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メモとか思いつきのことを語る

「火のないところに煙をたてるのが腐女子」
……「欲望の主体」って考えると、
「火のないところに煙をたてるのが男」ってのも言えるかな。
よくいう「その服装がこっちを誘ってる」ってやつ。
「だからおまえのせい」って言わないだけ腐女子の方がマシなのかな。
このへんもやもや考え中。

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いや、「だからおまえのせい」って言いたくないから
なるたけありえなさそうなカップリングにいくのだろうか。

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当事者(障害とか精神疾患)が周囲から有効な手助けを受けるには、当事者側から周囲への「告知」が必要。
しかしその「告知」には偏見が伴うことがままあり、時に勇気や覚悟が必要になる(「告知」→「告白」みたいに重みが変わる)。
その場合、もっとも手助けを必要としている人がもっともリスクを背負うことになるので、当事者が周囲に告知しなかったことを責めることはできない。
しかしながら、告知しなかったら、もしかしたら周囲が対応できたかもしれない部分、周囲から手に入れられたかもしれない有意義な情報が失われる可能性が高い。
人によってはこういうことですら「自己責任」と言うのだろう。
スティグマの話で書きたかったのは、そういうこと。

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もちろんそれ以前に「診断を受けに行く」という高いハードルもある<当事者から周囲への告知
もちろんこれが「高いハードル」になってる理由も同じところから来てるんだけど。
わたしの場合はこのハードルが一番高かった。
うっかり「思考停止」になりがちなのはまずいが、名前をつけてもらえる=分類されることでほっとしたのは確か。

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しかし自分の日記のヘッダにあんな文章入れといて、
「分類されることでほっとした」
なんてんでいいのか orz

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最近、両親の友人宅の、わたしより一歳下の「きょうだい児」のことを思い出してたところだった。
彼女はわたしと同じ保育園→小学校→中学だった。わたしが彼女とけっこう関わりがあったのは小学校くらいまでだった。
彼女も重度の障害者の「姉ちゃん」を大事にしてた、と同時に疎んだり苛立って喧嘩したりもしてた。その上にお兄ちゃんもいたけど、10歳以上離れてて、今ひとつわたしには印象が薄かったようで覚えてない。
satomiesさんのエントリ読んでて、彼女のことや彼女の姉ちゃんが頭に浮かんで泣いてしまった。考えてみるとあの「姉ちゃん」と彼女、そのお母さんの存在にも、わたしはけっこう影響与えられてるかもしれない。

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ああそうか、わたしが「所属されること」に反発するのは、生後すぐにわたしの「所属」先を決められてしまったためなのかもしれない。親がよかれと思ってしたことだったのは疑わないが、形式的にでもよいから、わたしに選ばせてほしかった。そしたらこども達の中である種の思い出を共有できず浮いてしまっても、「わたしが選んだ結果」と納得できたかもしれないのに。
「所属されること」はラク、でも押しつけられたくはない。
他の人ならばあったであろう選択肢が、わたしにはなかった。「所属先」の影響はわたしの中に深く根づいて、脱け出したいのか居続けたいのかももうわからない。
今もどっちつかず。所属先がない、どこにもない。

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コミュニケーション不全の人の他人との接触のしかたの一つとして、「物」についての語りってのがあるのかもしれない。
直接自分(の問題)にふれられることは嫌だけれど、あるものに対してどう感じるかを語ったり聞いたりすることによって、自分を語リ、相手を知る、というような。
わたしにとってはそういう接触はきっかけに過ぎなくて、その部分が延々と続く人はまだるっこしい、あるいは「こちらとの関係は必要ない人なのだな」と感じる。

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20代の頃フェミ関連の知人のつながりで自閉症児のお母さん数人とよく一緒にご飯食べたり喋ったりビデオ見たりしてたのだけど(わたしより20歳くらい上の人たち)、その人達も例として車椅子を挙げたことがあったな。
わたしが当時買ってた雑誌に、ある投稿(「自分のことを自閉症っぽいって自閉症でない人が言うと、自閉症に対する誤解が広まるから使うのやめましょう。共生のために」by介護士めざして勉強中)が掲載されて、そのぎまんに非常に怒ったことがあった。まず、その雑誌自体が今でいうBL系のもので、「差別的発言」について語るならまず自身の同性愛者をネタに雑誌作…[全文を見る]

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昔この話をやはり書かずにはいられなくなったことがあり、日記に書いていた。
http://d.hatena.ne.jp/dadako/20050629#1120060468
車椅子云々のところは書かなかったけど。
言葉の使い方、選び方は、わたしが昨夜の「ひとりごと」で怒ってたみたいに難しいところではあるんだけど、発する「場」とか「立場」の問題がかなりあると思うんだよなあ……。

