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今日観た舞台のことを語る

メタル・マクベス disc3
・怒涛!!歌、ダンス、殺陣と息つく暇がありません
・原作を知っている面白さ、シェークスピアの台詞の心地よさ
・遥か未来のランダムスターのパートと、80,90年代のマクベスのパート、ランダムスターのパートが実で、マクベスのパートが虚なのか、いつ虚実転倒してもおかしくないストーリーの響き合い、ロックバンド映画が好きな人にもぐっとくると思います、いや、ほんとに、ローズとか…
・休憩まで、あっという間!で、終幕まであっという間!
・クドカン臭、さーいごーの方〜のアレまで、ほぼ感じませんでしたが、これまでのメタマクはどうだっ…[全文を見る]

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今日観た舞台のことを語る

「髑髏城の七人〜極〜修羅天魔」千秋楽ライブビューイング
・前回観に行って台詞のやり取りの変更なんかでしっくりこなかったところが、腑に落ちるようになっていた。一度見ているからか、台詞回しなのか、カット割で役者さんの表情や仕草がはっきり見えるからなのかはわからないけれど
・顔がよく見える、舞台全体ではなくて、キーパーソンや、その後の繋がりが分かりやすいように演出してもらえるのは嬉しいなぁ
・夢虎がすごくよかったのと、川原さんの細かいお芝居や表情がよく見えて嬉しかった
・千秋楽、初めて見たのですが、よかった!閣下!煎餅!などなど
・とにかく、天海祐希〜!

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「髑髏城の七人〜極〜修羅天魔」
・うう〜ん…ろくじゅう…ご…てん…という印象
・もっと極楽と天魔王のドロドロを濃厚に描くか、登場人物らの愛憎入り乱れる感じか、どちらかにしてもらえると私としては嬉しいです
・これが、おまけ的なものじゃなくて、この後も改変を重ねていってくれるなら、それは嬉しいです

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「髑髏城の七人〜Season月 下弦」
・上弦とほぼ同じ台本なのだそうですが、所々の台詞の違いや、キャラクターの違いで、いっそう三人の関わり、絆がはっきりした感じがします。少年期の三人の面影が垣間見える気がしました
・この極楽もよかったし、この兵庫もよかったし、蘭兵衛の振れ幅もよかったです
・天魔王の人間らしさがよかったです。迷いの最中なかんじがあって

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「髑髏城の七人〜Season月 上弦」
・好みはあると思いますが、ストーリーとしては完成形と言われても文句はありません。若者のための物語になったと思います。帰り道で「わかりやすくなった(なってしまった)」という声も聞こえましたが、その辺りはストーリー上の辻褄合わせだけでなかったと思います
・三人には三人の絆があったんだということが感じられて、よかったです。信長の存在とその呪縛もはっきりしていたと思います
・蘭兵衛と兵庫は極楽太夫を誰が演じるかによって、そこの関係性が変化してくるので、その部分に関しては今回がベストかというとわかりません。…[全文を見る]

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一晩経ちまして
「髑髏城の七人〜風」
・パンフを読んだら「(小栗旬のときの)若髑髏で捨/魔王二役を止めたことで、三人の若者それぞれの青春を描くことができた」って書いてありました。風では、それをもっと明確に描いてあるような気がします。誰も過剰なドラマを背負っていない、等身大と言ったらおかしいかもしれないけれど。
・三人とも(家康もなんだけど)、抗えない歴史の流れの中で、こうならせざるを得ない8年を生きてきて、もしかしたら本能寺の前から実は役割の中で生きてきて、それがこの機に生き直す機会を得たのかしらって思います。それが捨、家康には未…[全文を見る]

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「髑髏城の七人〜風」登場人物編
・捨も蘭も天魔王も「昔つるんでた俺ら」なかんじがありました。捨はかなりフラットな人だったし、天魔王は劣等感とか孤独をこじらせたとか、すごく陰謀家、卑劣漢みたいなのはなくて、割と普通に「戦国時代だし、チャンスがあって、実現できる手だてがあればチャレンジしたい」くらいなかんじで、二人とも人間らしかったです
・人間らしさっていうかんじで、キャラの変化が大きいと思ったのが蘭と家康。観ていて「蘭、ぶれまくり」と思ったのだけど、ぶれているというより、やっぱりこじれていなくて、心の中にあるものが、その都度その都…[全文を見る]

