録画していた『ある天文学者の恋文』を見た。
悪趣味な映画だと思った。途中で医者が彼について言ったことが、まさにわたしが思っていたことだった。
恋愛ではなく親子の話であったなら、ここまでナルシスティックにならなかったような気がするし、わたしはもう少し納得できたような気がする。
途中からずっと、オゾンの『まぼろし』をもう一度見たいなあ、と思いながら見ていた。
夫が行方不明になり(恐らくもう自死している)、宙ぶらりんに取り残された妻の物語で、これとは設定その他違うのだけど、でも彼女らが置かれてる混乱は似ていると思った。
『まぼろし』を見た…[全文を見る]
午後ローで『デンジャラス・ビューティー2』を見てたんですが、途中で「これウーピー・ゴールドバーグっぽい」と思いました。ウーピーならまあ最後の水中シーンはなさそうだけど。
前作では思わなかった、2だけ。
『アンロック/陰謀のコード』
2019年8月末に、キャストも内容も把握しないまま録画して、そのままにしてあった映画。
予想外の豪華キャストで、そのせいであるていど展開の予想だけはついてしまうのだけど、それでもなかなかおもしろかった。午後ローでやってほしい。
あ、役としては小さいけどこちらがその生を感じられるようなキャラたちをあっさり殺しすぎとは思う(^^; 大きい役のほうが薄味な感じがして、妙なバランス感だった。
それにしても、今の今こういう内容のを見るとはタイミングよすぎかもしれない。この動機、確かに一時アメリカのドラマでよく見た気がするけども、今は避けるだろうなあ。
『悪党に粛清を』積録消化
・冒頭10分でもう胸くそ悪くなりそうな展開が予期できて、もうちょっとよい精神状態の時に見ることにしてやめようかとも思った(^_^;) 「姫」の存在と扱い方でなんとか助けられた気持ち。エヴァ・グリーンよかった。
・カントナって、同姓同名の別人かと思ったらほんとにあのカントナなのね。ちと驚いた。
・最後のあのシェリフの言いざまを見てて、なんというか、「お前は天使ガブリエルか」と。わりと映画に出てくるガブリエルってあんなんなイメージ。個人的に。
『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』
・基本的にポジティブで明るい気分になる、実話ベース。遺伝性疾患とその他の要因が重なって突如視力の95%を失った主人公サリーが、子供の頃からの夢を叶えるため、障害を隠して5つ星ホテルのホテルマン研修に入る。実際は15年黙り通していたそうな。血の滲むような努力だったろう。
・サリーもよいが、彼の相棒になるマックスの存在・描かれ方がすごくよい。サリーの秘密を守ることにならなければ、彼は途中で研修を投げ出してたんじゃないかなあ。一方的に助ける-助けられる、みたいな関係じゃなく描かれてるのが、すごくいい。ハーミドもそう。
・「急ぐなら一人で行け、遠くまで行くなら仲間と行け」っていい言葉。遠くまで行け。
今午後ローの『マキシマム・リスク』(見たことない)ちらっと見たら、なんかどうもよく見てたことある気がする顔が。
思い出した。グッド・ワイフのデヴィッド・リーだ! うおう……なんとお若い…… がっつり悪役っぽい……
うおう『コリーニ事件』映画化されたのかー!
原作読んだ時に「絶対映画化して!!」と思った小説。読んでるはじから映像が頭に流れたもの。しかもコリーニをフランコ・ネロて。
見ーたーいー、でもど派手な演出の映画になってなきゃいいな。
今月のレタスクラブの小栗左多里のマンガでTVディナーのトリビアが紹介されてたのだけど、
発明したスワンソン社について。
サンクスギビングで余った七面鳥を利用したくて「TVディナー」を作ったらしい
ちなみにスワンソン社、「TVディナー」にする前は冷凍貨物車に七面鳥を乗せて延々と走らせていた くり返しアメリカを横断 動いているとその電力で冷凍していられたらしいけど…シュール!
