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「分からない言葉はその場で調べる」ということをなるべく意識している。しかし、仏教や禅の本を読んでいると、「佗己」といった読み方自体が分からない言葉が頻出する。ぼくは今まで広辞苑で単漢字を調べ、訓・音読みを調べてきたけれど、そもそも載っていないことが増えてきた。「いい加減に、漢和辞典を買うべきだな」と思い、無料のアプリを探して、ダウンロードした。使ってみると、驚くほど使う勝手がよく文明の進歩を感じた。「佗己」をはじめ、無理やり漢字にしても、Google検索に出てこない言葉がわりとあるのだ。さて仕事をしよう。

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家のラジオ化と並行して、車の中でもFMラジオを聴くことにした。音楽に強い番組ではセンスのいいバンドの曲が流れていたし、NHKではジャズとクラシックのいい番組が放送されていた。サブスクがあることで聴けた新しい音楽も沢山あるけれど、特にジャズやクラシックについては情報交換したり、最新情報を入手する方法が分からないので、FMはいいなと思った。ちなみに、ぼくの住んでいるところは、あまりにも山の中なので、FMが受信しにくい。簡易なアンテナを用意するなど、いい電波を拾う方法を考えたいと思う(radikoではダメなのだ)。

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夜なべ仕事に備えてSONYのアナログラジオICF-9(こいつはAMならスピーカーで115時間、イヤホンで500時間動く優れものだ)を探した。すると災害用リュックサックの中に入っていた。つまり、8月の南海トラフ地震臨時情報の発令から、ぼくは3か月以上もラジオのない生活をしていたのだった。この間、ぼくは何をしていたのかというと、よく思い出せない。超個人的な見解だけれども、普段接している娯楽デバイスは「スマホ>テレビ>PC>CDラジカセ>ラジオ>レコード」の順で便利で幸福度が低く、逆の順で不便で幸福度が高い気がする。しばらくスマホは黒電話化して、ラジオだけの生活をしたい。

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Kindleのアプリの中に買った村上春樹の『遠い太鼓』が入っていたので、ちびちびと読む。この本はぼくは知るかぎり、もっともちびちび読みに適したエッセイである。トルコ、ギリシア、イタリアに行きたいぼくには最適な本であることにも気づく。ちなみに村上春樹さんはこのギリシア、イタリア生活のなかで、『ノルウェーの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書いていて、その両作品がぼくは好きである。

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前の続きになるけれども、菌について調べていくと、人間とはそれに寄生する生物たちとの共生体でもあると感じることがあった。人体を構成する細胞数が60兆個に対して、腸内細菌だけでも100兆個以上があり、一蓮托生の共生関係になっているのであった。そんなわけで、ぼくという存在は個体であると同時に、多くの生命と共にある生命叢でもある。物理学の素粒子とかもそうだけれど、細かく観ていくと、物質も、生命も、とても不思議なものに見えるのだ。

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最近ストレスがハンパないので、コンビニに行くと、ヤクルト1000を買う機会が増えた。ぼくは人生のある時期、腸内細菌叢の研究に取り組んでいたこともあるので、普通の人以上に腸活の効果をよく理解しているつもりだ。ヤクルト1000にはラクトバチルス・カゼイ菌シロタ株が1000億個入ってるんだけれど、人間の腸(主に大腸)には100〜1000兆もの菌が住んでいるので、1/1000〜10000くらいの菌を取ることになる。かつ外部から摂った菌は1週間も腸内に留まることができず、糞便と一緒に排出されることになる。では何で乳酸菌を摂るといいのかというと、2割程度いると言われる善玉菌の勢力が増えると、6割の日和見菌を味方につけることができるからだ。100兆個の腸内細菌のうち80兆個をよい方向に向かわせることができるのだ。あとこの菌たちは水溶性食物繊維を多く含む海藻類がいいエサになるので海藻も摂るのもオススメだ。というわけで腸活を頑張ろう。

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ぼくは鮭とキノコのホイル焼きが好きだ!キノコは出汁として、料理に使われていることに、この歳になって気づいたのであった。

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久しぶりに徹夜をした。正確に言えば、ほぼ二徹で、3日間、死ぬかもしれないなと思いながら、何とか仕事を完成させた。よく考えると、ぼくは1ヶ月に1回くらい徹夜をしていて、毎回死ぬ思いをしています。さらによく考えると、ぼくは中学の頃から普段はのんびりしていて、中間・期末テストの期間はずっと徹夜みたいな方法で生きてきた。そして、高校、大学、社会人、オッサンになっても、ずっと同じことを繰り返してるんだなと猛省いたしました。というわけで、今回は本当に死ぬかと思ったので、反省して今後は勤勉に生きたいと思います。もう徹夜仕事はしないのだ!!

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モヤシと唐辛子が入ったピリ辛の台湾炒飯が食べたいと思って中華料理屋へ行ったら、「注文を間違えてしまったので、よかったら台湾ラーメンも食べませんか?」と無料で台湾ラーメンがついてきた。この店は、単品だけ頼んでもお腹いっぱいになる量があるので、台湾炒飯だけにしたのに…と思いつつ、台湾ラーメンを食べたら激美味しくて、台湾炒飯はほぼ食べられずタッパーに入れて、持ち帰ってきた。この店は美味しくて、人気なんだけれど、スーパーお腹が空いていないと、食べきれないのが、たまに傷だよなあと思います。

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衆院選挙の投票価値について、先日、選挙にかかる費用÷有権者数=数百円という報道が流れていたけれど、それは文字通り「一票当たりの費用」ではないかと思った。仮に、衆議院議員の任期を4年とした場合、確定済みの令和1~4年の日本国の合計歳出は552.2兆円である。これを令和3年の前衆議院選挙時の有権者数1.053億人で計算すると、一票の価値は552.4万円となった。もっとも分子の歳出額は新型コロナ禍という異例の事態があったので大きいが、仮に平均歳出額が100兆円としても、約400万円の価値がある。また、日本国のGDP4兆3700億ドル(現レートで665兆円)に対して、15%のインパクトがあるお金の動き(厳密にいえば、それだけじゃなくて、それ以上の価値がある)に対して、何も言わないのはもったいないと思うんだけれど、どうなんだろうか?

