでに……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十四話「酒紅の相」を公開しました。

女王の死により、邪馬臺王位の相続問題が持ち上がります。幼い臺与が推戴されるのか、それとも今や狗奴王となった狗古智卑狗が両国を併せるのでしょうか。〔親魏倭王〕の金印を預けられる立場となった難斗米の胸の内や如何に。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十五話「嵐の神の訪れ」を公開しました。

狗奴王狗古智卑狗は、主人を失った邪馬臺国の王宮に入ります。今は亡き姉が、かつて臺与を奪うために、我が妻を侍女に毒殺させたと睨んでいる狗奴王は、その下手人を探し出して死刑に処そうと考えますが、果たして……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十六話「闇に揺れる火」を公開しました。

張政と難斗米は、狗奴王が〔親魏倭王〕の爵位を相続する許可を得るためとして、うるさい近習の阿佐と迦佐を追い払います。一方その頃、姫氏王の殯の宮では、棺に付きっきりの臺与に異変が……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

いよいよ大詰め! アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中の『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十七話、第三十八話を公開しました。

宵闇の下、女王の葬礼が挙行され、篝火の揺らめく中に、人々の願望、記憶、計略、そして赤い血潮が照らし出されます。果たして、死せる者が安らかに眠り、生ける者が道を失わない明日はあるのでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王』第三十九話、第四十話(最終話)を公開しました。

張政は、邪馬臺国での任務に始末を付けて、倶に往くべき人を連れ帯方に還ります。そしてそれからの生涯を、張政はどんな思いを抱いて送ったのでしょうか。

次回、〈アルファポリス版奥書〉を以て連載完了となります。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

アルファポリス歴史・時代小説大賞に参加中『三国志外伝 張政と姫氏王〈アルファポリス版奥書〉を公開しました。

作品に関するちょっとした後書きを付けてこれがほんとの最終回となります。お読みいただいた方々にありがとうございます。これから読んでくださる皆様にも予めありがとうございます。歴史の続きは、また別の作品で。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

次回作を準備中。

  • 皇極天皇の二年に、山背大兄命が殺された事件を扱う。短編。
  • 山背大兄は、聖徳太子の子で、推古天皇が崩御した後、田村皇子(舒明天皇)と位を争った人物。
  • 日本書紀では、蘇我入鹿が、古人大兄を天皇にするために、殺害を主導したことになっている。
  • ただ日本書紀は、中大兄皇子と中臣鎌足が入鹿を殺したことを正当化するために、蘇我氏に落ち度があったように筋立てをした節がある。
  • 古人大兄は、舒明天皇と蘇我夫人の子。皇位継承順では、舒明と皇極の子である中大兄と大海人が、一番の競争相手となる。
  • 容疑者が不明なら、被害者が死んで最も得をした人物が、殺害の動機を持っていたはずだと考えるだろう。それは誰か?
@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

作品のために推古天皇崩御の際の主要人物の年齢が知りたい。年齢がわかる関係者は三人。

  • 推古天皇:治世三十六年(628)に死んだとき「年七十五」と記載あり。欽明帝の十五年(554)生まれ。
  • 中大兄:舒明帝がその十三年(641)に死んだとき「年十六」と記載あり。推古帝の三十四年(626)生まれ。
  • 聖徳太子:用明帝の二年(587)に十五、六歳と取れる記述あり。敏達帝の元年(572)頃の生まれ。推古帝の二十九年または三十年(621、622)に死んだとき五十歳くらい。

推測される年齢。

  • 蘇我馬子:これより前、推古帝の三十四年(626)に死んだ。敏達帝の元年(572)…[全文を見る]
@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

新作『斑鳩寺に血は流れず』第一話「女帝の風韻」を公開しました。

本作は、山背大兄が死に追いやられた事件について、勝者により「作られた」歴史観を解きほぐし、考証と想像により、当時の実際を再現しようとする企てです。

なお副題に使った「女帝」というのは、決して後世の造語ではなく、日本律令の正式な用語として有ります。つまり令制では女帝が存在しうることを予定していて、それを当然に導く前提として推古帝や持統帝の実践が有ったのです。これから語るのはその「女帝の世紀」の一幕です。

語りは、炊屋姫尊(推古天皇)の治世が、まさに過去のこととなろうとしている時から始まります。跡継ぎに指名されていた上宮太子(聖徳太子)は六年ほど前に没していて、王座争いの予感が人々の心中を静に掻き乱します……。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

斑鳩寺に血は流れず』第二話「葬喪の夜」を公開しました。

六ヶ月の殯を経て、天王の棺が埋葬されると、王位継承をめぐる動きが表面化しそうです。候補となる二人の王子をとりまく人模様はどんなでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

斑鳩寺に血は流れず』第三話「忌みの明け方」を公開しました。

天王の葬喪の夜が明けようとする時、早くも王座をめぐる陰湿なかけひきが始まったようです。中にはこのどさくさに便乗して政敵をやりこめようとする企てもあるとかないとか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

斑鳩寺に血は流れず』第四話「斑鳩寺を仰いで」を公開しました。

斑鳩寺こと法隆寺は、当時最新の技術を駆使した、まばゆいばかりの建築です。その隣に、伝統的な素朴な斑鳩宮があります。そこに住む山背大兄へ、蘇我蝦夷大臣が差し出した返書の内容はどんなでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

斑鳩寺に血は流れず』第五話「山背大兄の立つ瀬」を公開しました。

蝦夷の申し開きに釈然としない山背大兄は、さらに問いただす手紙をうまく書こうとして気遣いをします。その結果はどういうことになるでしょうか。

@kodakana_ship10
歴史小説のことを語る

毎週金曜日更新、『斑鳩寺に血は流れず』第六話「老いらくの野望」を公開しました。

摩理勢は甥の蝦夷に地位を奪われたという思いにとらわれ、山背大兄王子の王位継承を支持することで逆転を狙っているようです。老境で仕掛ける大勝負の行方はどうなるでしょうか。