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古典よむ部のことを語る

岡本太郎『今日の芸術』(光文社)http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334727891#Message-complete
   
文庫本。序文は横尾さん、解説は赤瀬川さんという豪華版。
本をおかたししてようやく発掘できました(みつからなかったんだよー><)。
いやー、これ出てきたのは幸いです。
すべて引用したくなってしまうほどのまっとうさ。端正な、至極知的な芸術論でありながら、ちゃんと「熱」が伝わってくる。凄いです。
もう、わたし的には「古典」でいいと思うのでこちらにおいてみました☆
芸術を愛するすべてのひとへ、というより、
「芸術は、ちょうど毎日の食べ物と同じように、人間の生命にとって欠くことのできない、絶対的な必要物、むしろ生きることそのものだと思います」
という著者の言葉がすべて、かも。

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古典よむ部のことを語る

森鴎外訳 アンデルセン『即興詩人 上』 ワイド版 岩波文庫 なう!
 
実家からとってくるのは大変なので図書館で「ワイド版」。おっきくて読みやすい☆
四半世紀ぶりくらいに再読。憧れすぎて読み返すの怖かったのだ。
でもって、あまりにも著名な「羅馬に往きしことある人は」にはじまる名文美文に酔い痴れる。やっぱりイイ。凄く、好い。
わたしが小説で「手巾」って書いたりするのはどう考えてもこのへんのひとたちの影響です(爆笑)。だってこういう古めかしいの好きなんだもん。どうせオールドタイプだよ。なんか、ハラ据わった気分。
ちなみに1991年の初版。もう今から20年前のこと。しかも、年少の読者に読みやすくするため、とある。昨今、安野さんの口語訳も出たそうですが、並べて読むのも面白いかもしれません。

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古典よむ部のことを語る

三島由紀夫と巌谷小波、そして鴎外。おまけに谷崎と太宰。でいいかしら?http://d.hatena.ne.jp/florentine/20110529/1306652812
 
たんに、日本初の、こどものための物語「少年文学」、小波の『こがね丸』(1891年!)について紹介したかっただけの記事。
青空文庫にあるので、どうぞ。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000981/files/3646_12287.html
 
にしても、鴎外はこちらの興味の行き着く先にどこであれ、いつも、顔を出してるよなあ。あああ。

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古典よむ部のことを語る

プルーストとロレンツォ豪華公についてのメモ
http://d.hatena.ne.jp/florentine/20110528/1306586521

みなさん、部活動してますかー?
てことで、いつものごとく、たいした内容はナイのですが、
『三島由紀夫のフランス文学講座』 (ちくま文庫)をよんで、突如として思い浮かんだのでメモってみました。未読(または途中)のプルースト手引き本(?)です。
あ、鈴木道彦先生のを忘れてるが(既読だから意識から抜けてた)、まあ、いいや(をい!)。
それはいつか。

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『トリスタン・イズー物語』なう!
ベディエ編・佐藤輝夫訳 
岩波書店(昭和34年第五版) 
 
「みなの衆、聞き給わずや、愛と死のこの美しき物語を」
 
これとアーサー王物語(あと『星の王子さま』)がわたしの「恋愛観」(ていうより「小説」?)に及ぼした影響は計り知れなくてひたすら恐ろしい(笑)。

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面白そうなイベントを見つけたので。

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2011/02/symposium_speaking_of_baroque/
以下コピペ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Symposium "Speaking of Baroque Shakespeare"

バロックという観点からShakespeareを見たらどのような視野が開けるか。これをテーマにして以下のようにシンポジウムを開催いたします。お気軽にご参加ください。

2011年2月21日(月) 16:00-18:30
東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム2
使用言語:英語|入場無料|事前登録不要
 
Tom Bishop (University of …[全文を見る]

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乗り物(鉄道&馬車)好き、または片眼鏡(モノクル)好きな方へ送るプルースト
http://d.hatena.ne.jp/florentine/20101118/1290080819

ミーハー度炸裂でお届けです☆
(プルーストだからって崇め奉るだけじゃかえって礼を失すると思うの。だって麗しいほど「スノブ」な作品なんだもん)

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「いま、〈古典〉とはなにか――クラシカル・ターンを問う (UTCP Booklet 2)」という本のお知らせです。
以下の頁からダウンロードできるようです。
古典をよむ手引きになればなと、ご紹介。
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/publications/2008/03/what_are_the_classics_in_our_t/

以下コピペ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いま、〈古典〉とはなにか――クラシカル・ターンを問う (UTCP Booklet 2)
Author: 中島隆博・小林康夫(編)
Publisher: UTCP Year: 2008
Category: UTCP Booklet, e-text collection

目次
はじめに  中島隆博 :
討議1 古典的人間…[全文を見る]

