お話しするにはログインしてください。
花うさぎのことを語る
花うさぎのことを語る
花うさぎのことを語る
マフラーのおはなし 再掲
…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
花うさぎのことを語る
花うさぎのことを語る
昨日アップした小咄「手紙」で出てきた黒髪君の「好き嫌い」については以前にハイクでわたしがでっちあげて落書きをしたことがありましたよねw 再掲しときます^^
花うさぎのことを語る
また初稿をあげていくけどゆるして、今日が最終日なの!!!
てことで、
ようやく鍵をもらった茶髪くんですv
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小咄「スイートホーム」
あなたと暮らしはじめて二週間ばかりたったころ、店長が教えてくれた。あなたが、冷蔵庫にいつも好きなものがある、特にそれを好きだと言ったおぼえもないのにと首をひねったそうだ。おれだったらそんなこと、とてもじゃないが人前で口にできない。けれどあなたはそれを心底不思議そうな顔つきでもらしたと店長が笑っ…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
2-3
この今になって、あのひとが亡くなって何年もたった今になって、ようやくおれは自分が思っていた以上にあのひとから期待され、おのれの想像をこえるものを譲り渡されていた事実を知った。
ここに、あのひとのサインが入った手紙がある。おれは今、これをあなた伝える言葉を用意している。
あのひとの望んだ未来を
あなたとともに見つめるために。
了
花うさぎのことを語る
2-2
あれからずいぶん時を経た今をもってしても、おれとあのひとの関係をどう説明したらいいのかはわからない。おれの所属する会の発起人であるという、ただそれだけの関係ではないものがそこにあった。
いちどだけ、唇を重ねた。儀式めいた契約を交わすようなそれを、誰かに告げる必要は今をもって感じない。たとえあなたであろうとも。
それと同じく、あなたにはあなただけの、あのひとへの言いようのない想いがあることを、当時のおれは今ほど理解していなかったように思う。
気後れと盛大な甘やかしの背後に横たわるそれぞれの狂おしい痛みと苦悩を察していなか…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
『夢のように、おりてくるもの』小咄「手紙」 2-1
花うさぎのことを語る
1-3
だからあなたがその件をいつ、あのひとから知らされたのかわからない。話しというほどのこともなかったのかもしれない。あなたはあなたで弟子とその母親である従姉からそれを聞いたのかもしれず、または夢使い同士の噂話で耳にした可能性もないわけではない。
あなたの叔母が、おそらくは「自死」したのであろうことを。
正直で隠し事の苦手なあなただからこそ、おれはあなたの何もかもを知っているような気持ちになることもあるのに、その不遜は肝心のときに打ち砕かれる。 おれはそれを悔やんでいるわけではない。ましてあなたを恨んでいるはずもない。ただ、…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
1-2
あなたがあのとき自身の叔母について尋ねたかったらしい様子には気がついていた。あなたは不器用で、それともあなたらしい礼儀正しさのためなのか、容易 にそれを口に上らせたりはしなかった。あのひとのほうも、あなたにそれを尋ねる口実を設けようともしなかった。おれはおれであなたの手助けをする余裕などあるはずもなく、結局その日おれたちはただ美味い酒と極上の寿司を御馳走になっただけだった。
私用のためか、タイを結ばないあのひとは普段よりずっとくだけた様子で、いつもどおり意地悪で、それでいてあなたにとても親身だった。その切れ長の瞳に 浮か…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
『夢のように、おりてくるもの』小咄「手紙」 1-1
あれはまだ付き合い始めのころのことか。あなたの叔父が、おれとあなたを行きつけの寿司屋に招いた。
あなたはたいそう喜んで舌鼓をうっていたが、おれは正直面白くなかった。奢られることも、あのひとの世話好きな善人ぶった態度も、あなたの無防備さも何もかも。だからその傍らで水のように酒を煽った。酔いもしなかった。
あのひとは当然のこと、あなたももちろんおれの虫の居所の悪さには勘づいた。そしてふたりだけになってすぐ、自分よりずっと親しいのにと首を傾げた。おれは説明しなかった。じっさい言葉にもならなかった。家について、あなたの瞳にうつるのが自分だけになるまではずっと不機嫌だった。
花うさぎのことを語る
はてなブログに投稿しました
『夢のように、おりてくるもの』小咄「手紙」2 - がらくた銀河
http://florentine.hatenablog.com/entry/2014/01/12/182803
これにてこの小咄はおしまいです。
後ほど、うささんの絵がついてこちらで連載しますよ~ん☆
どうぞよろしくお願いします!
