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『中二階』ニコルソン・ベイカー
すごい本だった
疲れた…面白かった…
読み始めてから年単位で時間が経過してる間に世の中が変わって、Google検索履歴に基づくデータサイエンスの本とそこはかとなくかぶる部分なんかが出てきて不思議な気持ち

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アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000

ノルマを決めてコツコツ毎日少しずつ読んでとうとう読み通した。
頑張ったから明日の朝のトーストはバターを多めに塗っていいぞ俺よっていつも多めか

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『風と木の詩』竹宮恵子
キャラクターをとことん丁寧に描くことで徹底的に個人的なテーマが骨太で壮大に仕上がっていた。
連載当時ファンだった同級生の身もだえする姿から想像していたのと違う作品だった。大人になって一気に読むことで理解は深まったのだろうと思うが少女らがあの世界にリアルタイムで小刻みにさらされる体験の大きさははかりしれない。妖しい世界にただ魅了された子も、救いを得た子も、トラウマになった子もいたことだろう。すごい時代だったなぁ。それとも、私が知らないだけで、今もあんな作品が生まれているのだろうか。
あとどうでもいいけど相手をしろと主張してくるうちの猫がジルベールに見えてきた。もっとそばにいてやらなきゃあ(割と真剣)

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『モンテ・クリスト伯』(ちょっと前)
読み始める前は長いかなと思っていましたが、いい塩梅で緩急ありつつ全体的に佳境で(たまーに引っ張りすぎ)、結局ちょうど満腹になる長さで大満足。さすが長年多くの読者の支持を集めているだけのことはあります。ひとりひとり丁寧な人物描写も堪能。ユージェニー嬢は、中心的登場人物ではないですが痛快で好きでした。
この作品は映画化漫画化などされているようですが俳優や絵を楽しみたいムキは別としてこれがどこであれ切り詰められるのかと思うともったいなくてぜひ小説全7巻で楽しむことをおすすめしたいです。訳がちょっと古くて気になるのは最初だけ!どうせ舞台は昔だしね。

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『あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?』
土屋賢二

面白かった。視界が開けた。哲学関係の本で、初めて、実際のもやもやを解く手がかりを得た気がした。そしてツチケンのあのおかしいエッセイのナンセンス部分は単なる感性ではなくりくつの捻れに対するこういう認識があったのだと大いに納得。

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『ひきだしにテラリウム』九井諒子
ひさびさにこういう感じのものを読んだのでチューニングに手間取ったが一旦乗れると楽しい。
「仕上げにこの毒を…」もう毎夏3回思い出さずにはいられない。

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『数学がわかるということ』
結論: 「数学がわかる本」ではない。
わかりやすく解説してくれているはずなのですが...噛み砕く方向が...私の理解の枠組みの形となんともかんとも合わない...。
それでもときどき埋まってる興味深い記述を逃したくなくて、数式を大胆にすっ飛ばしてはフラフラになりながら(一応)読了。
辛かった。こめかみがしびれた。
たまに理解不能な世界に触れるのは謙虚な心を忘れないためには有益であるものの、不向きな方面はもういいかげん捨ててもよいと自分に許可を出すことにしました。

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『連舞』有吉佐和子
緩急のキレある展開、奥行きのある人物と人間関係の描写に大満足。しがらみフォーメーションのダイナミズムもたまらない。物語のはて、すがすがしくハラのすわりきった主人公はしかし20代後半の若さなのであった。参りました。『乱舞』も引き続きわがきんどーちゃんにお迎え。

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『身体のいいなり』内澤旬子

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『調香師の手帖 香りの世界をさぐる』中村 祥二
あまりに面白くてここ2~3日昼休みに熱くにおいを語っていた。今日のテーマは龍涎香(をいかに拾うか)など。
その勢いで今日は一念発起してちょっと手出ししたことがない値段のワインを買って帰った。そのワインについてネットで調査したら5~10年寝かすことがおすすめされており衝撃を受けているイマココ。そう飲まないのにワインセラーなんか買わないよう。まあいろいろな意味で勉強になったということで…。

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『太陽の塔』
森見 登美彦

青春小説を読んでて、嘘くささを感じなかったのは初めて。
それはそれでいかがなものかわたしよ。

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『ふたり鷹』
けっきょく買ったんですよ全巻古本で。
本の状態は年数のわりによくてでもたいへんたばこくさくてもとのオーナーの人となりが彷彿されていとをかし。でもくさい。
内容は、まさに昭和の少年漫画ですね。大変楽しんで読みましたが、細部が、もう、いちいち。
セリフ回しなどは当時でさえファンタジーの域だったと思われます。当時はあまり気にしてなかったけど。
<気づき>
・ハンディブレンダーと据え置きフープロの間の違いは、2輪車と4輪車の間の違いと少し似ている

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What Makes Women Happy
Fay Weldon

予想よりマイルドで肩透かしを食らったけれど80すぎてとんがっていろというのもあれか。
巻末にインタビュー記事などが掲載されていて、好きな本コーナーがたいへん参考になった。
枕元に置いて就寝前に読んでいたのだが、毎晩表紙と裏表紙のダヴィデ像を目にしているうちにウエストの素晴らしさに気付かされた。いいわーいいわよー

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『世界屠畜紀行』 内澤 旬子
労作。
食べて、生きていくからには、やっぱり知っておいたほうがいいけれど、不自然なほど隠し立てされている屠畜まわりのことが詳しく書かれています。
理屈では分かっていたはずのことを、具体的に、他の文化との比較も交えて知ることができ、読み応え十分でした。
売れることをあまり想定していなかったのか、随所に各方面からの攻撃に対する脆弱性が発見され心配でパッチを当てたくなるけど、著者はそんなヤワなお方ではないでしょうね。

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The Bluest Eye
Toni Morrison

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『華岡青洲の妻』
久々にグイグイ引きこまれて夜更かししてしまう本でありました。
よく書けてるってこういうことをいうんだろうなあ。
終盤で病に倒れた義理の妹の冴え渡る言葉が圧巻です。
先日『あるスキャンダルの覚え書き』を観て、女友達は結局あてにならないかもしれない、無理にでも配偶者を確保すべきか、と不安になりましたが、やっぱいいかもと思い直しました。
あと、動物実験に使われてきた動物たちにあらためて合掌です。

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『病むことは力』金井 省蒼
野口整体関係の本はなんともいえず実感に訴えかけるんだよねぇ。
野口整体、体験したいような、怖いような。

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『訳者解説 -新教養主義宣言リターンズ』山形 浩生
解説対象の本や、紹介されている本で読みたいものを読み尽くさない限り、読了気分になれないモヤモヤ本。

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What I Wish I Knew When I Was 20
Tina Seelig
面白かった。面白かったけど。現役の若者が、書かれたものと適度な距離を保つことを知らず、字面どおりに受け取ったらしんどいだろう。勝間さんの本とかでもそうだけど。行間にあるはずの「ただし」部分って若いとわかんないことも多いから。

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『和宮様御留』有吉 佐和子
宮尾 登美子の『天璋院篤姫』も読んでいたことで、
1つのストーリーを両側から見る面白さを味わうことができました。
それにしても、テーマ自体の興味深さ、
先が気になるストーリー運びもさることながら、
この人の書く女というのはほんとうにリアル。
たのしいゴールデンウィークだというのに、
以前職場にいたイヤな女を思い出しすぎたのもまた一興というものです。