お話しするにはログインしてください。

|

Tips:強調記法:**強調**の様にアスタリスクで二重に囲った文字は強調される。
id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

そして

2018年 もっとも心に残った共演

故ハリー・ディーン・スタントンとトム・スケリット

「ラッキー」にて、元海軍の調理担当であった主人公ラッキーが、行きつけのダイナーで 元海兵隊員の男性と偶然出会い、しばし会話するシーンがあるのですが。

ラッキーを演じているのは故ハリー・ディーン・スタントン。そして、ダイナーに入ってきた男性を演じているのがトム・スケリットだとわかった瞬間。思わず、目から水が…… なぜなら、ノストロモ号のふたりが揃ったのですから。

そう、かつて「エイリアン」(1979年) で共演したふたり。SF映画史上に燦然と輝くシリーズ…[全文を見る]

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 監督賞

巨匠の手腕に唸ったのは
スティーブン・スピルバーグ監督 (ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書)

今後が期待される新人監督は
アリ・アスター監督 (ヘレディタリー/継承)

2018年 もっとも凄まじかった演技

トニ・コレット (ヘレディタリー/継承)

ニコラス・ケイジ (マンディ 地獄のロード・ウォリアー)

度重なる身内の不幸や恐怖の心霊体験に遭い極限状態におかれる女性を演じたトニ・コレットの感情表現、妻の命を奪われた苦しみと慟哭から血みどろの復讐を果たすまでを演じたニコラス・ケイジの気迫。じつに凄まじかったです。そして これら、…[全文を見る]

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 2本立て上映の劇場で特に素晴らしかった組み合わせ

2本立て上映の映画館 (シネマ神戸とパルシネマしんこうえん) にたまに行くのですが、作品もですが《組み合わせ》そのものが特によかった、というのを挙げますと

★シネマ神戸
ブレードランナー〈ファイナル・カット〉
ブレードランナー 2049

それぞれ別々には見ていたのですが、順番に続けて見られたことが とても嬉しかったです。こんなことができるのも2本立て上映だからこそ! さすがシネマ神戸さん。

★パルシネマしんこうえん
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
ザ・シークレットマン

この2本も、それ…[全文を見る]

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 まさか続編だとは思ってもみなかった意外な映画

ハッピーエンド

こちらミヒャエル・ハネケ監督作品ですが、同監督の以前の作品の続編的性質があり、しかし まさか 続編(に当たる作品)が作られるとは思ってもみなかったゆえ、映画館では とてもびっくりしながら見ていました。

2018年 GYAOで見た映画ベスト

ラ・ジュテ (1962年)

できるだけ映画館で見たいので避けてきたものの、そもそも劇場公開されなかったような作品が見られる場合もあるため、2018年になってからようやく初めてGYAOを利用しまして、とはいえ やはり 基本は映画館なので、あえて別に選んでみました (再見作品を除いて)。

「ラ・ジュテ」は30分ほどの短い作品で、映像ではなく写真をつなげ、そこにナレーションをつけたもの。後年の様々な作品に影響を与えたSFということで、見られてよかったです (欲を言えば、映画館のスクリーンで見たかったですが……)。

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 ベストホラー映画

ヘレディタリー/継承

やはり、話題性の面から言っても 2018年はこれを選ばざるを得ない……

余談ながら、これ 日本ではPG-12での公開です。R-15、R-18に指定されなかったということは、恐怖描写/残酷描写はそこそこなのかなー、と思いつつ見にいったわけですが。まあ、そこそこと言えなくもないのですが (それも ホラー慣れしている私から見てのそこそこですので、誰もがそこそこだと思うかどうかは……) (ちなみに、直接的な恐怖描写/残酷描写ではないシーンにおいて、映像的に非常に優れていると思った点、多々あり)。

この作品、やっぱりR-15く…[全文を見る]

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年 ベストドキュメンタリー

顔たち、ところどころ

ドキュメンタリーを見る本数は毎年少ないのですが、2018年特に印象的だったのはこの作品。

監督歴の非常に長いアニエス・ヴァルダ監督のドキュメンタリーには、(夫であった故ジャック・ドゥミ監督をはじめ)いろんな人の思い出話が出てくるんですよね。中でも今回は 写真家の故ギィ・ブルダン (何年も前にいちどだけ写真展を見たっきりなんですけども) や、ジャン=リュック・ゴダール監督に関わる部分がありまして、とても心揺さぶられました。

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年に初めて見た旧作ベスト

・遊星からの物体X (1982年版)
・オール・ザット・ジャズ
・恐怖の報酬〈オリジナル完全版〉

「遊星からの物体X」は、デジタル・リマスター版が2018年に公開されました (前日譚として作られた「遊星からの物体X ファーストコンタクト」(2011) は既に見ています)。

「恐怖の報酬」は1977年北米公開時に「スター・ウォーズ」の公開とぶつかり興行的に惨敗したとかで、日本を含む各国では 監督の許可なく(!)30分もカットされたバージョンで公開されたという不運な作品。しかし2013年にオリジナルを基としたデジタル・リマスター版が制作され…[全文を見る]

id:AntoineDoinel
2018勝手に映画ランキング! inハイクのことを語る

2018年の映画 ベスト10本

1. ラッキー
2. ルイ14世の死
3. ビューティフル・デイ
4. 君の名前で僕を呼んで
5. 犬ヶ島
6. スリー・ビルボード
7. ラブレス
8. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
9. A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー
10. ヘレディタリー/継承

いちおう順位をつけてはみたものの、上位のものほど どれでもいちばんになりうるような素晴らしい映画ばかりですので、そんな カッチリした順番ではなく、あってないようなものです。特に1〜8は、これはもう2018年ベストに確実に入ると当初から思っていたほど素晴らしい作品ばかりなので、選ぶ時の気分に…[全文を見る]