花うさぎのことを語る
はてなブログに投稿しました
『夢のように、おりてくるもの』小咄「手紙」1 - がらくた銀河
http://florentine.hatenablog.com/entry/2014/01/11/215553
連載は完結してますが、小咄の更新をいたしました!
後ほど、うささんの絵つきでハイク連載予定ですが、とりいそぎ。
どうぞよろしくお願いいたします☆
花うさぎのことを語る
たいっへんに遅くなりました!
残念賞、「新年会」という掌編のコンビニコピー本、うささんの描き下ろし表紙(!)つきの発送準備整いました☆
id:fujifuji777さん、
id:silver_dragonさん、
id:rappappanekoさん、
ご入用の際は、29日までにご住所を、isozaki-aiあっとまーくmail.goo.ne.jp(@に変更してください)までお知らせください。
なお、
id:sleepinguma3さん、
id:pm3さん、
id:asayuriさんは、
この週末に発送予定です(御三方はご住所わかっておりますので、もしご変更のある場合にはお知らせください)。
どうにか「新年」のうちにはお届けできるのではないかと思います……orz
(うささん、ずいぶん前に描いていただいたのに申し訳ございませんです。どうにかミッション完了できそうです)
ではでは、お申込みくださったみなさま、
もうしばらくお待ちくださいませ☆
花うさぎのことを語る
兎とかたちの日本文化
今橋 理子
ISBN978-4-13-083061-4, 発売日:2013年09月下旬, 判型:A5, 202頁
内容紹介
日本美術から,和歌や俳諧,染織や工芸,グッズや和菓子,現代アートまで,親しき動物の表象から見えてくる日本文化の特質とは? これまでの美術史や民俗学の枠に収まらない,広汎な分野を渉猟した方法によって,文化の伝承あるいは創造という現代の問題にまで迫る.写真105点を収録.見ていて楽しくなる一冊.
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-083061-4.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「花兎文様から〈擬古典〉文様「花うさぎ」へ」とか、あるんだもんwww
よまなきゃ、うささん!!!
花うさぎのことを語る
さあ、今日でこの黒髪君アイコンとしばらく(!?)おさらばいたします!
何故かというと、本日ムーンライトノベルズさん掲載分も完結いたしました~。
こちらですと文字の大きさを変更できたりPDFでも読めますので是非どうぞ☆
夢のように、おりてくるもの
http://novel18.syosetu.com/n1558bq/
花うさぎのことを語る
お疲れ様でした。ヒーローインタビューならぬ疲労インタビューをしたいところですがw 限界でしょうね、おやすみなさいませ^^
コラボ、なんだかんだと愉しかったですわたしも!どうもありがとうございました。
そしてこれからもお世話になります、と今言えるのがとても嬉しい。
愛はあるけど理解はないふたり、サイコー☆おやすみなさい
花うさぎのことを語る
ようやくおわったよおわったよーおわったよーーーーーー
ふー
はー、これでこの小説、ジオングとは思わないですみそうですw
とか、
なんかもうちょっと感動的なこと話したいような気がするのですが
じぶんの小説がへたすぎて、なんか、それしか思いつかないというか(本音すぎるYO!
小説に、しょうせつへたでごめんね
でも、わたしのところにおりてきれくれて、ほんとうにどうもありがとう
でもごめんね
て、
あやまってる
けど、
でも、
これが「小説」だというふうに思われるような書き方もあまりしたくなくて
否、ぜったいにしたくなくて
(小説だというふうにする…[全文を見る]