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面白そうなシンポジウムを見つけたのでお知らせです。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~meikodai/obj_info.html#genji-denki
以下コピペ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古代学研究所主催
シンポジウム『源氏物語と唐代伝奇』
2010年12月11日(土) 
時間:13:00~18:00
場所:明治大学駿河台キャンパス
    リバティータワー13階 1136教室
《申込不要・参加費無料》
 
○河野貴美子(早稲田大学)
  「古註釈からみる源氏物語と唐代伝奇」
○芝崎有里子(明治大学大学院)
  「落窪物語と遊仙窟」
○新間一美(京都女子大学)
  「源氏物語と遊仙窟ー夕顔巻…[全文を見る]

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https://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshoseaohb.cgi?W-NIPS=9930731555&AREA=02&LANG=E#
以下コピペ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『失われた時を求めて』草稿研究

ISBN:9784582333
Ads by Amazon.co.jp

121

  • ------------------------------------------------------------------------------
  • 465p 21cm(A5)
    平凡社 (1993-11-22出版)

    ・吉田 城【著】
    [A5 判] NDC分類:953 販売価:¥6,311(税別)
    残された膨大な草稿群の精細周密な解読・分析をとおして、『失われた時を求めて』の〈生成過程〉に新しい照明をあて…[全文を見る]

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なにげにフローベール再読中。『三つの物語』と『紋切型辞典』
http://d.hatena.ne.jp/florentine/20100919/1284886900

タグが、
「ジーン・ウルフ, 古典よむ部, フローベール, ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)」
なところが、わたし流☆

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フローベール著(小倉 孝誠訳)『紋切型辞典』(岩波文庫)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003750136
 
再読中です!
以前よんだのは多分、山田訳だったかな。
今回は、近代フランス文学と文化史が専門の小倉氏です。この方の『パリとセ-ヌ川 ― 橋と水辺の物語』( 中公新書)がたいそう面白かったので、期待をこめて、岩波文庫で再読。
 
小倉 孝誠
http://www.flet.keio.ac.jp/member/ogura.html
 
いま解説をちらっと見たら、山田訳で割愛された部分も訳してるとのこと。お持ちの方は読み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

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~講演会のお知らせ~
 
宮下志朗先生記念講演会
「ユマニスムの原点とは―エラスムス、ラブレー、モンテーニュ」
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/09/miyashita_shiro_memorial_lectu/
以下コピペ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
Date: 2010年9月15日(水)16:30-18:30
Place: 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
講演者:宮下志朗(東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻)

書物、都市、パリ、リヨン、ラブレー、モンテーニュ、バルザック、ゾラ……、華麗に軽やかに空間と歴史を越境しつつ、フランス文化を広く論じ、日本語に紡いでこられた宮…[全文を見る]

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うおおお、40ファンだ!!
うれしい~~~。
どうもありがとうございます!
さて今日は、カルヴィーノ様の軽妙洒脱にして滋味溢れ、読後深いため息をつきながら思わず古典に手が伸びてしまう珠玉のエッセイ「なぜ古典を読むのか」から引かせてもらいます。
 
イタロ・カルヴィーノ著(須賀敦子訳)『なぜ古典を読むのか』(みすず書房)http://www.amazon.co.jp/gp/product/4622046202
 
「私たちが古典を読まなければならない理由はただひとつしかない。それを読まないより、読んだほうがいいから、だ。
 わざわざ苦労して読むこともなかろう、といって反対する人がい…[全文を見る]

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さいきん俄かに東欧づいてます。
ダニロ・キシュ、ミロラド・パヴィチ、ゴンブローヴィッチ、コンラッド(英語作家ですがポーランド人。実は先日まで知らんかったですYO! 汗)と読み進み、ついに奇書中の奇書、幻想文学の傑作と名高い『サラゴサ手稿』を読みはじめました。
 
ヤン・ポトッキ著(工藤幸雄訳)『サラゴサ手稿』世界幻想文学大系  第19巻 国書刊行会
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=14432
完訳版が出ることを祈念して……
(工藤幸雄さんは本当に素晴らしい、気骨のある翻訳者だと尊敬しています。いまエッセイも読んでるとこv)

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古典よむ部のことを語る
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>前世紀以前の書物なら、分野を問わず、すべて古典
 
はい、そのとおりです。
いちお、20世紀のものについては、
 
>次の世紀、さらには「次の千年紀も生き延びてほしい
 
ってな感じの希望をつけくわえておこうかな、と。

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古典よむ部のことを語る

うあ、は、反応がきたっ(汗)。
えっと、
 
>入部許可願の申請はいかにするのでありまするか?
  
まずは古典を読む。
これでOKです。
名前のとおり! 
  
で、このハイクに個人的な活動報告(何を読んだとか、レビュー書いたとか)をするよう考えています。
 
いま簡単なガイドラインかいてるところですが、なかなか腕がよくならず、やる気満々のみなさまをお待たせしてすみません。

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とりあえず、キーワード作成!