「DEATH NOTE デスノート Light up the NEW world」
デスノートは映画版しか知らないので
続編と思ってみると後半 えっ、えっ?えっ?っとなった
デスノートに詳しくない分、パラレルワールドみたいに思ったほうが
別物としてもっと楽しめたのかもしれないなー
「スタートレックBEYOND」
笑ったり、ひやひやしたり、そりゃないだろーって馬鹿馬鹿しいありえない展開もたくさんあって この世界が大好き
未知の宇宙を探索する仕事って正気じゃできない! 何度も笑った サボタージュが流れた場面とか面白かったな~
USSエンタープライズに乗ってみたい
分かりやすい勧善懲悪よかった~ 大大満足
「インフェルノ」
緊迫・不安を掻き立てられ濃密なままスリリングに進む
これまでの謎解きストーリーテラー(のような)ラングドン教授に一歩踏込んでいて
先を想像するんじゃなくその画面に集中!
現代に無さそうで有りそうな これまでの2作が軽い物語に思えるような 正統派の良い映画だった
好きだったところは 隠し扉や通路・シムズの役回り(いいスパイス)
あと旅行でみたアヤソフィアと地下宮殿が舞台になっていたので嬉しくなった
「ハドソン川の奇跡」
208秒の判断も この映画自体も
地道な積み重ねの固まりのようで
そのことが深く納得する気持ちと
正しく伝わることの大変さを感じさせる
救出されたあと 岸から飛行機を見る機長の立ち居振舞いが なんともいえず
トム・ハンクス… 名優…
「ジェイソン・ボーン」
静かに始まり待っていると はいジェイソン・ボーン登場‼‼
そこから一気に加速して 毎回これ以上のアクション・展開は無理なのでは?と思うけど 気付いたらエンディング
ヨーロッパの都市がいくつか出てくるのも見ていて楽しい(シンタグマ広場も)
マット・デイモンの年の取り方も自然で、悪役もちゃんと悪役で ボーンシリーズは期待しちゃうし裏切られない
「スーサイド・スクワッド」
ジョーカー(&ハーレクイン)が魅力的! ジョーカーの部屋とか生活ぶりで1本作品ができそう
バットマン、スーパーマンの世界が広がっていた というかアメコミ世界地続き
ウォーラーが100%ちゃんと最後まで憎たらしい
金曜日っぽい気分転換できる映画だった!
「シン・ゴシラ」
レイトショーをみてきた
宇宙人が町を破壊するのと違ってゴジラが破壊するのはなんとはなしに安心感がある
ゴジラ成長のビジュアルやゴジラ以外の構図も画面としてビシッと決まっていて
スピード感もあるので映画の時間はあっという間だった
暗闇のゴシラがカッコいいのと東京は壊しがいのある街だなと思った(自分の住んでいる街にゴジラがいてもたぶん長閑な雰囲気になってしまう)
これまでゴジラを見たことはないけどゴジラと音楽・音響はセットだな
作戦終盤は「もう終わるんだなー」と感じてしまった
野村萬斎ってクレジットにはへええぇーーと思いました あと途中、巨神兵かと思った
「ジャングルブック」
意外な展開はないけど 音楽と映像が楽しい
人間に一番近い猿たちが 小憎らしくてよかった
…そう言えば シン・ゴジラを見にきたんだった
「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」
前作の世界観に新しい物語が加わって自然に不思議の国に入り込める
誰が見ても楽しいお話だった
赤の女王、マッドハッター、新しいキャラクターのタイム
「TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ」
咳が出て人のいない席に移ってみてきた
我々が想像する地獄(の仕組み)の実写化
歌詞をみながら歌を聴きたい
あと1本くらい見たかったな… また咳が出そうなので帰ろう 残念
帯広の映画館の良いところは映画の日でも混まない
「アンジェリカの微笑み」
ポルトの上流らしいドウロ河沿岸の景色からはじまる(ドウロ河だ〜)
ユダヤ人青年と微笑をたたえるアンジェリカの希望的なラブストーリー
石畳に叩きつける雨と、小鳥、猫、金魚、聖歌隊など場面場面が暗示的
「アンジェリカ!」と叫ぶたびに浮遊感が増す
シアターキノ
4月になってからポイントカードで映画をみている 残り 6回分
「スポットライト 世紀のスクープ」
自分も知らないうちに身の回りにある闇の部分に流されたり
事実を歪めて見ているのかもしれない
外側から物事をみるのは私には難しい
自分と違う意見に耳を傾けたいけれどこれもやっぱり難しい…
なので せめて自分を疑う気持ちは持っていようと思った
「グランドフィナーレ(YOUTH)」
始まったとたん一気に引き込まれる
指の先の先まで思うがままに映像に変換されていくさまを見て
映画の世界から抜け出したくないなーと思った
1カット1カット見入ってしまうし触覚を刺激される 映像と音楽の妙
何度も浸りたい手元に置きたい映画
回転するステージ・牛と鳩時計の指揮・帰るところに帰る・シンプルソング
高尚な物語ではないところもとても良かった
「リリーのすべて」
会うべくして出会ってしまったアイナーとゲルダ
蝶の変態のようにひとつひとつトリガーがひかれていく
舞踏会までの高揚は一見微笑ましい時間に思えたのに
明確な気づきによって体への違和感がバレエの衣装にふれる手触りのように直接的に感じられる
自分を取り戻すみたいに女性のしぐさを真似る姿がなんともいえない
主要な役者さんたちは個性的でその時代に馴染んでいた
中でもエディ・レッドメインの着こなし・身のこなしはアイナーでもリリーでも綺麗
美しさ上品さが前提としてある映画で 1枚の絵として成り立つ場面がたくさんあった ヴァイレの…[全文を見る]
「偉大なるマルグリット」
実在した伝説のソプラノ歌手(音痴)の人をモデルにしている
素晴らしい歌声ってなんだろう?
