なるほど。一文イズノット一行。ご指摘ありがとうございます。すいません、勘違いしていました。
ちなみに、ぼくのインチキな連想は、多分ボルヘスかマルケスのどちらか(忘れた)から来てると思われます。
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一行超短編のことを語る
一行超短編のことを語る
意地悪で、豚の脂身が好きな給士のマカール・ジェーヴシキンが、いつものようにレストランへ出勤すると、分かれてから一週間になるアンジェリーナ(ウエイトレス)と親友のラルフ(料理人見習い)から「オレたち、付き合ってもいいかな?」と問いただされ、思わず「構わない」と言ったものの、三年後、あの日から俺の人生は坂を転がり落ちるように悪くなっていったんだとマカールは思ったり、思ってみなかったりしながら一人で風呂につかりながら、スタンダールの『恋愛論』を読んでいる。
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元羊飼いパンチョは、セルバンテスの頼れる相棒であり、親友であったが、今まで一度も女を抱いたことがなかった(童貞)。
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旅の途中、ある日セルバンテス(ロバで放浪中のアルゼンチン人)が目覚めると、脇の下や股の間などじめじめしたところを好み、蝶が卵を産み付けたように「かなしみ」がびっしりとこびりついており、ひどいニオイを放っていることに気がついた。