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車椅子を自分たちが作るとか用意するという発想がまずなくて、車椅子がないならどうしたらいいかという発想もなくて、車椅子があっても押す人がいない時は乗ってる当人が自分で動かすなり別の人を呼ぶすべを見につけるなりしなくちゃいけないのに、そこを想像する頭もなくて、
だから、「自分が車椅子を押してる姿」が介護だと思ってるだろ、みたいなことだったと思う。
彼女の息子は当時もう施設で働いてた。

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しかしこの話、まとめるべきかどうか迷い始めてきた。
もう10年以上前の話で、状況も多少変わってるだろうしなあ。
大学時代からの友人に介護関係で仕事してる(今は事務だけどその前は長いこと現場だった)のがいるから、そいつに少し聞いてみた方がいいのかもしれないが。

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車椅子関連のところだけ日記に挙げて昔の日記にリンクするかな。それにしても、昔の日記に既に「自閉症児の親も含む」って書いてあるのを見た時には「あらー」と思った。すっかり忘れてた。
思い出していくと擁護施設も身体障害も知的障害も発達障害も、当事者・家族含め、深くではなくても関わった事があるのに、全部ふだんは忘れてるのね。
こどもの時の方が関わる場・関わらざるを得ない(この言い方はアレだが)場があった、ということかもしれないけれども。
今はわたしの活動の場や視野が狭くなってるんだろうな。

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去年だか一昨年だか、鬱でウツウツかつ(他人から見たら)攻撃的な日記を書いてた頃に「もっとくだらない系のお笑いでも見て楽になれば。たけし軍団みたいな」とほのめかされてがっくりきた事がある。
わたしお笑いは好きでわりかし見る方なんだが、つうのと、鬱の時は笑うこと自体難しいし後からけっこうどっと疲れがくるもんなんだが(それでも一時忘れたくて見る)そんなのわかってないだろ、つーのと、よりによって一番苦手な軍団すすめてくるか、つーので。
吉本とかの大阪方面の上下関係はわりとまだ平気なのだけど、軍団のあの雰囲気はもうできた当初から苦手、というか嫌い。いじめられたりした事あるからダメなのかと思ってたんだけど、もしかしたらあの笑いの質や雰囲気に、昔からホモソーシャルばりばりを感じとってたのかもしれない。

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小学三年くらいのとき、出席番号がすぐ次の子がやたらわたしのやることに口を出したり手を出したりしてくるので、すごく嫌になった。
考えたあげく、顔をちゃんと見て小さい声ながら本人には聞こえるようにはっきり
「小さな親切大きなお世話」
と言った。当時CMかなんかでよく見たフレーズだったのね。
彼女はそれ以降ちょっかい出してこなくなった。
非コミュ人生はこの頃には既に始まっていた(-_-;)。

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しかし結局、わたしの中に「そういう部分」があるからこそ、相手が退くような的確な攻撃になってしまうわけで、そのへんの自分の醜さはあるていど自覚している。

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『水晶内制度』を読むきっかけになったのは、ティプトリーの『たおやかな狂える手に』なのだけれど、あの小説が好きなわたしとしては、
映画『ペネロピ』はいろんな意味で気になってしょうがないのだった。
あそこまで、行ってくれるだろうか。

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ほんとうはスイーツ(笑)と同じように、「フェミニスト」にも(笑)をつけたいんだろうなあ。
それとももうやってるのはいるのか?わたしが見たことないだけで。

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『水晶内制度』がかなり自分の好きな分野の切り口が多い本で、感想を書くのに困る。人によって取りかかる場所が変わってくる本だろうなあと。
でまたいつものごとくこっちで下書き兼もやもやの吐き出し。
とりあえず忘れない内にメモするが、amazonレビューで5が2、1が1ついて平均3.5になってるんだけど、この1をつけたレビューがこの本に対するある意味最高の評価になってるのがかなり笑えた。
この人ほんとに読めなかったのか読まずに書いたのかわからないんだけど、この人のおそらく叩き目的のレビューはこの小説のめざしたものが達成された格好の証拠になってしまってる。
こういう両極端の評価を受けるものはぱわーがあって、おもしろい。

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なんでフェミニスト(笑)なんてことを考えたかというと、『水晶内制度』の舞台である女人国が、「フェミニスト(笑)」的な精神構造を持つ「女」以外を人間として認めないことになってるから。
ヘテロで性欲を持たない(ことになってる)女しか存在しないってのは、たぶんある種の人々にとっては「常識」なのだろうけれど、それを押しつけられた側が積極的にそれを受け入れかつ自分たちのために徹底的に利用したらどんなにグロテスクな世界になるか。
『家畜人ヤプー』の方が全世界で同じ意識を持ってるだけまだ悲惨でない気がする。