えーと、スノーピアサー(違)
映像研の銭湯回がいわゆる「サービス」回になってない素敵と話題になってたの見て、『ロスト・バケーション』のことを思いだした。
『ロスト・バケーション』見た時に、主人公がこの手の映画に典型的な「スタイル抜群のブロンド美人」であるにも関わらずまったくお色気サービス的な演出がなく、また彼女が性的な嫌な目にもあわない、という部分「も」、わたしはすごく評価してたんだよなー。サメ映画に限らず、わりとナチュラルにそういう「サービス」があって気がそがれること多いので。
説明セリフがなく、上手に映像で主人公の心情や状況や性格を見せるとことか、いっぱい好きなとこ良いとこを説明できる映画なんだよなあれ。
今日のBSプレミアムの『五人の軍隊』、丹波哲郎がセリフはないけどすごく目立つ役やってる西武劇だよ。ちょっと五右衛門みたいな。
積録の『シンクロナイズドモンスター』を観た。怪獣ジャンルのコメディだと思いきや、わりと深刻なアルコール依存症映画だった。と、書くと、彼女(アン・ハサウェイ)のアルコールによる妄想と思われるかもだけど、そうではなくて。映画の中で起こってること自体はすべてその世界の現実。
それに、ヒロインの依存症よりも、もう一人のそれのほうがすごくて、身近に依存症の人がいた・いる人から見たら、あの人のやることなすことすべて「あるある」なんじゃないのかなあ。特に、泥酔の時ではなくドライの時の言動。
それにしても「すごいアン・ハサウェイぽいけど……まさかねえ……」と最後まで思い続けてたわたしの目は、やっぱり節穴と思う(笑)。
どう考えてもこれはソウルではなくて東京にすべき、と思ったら、やはりあれこれ揉めての結果らしい。もったいないことだなと思う。
BSプレミアムがインディ・ジョーンズ三昧になってて、BGM にちょうどいい。
全部を通じてこうも繰り返し繰り返し観て、また最初のほうを見ると、講義をやってるインディの格好がシニアそっくりで、なんだかんだ言いながらあんたパパ好きよね、と笑ってしまう。シニアのコスプレみたい(笑)
テレビ東京、12月30日25:50~『殺人の追憶』
続けて31日4:00~『シャークネード6 ラストチェーンソー』。
どういう取り合わせなの。
シャークネードはあの衝(笑)撃のラストの続き。
長らく積んでた『アンコール!!』観て、久々に大泣きしてしまった。削除してなくてほんとによかった。
なんにも意外な展開とかない話だけど、最初の15分くらいから、何度も何度も繰り返し訪れる小さな波にその都度泣かされてしまった。2人それぞれが歌う曲が大はまりなの、エリザベスはよい指導者なんだと思う。
あの歌で眠りたい。
マママ、『マトリックス4』てマジですか。まさかの4……?
それとは関係ないけど、バズ・ラーマンの『巨匠とマルガリータ』、以前ロシア語のラジオ講座の名作を読むシリーズかなんかでやってた小説が原作だわ。おもしろそう。
昨日今日で積録消費に『シャイニング』と『霊幻道士』。なぜかこれまで見たことがなかったシリーズ。
『シャイニング』、原作者キングがこの映画嫌ってるのは、ま、なんかわかる気がした。うん。原作とは視界?視点?視線?が違う。ストーリーは同じだけど。ジャック・ニコルソンがなあ。
『霊幻道士』は、諸☆好きなわたしには好物でした。阿鬼と先生の世界や。
『隠し砦の三悪人』で、姫様の台詞がほんとにまったく聞き取れなくて、何度も巻き戻してもまったくわからず、ショックを受けたのがすごい印象に残ってるなあ。
よりによって今日『海よりもまだ深く』放送って、タイミングよすぎやろ。
今日明日と二日間、午後ローでジョン・ウィックとジョン・ウィック2を放映するのですが、実は、スター・チャンネルの無料枠(土日の21時から)でも、今週土曜はジョン・ウィック、来週土曜ジョン・ウィック2でございます(予約した)。
字幕でCM抜きが見たいという方はそちらもどうぞ。
録画していた『五人の軍隊』を見ている。
マカロニウエスタン、イタリア製作なのだけど、英語吹替版だった。惜しい。日本に入ってきたのはアメリカ経由だったんかな、たぶん。オープニングでライオンさん吠えてるしクレジットも英語だし。
まあイタリア語じゃなくても他に目玉あるはある。
丹波哲郎が出てる。
メキシコ農民みたいな衣装来て、腰に日本刀、懐に拳銃を携えてるなう。「サムライ」って役名で。
【三行】
・五右衛門より無口(笑)な丹波哲郎が、死に物狂いの全力疾走を見せる。
・五人(一人はピーター・グレイブス!)の中でもしかしたら一番見せ場があったかもしれないぞ、丹波哲郎。
・列車強盗の話なんだけど、ピーター・グレイブスのせいか、なんかすごいスパイ大作戦感。銃撃戦でなく頭脳で奪うの。計画と実行とトラブルとアドリブ。