最初はマルグリットが歌う場面でクスッとしたけど だんだん音程やリズムなんて大したことに思えなくなる
マルグリットの声が絵画だとしたら美醜の判断を変えられてしまうような魔力のある絵で
澁澤龍彦も思い浮かんだ
音楽+優しさ+愛
「ディーパンの闘い」
スリランカの内戦を逃れてきた3人が次々と直面する現実が厳しくて
平穏な時間を手に入れるために 緊迫感や戸惑い・不安など抱きながら必死に戦い続ける
かけ離れた世界なのに見ている間中…[全文を見る]
「サウルの息子」
映画が始まってから しばらくの間は頭の中でどうして?の繰り返し(映画に対してではなく 映画が描かれている世界に対して)
部品(と呼ばれる死体)を片付け掃除をするサウルが 息子を見つけて埋葬するために執着し続けることでぎりぎり正気を保とうとする その過程で殺していた心が垣間みえる
ぎりぎりというかもう超えてしまっていて 生きているのも死んでいくのも地獄
あの子供は サウルの息子だったのだろうか
重く力強い
「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」が好きだったので 期待もあ…[全文を見る]
「オデッセイ」
消えているような光を繋ぎ合わせて火星と戦っていく
途中 孤独に襲われてざわざわしたけどマーク・ワトニーのユーモアに救われた
そんなワトニーにマット・デイモンはぴったりだった
生存記録ビデオは自分に向かって語られているようだったし
水生成の失敗で爆発・MAVの天井にキャンバス生地ってのには驚いた
火星脱出前の涙は ワトニーの覚悟が感じられていい場面だったな
「スターウォーズ フォースの覚醒」
BB-8がR2の子供みたいでやることなすことかわいい
カイロ・レンをみていると スカイウォーカー家は優しすぎるのかどんどん甘えん坊に…
そ…[全文を見る]
前の椅子を蹴る(ぶつかるのかもしれないけど)人に
A.下半身の関節ぐにゃんぐにゃんのうえ足がスポンジに変わる or B.映画上映中に蹴った3倍の振動がその人に降りかかる 呪いをかけたい…
「愛しき人生のつくりかた」
三世代が変に寄りかかることなく“どう生きたらいいのか”を わからなくても考える
という重そうなことを パリとノルマンディーの美しい景色を背景にほんわかみせてくれた
「禁じられた歌声」
どうして放っておいてくれないんだろう?
マリ共和国 ティンブクトゥで幸せに暮らしている人たちがジハーディストに侵食されていく
神を利用して矛盾も暴力も滑稽な規則も力ずくで押しとおしていく
人を事故で殺してしまった父親が死の覚悟をもって“神の意思のままに”といい
処刑するのは神の名を利用する人達というのが哀しい
でも一方で 自分からは遠すぎてどこをどう考えたらいいんだろう
「ヘイトフル・エイト」
雪原と(馬と)サスペンスってどうしてあんなに相性がいいんだろう
前半はモリコーネの音楽が映画を引っ張っているような説得力
8人誰も霞むことなく立ってるなかジェニファー・ジェイソン・リーは際立ってた
タランティーノの映画は 会話で遊んで空気が出来ていく部分もあるので
文化が理解できないせいで消化不良のまま終わることがよくあったけど
今回はわかり難いところも少なくて助かった
最後 マニックスがドメルグ越しに手紙を読むシーンは印象的だった