「誰だって落ち込むことはある。」という文に「主語と述語」という関係はあるのか?|こだかな
今回もちょっと寄り道をして、はてなブログで見かけた、実際に中学生に出されたらしい問題について考えます。答えられますか。
見出し画像は人工無能による「1940年代の日本の旧制中学校の教室で、鵺が国文法の授業を行っている。黒板の文字が読み取れる。水彩画。」です。一見よく出来ているが、旧制中学かどうか怪しい。
お話しするにはログインしてください。
「誰だって落ち込むことはある。」という文に「主語と述語」という関係はあるのか?|こだかな
今回もちょっと寄り道をして、はてなブログで見かけた、実際に中学生に出されたらしい問題について考えます。答えられますか。
見出し画像は人工無能による「1940年代の日本の旧制中学校の教室で、鵺が国文法の授業を行っている。黒板の文字が読み取れる。水彩画。」です。一見よく出来ているが、旧制中学かどうか怪しい。
日本語の品詞分けの考え方|こだかな
🈷️一本を目標としているこの書き物、今月用の記事がチョト長くなって間に合わないので、代わりにこれを、チャチャッと出来るかと思ったら、危うし月末、滑り込み。
今回の見出し画像は、人口無能氏作「品詞が整理して入れられたピルケース、18世紀の錦絵」。すごい! 文字がちゃんと読める!
動詞は活用し「派生」する|こだかな
日本語の動詞には豊かな「派生」がある。ちょうどラーメンがいろいろな味わいに変わるように。文の流れを作るうえで重要なことの一端です。
動詞類の活用についての整理|こだかな
今回の見出し画像は前の巳年の年賀状用として描いたやつ。尻尾を押さえるの心だ。
英語にも「主語と述語」という枠組みは不要かもしれない|こだかな
今回は番外編。それほど深く考えていません。見出し画像は人工無能による「アルファベットの奔流、中世の宗教画」。
このごろスペイン語やなんかをカジッていて、ロマンス系やスラヴ系の言語をやると英語の予備知識にもなるということは多いけれど、その逆はあまりないよなあと思ったりしています。そんなところから。
文論 〜 日本語は『猫』が教えてくれる|こだかな
今回の見出し画像は人工無能による「猫がラーメンを盗み食いする1930年代のカートゥーン」です。本文の内容もこの通り……かな? 助詞の「〜は」を中心に、「〜が」「〜を」と動詞の派生との関係を考えます。
図解にははてなハイクでのらくがきを流用。
「助詞を理解する方法」をその進化の断層から探り出す|こだかな
今回の見出し画像は最近の人工知能頼みを反省し、天然無能による生成です。天然無能とはホモ・サピエンスのことですぞ。内容は助詞の進化論のココロだ。
「あり」 〜 曖昧な境界線上の存在|こだかな
今回の見出し画像は“「蟻」が動詞でも形容詞でもなく名詞であるということを描いた少女漫画”です。本文の内容とは関係あり……ません。
母語弱者と日本語文法論――文はいかにして成り立つか|こだかな
今回の見出し画像は Microsoft Copilot による合成画像「ラーメンとハンバーガーが戦う少女漫画」です。その心は? 本文をご覧ください。
さて今回は実は去年の7月に書き始めていたのだが、引っ越しやら何やらで時間が空いたり気分が変わったりして、途中でなんとも進められなくなってしまっため、結局全部書き直しにしたのであった。しかしその分だけ新たに色々なものを読んだり、発見したりしたこともあり、望外に十分な内容にすることができたと思う。まだまだ続きます。
ちょっと前の話題ですが X.com から。
「なぜブラックジャックは医者が“いる”という代わりに“ある”を使っているのか?」という投稿をされたこの方はインドネシアの出身らしい。「いる」=人や有生物の存在、「ある」=無生物の存在、というように教わったものと推察します。
結論から言うと、このような使い分けが確立されたのはそう古いことではなく、昭和後期の大人はまだ「人がある」のような言い方をふつうに使うことがあったので、ブラックジャックの台詞は「何のために医者という人が存在するのか」という意味に取って差し支えないと思われま…[全文を見る]
学校文法はなぜ「時代遅れ」になったのか|こだかな
見出し画像はおふざけです。内容はクソ真面目です。
助詞の分類はそれでいいのか−−「より良く書く」ための文法論という立場から|こだかな
ちょっと大胆かもしれないが助詞の分類について、学校文法とは根本的に違う方法を提案します。
「オレがクマを食べる」の「〜が」は何の助詞だと言えるのか?|こだかな
オレがクマを食べるんだよ。あんたはクマを食べないか? 的なちょっとした議論である。ヘッダー画像も一筆入魂。
江戸時代に日本語の”進化論”を考えた学者が居た〜鈴木朖の《言語四種論》|こだかな
尾張名古屋の偉い人、鈴木朖がテニヲハを軸に日本語の構造を論じたことについて、解説します。
鈴木朖《言語四種論》全文|こだかな
まずは近世の言語学の書、その全文から。次回はこれについて多少のことを論述します。
日本語の動詞はなぜ文末に向かうのかという話しです。次回は鈴木朖の品詞論について書きたい。
動詞の性質が語順に関与すること|こだかな
「主語」という観念とどうつきあうのか、文法の原理と現象を区別しようという提案です。
日本語に「主語」はあるのかないのか?|こだかな
ここ数年あたたたためてきた住所の書き順に語順の原理があるという考えを説いていきたいと思います。
住所の文法と語順の原理|こだかな
猫は鳴き方がにゃあ、なのです。
日本語の語順についてのいくつかの観察|こだかな
文法論はじめました。まずは導入。体系的な日本語文法をめざして。
文と語順のこと|こだかな