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「髑髏城の七人〜風」ストーリー/セットなど編
・ストーリーの補強がありました。あと、花鳥風では「戦」感が強いのだけれど(敵方の敗残兵描写があったりとか)、今回は城攻め描写がありました。お話の完成度というか整合性というか、スケール感とか出ているのかなぁって思うけれど、これまで結構脳内補完してきたので、「ふーん、なるほど」っていうかんじでした
・あ、けど、城攻め描写補完は、家康の人物造形の変化を受けてのものだと思うので、それはいいなぁ!
・衣装がシンプルで、色合い抑えめ、セットもかなり質素で、戦いのために突貫工事で建てた城の内部はこんなだろうなぁというかんじがありました。もしかして、「髑髏城の七人」の中でのリアリズムなのかなぁと思ったり
・席が16列目のわりと端の方で、聞きしに勝る見え辛さでした!!

つづく

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「髑髏城の七人〜風」出演者編
・ちょっと、ムカイリ、美し過ぎる!
・前半は台詞回しも動きも舞台らしいメリハリがなくて、テンポが悪いかんじだったのに、それなのに、舞台に立っているだけで、すっごく目だつ!で、声がいい!細かい芝居がいい!これだけ動きがあれだったら殺陣は期待できないと思ったら、殺陣もいい!ただし、流麗なアクションと流麗なアクションの間の動きが間が悪い。それなのに、なんなんでしょう、いい!流麗と言いましたが、殺陣そのものが軽くというか、流れるように付けてあったんじゃないかなぁ。蘭兵衛のときの舞うような袖も、蘭丸の時の甲冑…[全文を見る]

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あ!
ネタバレしていますって書くの忘れた!
いや、ネタはバレていないけれども、どうだろう?

キャラの改変は大なり小なり主要キャラ全員にあって(沙霧除く)、それぞれ、より人間らしく、舞台だから、演劇だからといった誇張というか、ドラマ性から離れたところで掘り下げててあったり、設定してあったりするのがよかったです
その中で、一言では説明できない天魔王の改変が特によかったなぁ
花の成河の天魔王の造形もよかったけれど、今回もよかった
そういう深みみたいなのを新たに演じつつ、踊り、殺陣をし、笑いも取る森山未來、至宝
不老不死でいてほしい
いや、老いてもいい、生きていて、永遠に、forever

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「髑髏城の七人 鳥」
・鉄板の配役で、RX味を足したり、台詞にしかなかった「捨之介、草の者」を具体化したり、含みを持たせるだけだった「本能寺の変天魔王黒幕説」を明確にしたり、結構やりたいようにやる部分と、ご意見、ご質問にお答えする部分があったように思う
・ギャグパート、アドリブパートに予め時間が割いてあったのか、これまでの見せ場の溜めや切れとかが甘くなっていて、全体に駆け足な感じ。前半なんか次々主要登場人物が出てきては自己紹介みたいな雰囲気で、面食らいました。
・殺陣は森山未來vs早乙女太一以外には、サダヲちゃんがすごくキレキレ以外…[全文を見る]

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「鎌塚氏、腹におさめる」本多劇場
http://mo-plays.com/kama4/
・安定の面白さ、お話は素直で巧み、お楽しみコーナーもよいし、俳優さんも魅力的
・二階堂ふみのフレンチロリータな歌声、眞島さんの怪しくも魅力的な雰囲気、ともによかったです
・眞島さんについての妄想を友人に「うんうん」と聞いてもらって、よかったです

いのうえひでのりさんに似ている人がいて、観に来ていらしたのかなーと思いました

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文楽『妹背山婦女庭訓』@青少年センター
・お人形の動きが繊細で、それぞれの個性が表れていて、面白かった。お三輪ちゃんは感情表現が豊かで、動きもチャーミング。橘姫は二人でいると目だたないけれど、お三輪ちゃんのいない場面ではおしとやかで、お行儀のいい所作がかわいらしい。
・お話は、結末は「あー、昔の話だもんねぇ」だけれども、お三輪ちゃんが巻き込まれてくところなんかは、今映画であってもおかしくない、頭の中で半分くらい映画化しながら観られたくらい“女の子”の転落ストーリーで、なるほどなぁっていうかんじでした
・蘇我だ、藤原だっていうのは唐突に感じたけれど、そういうお話の一部を恋物語中心に構成したのが『妹背山婦女庭訓』なんですね。なるほどー。
・12月に国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』やるんだけど、12月は忙しいかもなんだよなぁ。すぐにチケットなくなりそうだけど…。

