重版出来 11巻 松田奈緒子
ちはやふる 38巻 末次由紀
それを愛とは呼ばず 桜木紫乃
重版出来。私のような漫画至上主義者はもちろん
ちょっと漫画好きという人にも是非読んでいただきたいです。
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重版出来 11巻 松田奈緒子
ちはやふる 38巻 末次由紀
それを愛とは呼ばず 桜木紫乃
重版出来。私のような漫画至上主義者はもちろん
ちょっと漫画好きという人にも是非読んでいただきたいです。
『ひつじのドリー』ダーチャ・マライーニ(著) 望月紀子(訳) さかたきよこ(画) 未来社
・イタリア語仲間から借りた本。
・原題直訳は、『ひつじのドリーその他こどものためのものがたり』で、こどものためのファンタジー集。ファンタジーといっても甘くなくて、表題作は、イタリアでは小中高あたりの国語の教科書に載ってるんだそう。星新一みたいな感じ?
・王様の台所出身だが身を持ち崩し、庶民階級出身のなべを妻にした、美しくて階級意識が強い浮気性のなべぶたの話とか、右と左で夫婦喧嘩ばかりしてるエナメルの靴とか、すごい発想。しかもこれ、ちゃんとその持ち主の人生も描かれてる。わたしこのエナメルの靴の話すごく好き。
・こどもが自分で買いにくい装丁というか価格帯というか、なのが惜しい……
・おもしろかったので、他の本も読みたいし、そのうち原書に手を出したい。いつかわからんけど。
買ってしまった(^^)
「言葉となればもう古し 加藤楸邨論」今井聖
・面白かった
・内容が詰まっていて読むのにすごく時間がかかった
・俳句論、作家論が書かれているはずなのに、どこか爽やかで切ない読後感があります
『末ながく、お幸せに』あさのあつこ
・『バッテリー』以来に読んだ。書き方に刺があるように感じる文章に懐かしさを感じた。
・正直登場人物のほとんどが暗くてつらかったけど、泰樹のお母さんに救われた。泰樹の両親の結婚に乾杯。
・全体的に萌恵と泰樹の掘り下げが足りない気がして残念。
今年のGWは数年ぶりに熱中して読めた。ああ、まだこんなふうに本に向かえるんだ、ということが発見でもあり、喜びでもあった。ここ数年失われていた時間を取り戻したような気がする。それはあまりにもロックな親鸞を描く吉川英治の筆致がていねいで慈しみと祝福に溢れるやさしいものだったからかもしれない。つい「まだ隠しているでしょう。早く早く!」と前のめりになった。決して嫌いではないけど、わたしの好みでもない。でも、一気に読んだ。図書館に返却日前に、それも翌日に続篇を借りるために行くなんて、好きな作家でない本をこんな勢いで読むなんて、ほんとうに久しぶり。うちは家系的に曹洞宗徒だけど親鸞聖人に感謝したい。南無阿弥陀仏。
4 月
・田村隆一『ぼくの交響楽』……エッセイ集。近所の子どもから借りた『日本歴史図鑑』をたぐりながら自分と戦争とをふりかえっていく「絵本太平楽」が圧巻でした。「大正というのは、すこぶる奇妙な時代だ。奇妙な明るさと暗さがコインの裏面のように表裏一体をなしていた、しかも重みがない。地べたに、コロッと落ちたって、ろくな音をたてそうがないんだな」という書き出しで。
・ミシェル・ウエルベック『服従』……こわかったけど妙に納得。 納得しながら読んだからこわいのかなあ。
・パトリシア・ハイスミス『11 の物語』……短編集。短編集なんだけど、読後感が長編ぽ…[全文を見る]
「隣のずこずこ」柿村将彦著
おお
あのね、いや、言えないな
うむ
「応仁の乱」呉座勇一著
面白かった!
居酒屋ぜんや ほかほか蕗ご飯 坂井希久子
機動戦士ガンダムさん 16巻 大和田秀樹
最近土鍋で炊くご飯にはまっているので
蕗ご飯につられました。
最近買った本。
『DASH村からワシが伝えたかったこと 三瓶明雄の知恵』三瓶明雄・太田空真
・図書館で借りた。うっかり読み損なってた。
・田舎暮らしをするにあたっての実践的実際的な知恵(どういう土地をどのように手に入れるべきか、どのくらいのサイズの畑をどのように運用するか、どのようにその土地についての知識と知恵を得、馴染んでいくか等々)から始まって、開拓民としての生活や暮らしの知恵などについてのインタビューが中心。
・DASH村関係の個人名や裏話はほとんどなし。
・炭焼き窯、かまど、五右衛門風呂、味噌、イナゴの佃煮、漬物、ワラジ等々の作り方とか具体的に語っている(ただ映像・画像的な補助は必要かな)。
・ノウハウのインタビュー本なので、端々に、人柄と、自分の故郷であるこの土地と人への愛情や誇りもうかがえて、それが今となってはちょっと胸を刺す。
・とてもよい本なので、再版してほしいなあ。
「月の満ち欠け」佐藤正午
私には怖い話にしか…
はてなブログに感想を書きました。
『記憶の書』ジェフリー・フォード
『白い果実』の続編です。
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2018/04/07/220000
3月
・國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学 』……言語の「能動/受動」という枠組みを対象化し、別の語り方を探ることの価値が示されています。「誰が」「誰に」「……させた/させられた」という、「尋問の文体」では、たとえばハラスメントの問題は乗り越えられない。行為主体あるいは行為の受け手ではなく、出来事を主体として語りあうことで協同の道を拓く。去年の話題作。やっと読めました。おもしろかった〜。
・丸山正樹『龍の耳を君に』……とにかくおすすめ。
・黒田龍之助『外国語を学ぶための言語学の考え方』
・黒田龍之助『チェコ語の隙間 東欧のいろんな…[全文を見る]
「生き方としての俳句」岸本尚毅
面白かった
最後はしんみりした
ブックオフオンラインで入荷待ちにしていた本が今年になってからちょいちょい入るのでその都度買うなどしている。
はてなブログで感想を書きました。ファンタジー小説です。
『白い果実』ジェフリー・フォード
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2018/03/24/200000
こないだ[教えてはてなハイク!]で質問したシャダーが出てくるのは、この作品です。
『コリーニ事件』フェルディナント・フォン・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳)
・2013年初版なんで、今ごろ?って言われるかもだけど、でも読んでないならおすすめの傑作。最近、買って貸してでも人に読ませたいくらいじゃないと本を買わない(買えない)んだけど、これはそれ。図書館で借りて読んで即注文した。
・っていうか、この本について話したいし知らせたいけど、ネタバレにせずにその理由を語れない。
・法律の勉強してる方にも話を聞きたい。ネタバレしないレベルなら、テロと報復と法律について。
・読み終わって、著者本人に思いを馳せてしまう。訳者あとがきも必読。
・誰か映画にして……! 丁寧な法廷劇の、静かな映画に。