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昨日、期日前投票に行ってきたんだけれども、立憲民主党も、国民民主党も略称が「民主党」って書いてあって、闇深いなと感じた。調べると、略称の「民主党」は立憲と国民とで半分半分に分かれるようだった。こんなんでいいのかと思ったけれど、そもそも思考がちゃんとしてる人は支持する政党名を略して書かないから、立憲も国民もおこぼれ票ラッキーぐらいな感じで争わないんだろう。あくまで予測だけれども。

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アニメ『ダンダダン』にハマってしまい、続編が見たくて漫画を買ったら、止まらなくなってしまった。なんだ、このスーパー気持ち悪い幽霊や悪霊が出てくるのに、甘酸っぱい感じのマンガは!

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「ピカソより普通にラッセンが好き」の芸人・永野のYouTubeが面白い。永野はオルタナティヴ・ロックが大好きで、とても熱く語る人だったのだ。ぼくはラッセンより普通にピカソが好きな人なんですが、音楽でも、その絶妙な王道と実験的作品への評価の当たり具合とハズれ具合が錯綜していて、「自分との意見の違い」が面白い。そして、10曲中8曲は好みが違うんだけれど、ごく稀に好みが一致していると、すごく嬉しいのだった。芸人・永野とは、このような「意見の違い」を楽しませる天才なんだなあと感心した。

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NHKで好きな番組トップ5を選ぶと、「新日本風土紀」と「さわやか自然百景」は、「映像の世紀〜バタフライ・エフェクト〜」「魔改造の夜」「ドキュメント72時間」といった超大作と並ぶか、場合によったら1、2位で好きだ。特に、「新日本風土記」の手書きの題字は変えないでほしい。あとNHKラジオ第一放送の「ひるのいこい」や「ラジオ深夜便」の本編、ワールドレポートのテーマ曲も変えないでほしいなあ。

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スタッフが運転するトラクターに、父親のiPhoneが轢かれたので、iPhone16を買ってプレゼントした。ぼくは普段ドケチで、借金もローンもゼロなので、iPhoneくらいなら値段を見ずに買える。Appleなめんなよ!とまるで歯磨き粉のように、親父にiPhone最新機種を買ってあげられた自分が誇らしかった。ちなみに、ぼくはバッテリーを変えたばかりなので、あと2、3年コロナ給付金で買ったiPhoneを愛用する予定だ。ぼくはAppleに、ぼく自身のためにお金を使う気が全くしないのである。

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木曜日から眠りに眠った。年を重ねるごとに眠ることにも体力がいると感じるようになっていたのですが、疲れていると、睡眠による回復力が疲れを上回らないので、疲労が蓄積して、どんどん睡眠時間も回復力も下がる悪循環に陥るんだなと気づいた。

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土曜日から頑張っていた仕事が昨日の夕方にようやく終わって、かつぼくはお客さんの話を聞きつつ、話すことが仕事なので、終わったら、歯がガクガク震えるほど疲れ切っていた。この夏は、ずっとこんな感じで、誰もいない場所で、カヌーに乗って自然に触れたりして、孤独や祖母の死、親しかった人たちの不在を耐えた。驚くほど、記憶が断片的で、ストーリーも、色もなかった。すべてのことが大きな網目から溢れていった9ヶ月だったような気もする。仕事がひと段落したので、すこし雑用を片づけて、2、3日どこかへ旅に出ようかな。

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あまりに忙しすぎて、ふと今日が9月の何日かが本当に分からなくてなっていて、一瞬焦った。昨日18日が満月で、一昨日17日が十五夜だったのだ。なるほど、一昨日が15夜(15日)だと勘違いして、2日後の今日は17日なのだと勘違いしていたのだった。新月と満月の日には、大まかな予定と願いごとを書くくらいスピリチャルに生きてるけれど、日本の月の読み方は本当にややこしい!

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今年はヘルメットにアクションカメラをつけて、川下りの旅を記録する予定だったんだけれども、あまりに本流に出るリスクが高いので来年に持ち越すことにした。たぶん、ぼくのパックラフトは横幅がかなり狭い上に、座高が高くて安定性がない。結果、湖すら漕ぐのが怖い。あと全長が長いで、上流部でも船尾に流れを受けやすくて、急旋回が難しい。そんなわけで、秋冬は来年の研究と貯金の機会にしたいと思う。

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ふとニュースを見ていて、降水確率という日本語は、英語ではchance of rainというのを知った。調べると、chanceには「可能性」という意味があるのだ。一瞬モヤっとしたのは、日本では「雨が降ること」はネガティブなイメージがあるのに対して、「chance」にはポジティブなイメージがある言葉だからだろう。chanceは好機や機会として用いられることも多いが、もともとはもっとフラットな見込みや可能性について用いられた言葉なのかもしれないとちょっと思った(ちなみにwisdomで調べると、むちゃくちゃ沢山のイディオムや用例が出てきて、味わい深いと思いました)。