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「sutra(スートラ)」Bunkamura オーチャードホール
・少林寺×コンテンポラリーダンス。動きは少林寺、舞台演出に木箱を使っていて、そのフォーメーションの面白さ、あと弦楽アンサンブル生演奏でした
・子供僧侶が出てくるのですが、まぁ、かわいらしいこと
・僧侶さん、かっこいい!
・少林寺の僧侶さんの身体能力の高さはおもしろそうだと思うのですが、僧侶さんですから、全然違う振り付けをさせるというのもおかしいわけで、そうすると少林寺に寄せていった方が観やすいし伝わりやすいんじゃないかなぁ。ヨーロッパのダンスの文脈で作るなら雑技団の方が懐が深いんじゃないか。少林寺もコンテンポラリーダンスもどちらもストイックだから…なぁ…(よくわからないけど)と思いました

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劇団☆新感線
SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン !バン!バーン!~』
・生田斗真さん、すごかった!演じて踊って歌って、顔!(かっこいい!)顔!(え?ちょっとこわい)顔!(それ、いいのー?!)
・準主役と思われる中村倫也さんも、W主演並みによかった〜!
・他、劇団の皆さんも、小池栄子さんも安定の熱演好演。川原さんが「阿弖流為」の蛮甲:片岡 亀蔵みたいなかんじだった
・ただ、中盤「あれ?」「あれ?」っていうところがあったり、劇団員さん、冠さん、イコマさんのかんじがちょっと違う?っていうところがあったりして、なんだか大丈夫なのか…?と不安になっていたのですが、ラストは「あぁ!新感線!!」でした!満足!

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2015年劇団☆新感線35周年 オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』@赤坂ACTシアター
・「どうしたらこんな席が取れるんですか!?今年の運は使い果たしたんですか!?」と聞かれるくらいいい席だった…。私の古田新太さん。私の古田新太さん。としか思えないくらい私の古田新太さんしか見えない。
・ええとねぇ、お話については特に言うことはない!
・松雪泰子さんが出てくださって嬉しい…!
・ええと…、えぇ?!なんだか言うことがないよっw
・いろいろパロディがありましたが、私は磯平が出てきたことが何より嬉しかったです。
・あとはねぇ、もうとにかく出てきた途端に古田新太が色っぽいんだわぁ…。OPかっこよかったわぁ。
・新感線のああいう系のは、EDでもう立っていいことにしてくれないかなぁ。冠さんとか歌っているときに座って手拍子だなんてさぁ、勿体ないよねぇ。腕も振りたいしさぁ…。

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歌舞伎NEXT「阿弖流為」@新橋演舞場
・新感線の殺陣+歌舞伎の見栄と型が、こんなにかっこいいなんて!!観たことないかっこよさ!!異次元!!
・お話はいつもの新感線だけど、いつもより長い分、展開ももう一転がりあって、おなかいっぱい!
・市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助、皆様素晴らしかった!染五郎の表情の変化や、勘九郎さんのおおらかさ、とりわけ七之助さんのいい塩梅加減がすごーーーくよかった!

その他言わずもがななくどくどしたことは、idページに書きます

とにかく、観た方がいいです!
東京は27日(月)まで、大阪では10月3日(土)~17日(土)です!

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昨日ですが

市川猿之助奮闘連続公演 「十月花形歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 通し狂言 獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」
・スーパー歌舞伎、面白かった!
・宙乗りして、本水使って、早変わり一人十二役やって、奮闘も奮闘、大奮闘
・スーパー歌舞伎に限っては上演期間に1回くらいマサラシステムを導入してもいいんじゃないかなぁ。いい大人が「すごい!」とか「おおお!」とか、声が出ちゃってるし、手拍子だって思い切りしたいしねぇ。