若い頃、夏になると、繰り返し読んだアルベート・カミュの名作。灼熱のアルジェリアのある都市を舞台にした疫病との戦いを描いた作品だ。始めから終わりまで淡々とした小説なのですが、閉鎖された街での一人ひとりの物語が印象に残っています。ラストの海のシーンが本当に好きだ。暴風雨の中にいるような人生の勉強やCOVID-19が終焉した日に、素敵な女性が傍らにいて「今さら実存主義小説?」とか思われながら、この小説を読み耽る時間を楽しみにしています。この小説は、本当に素晴らしいです!
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本のことを語る
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雨子さんのコーヒーの脇に置かれた本が気になります。タイトルだけで、だいぶ盛り上がってしまいそう。
本/言語学のことを語る
日本語の文法とは……
1972年に発行された『カード古典文法』という本がうちにあって、著者の青木一男は高校教諭だけあって学校教育向けの内容で、「こうだ、こうだ」の羅列で、これじゃ憶えられても理解できはしないよね、というそんな感じの反省から、藤井貞和『日本文法体系』という本は生まれたのだろう。2016年の発行。
この本では、助辞/助動辞を中心に、個別の説明ではなく体系的な記述を試みている。例えば語尾に付く「き/り/し/む」は、それぞれが関連を持っていると考える。そして「り」はアリのアが落ちた形であって、…[全文を見る]
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ドロシー・セイヤーズの「大忙しの蜜月旅行」が刊行されることになって、ほんとに嬉しい。
もう何十年も前にポケミスで「忙しい蜜月旅行」を読んだのだけど、その時でも初刊からは何十年か経っていたはずで、訳文が古めかしくてわかりにくいところもあったものの、すごく面白かったのを憶えている。
当時日本ではクリスティに比べてセイヤーズはあまり人気がなくて、購入できる翻訳本がほとんどなくて残念だったけど、それから何年か経って創元推理文庫から浅羽莢子さんの訳でピーター卿シリーズが次々刊行されるようになり、出るたびに喜んで買って読んでいた。
でも「学寮…[全文を見る]
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この本、レタスクラブのネット記事で試読したんだんだけど、すごくよさそう。
親自身が今までまともに性教育を受けてないからこどもにも伝えられない、ということを大前提にしていて、まず親が、性教育イコールセックスの話ではない、自分がまず「性」とは何かについて無知である自覚を持ち学ばなければいけないよ、というとこから始まってる。しかもすごくとっつきやすいエッセイマンガのていで。
具体的にはプライベートパーツについてからかなあと思ってたら、やっぱりそこから。たとえ親だろうがプライベートパーツを見たり触れたりしてはいけないのはなぜか、についての説明が明確でよかった。↓は、その部分。
https://www.lettuceclub.net/news/article/223478/
どのあたりまで続けて紹介記事が載るのかわからないけど、既にちょっと続きが読みたい。
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primeリーディングで、おすすめにあがってきた『マンガでわかる いつも誰かにふりまわされる! が一瞬で変わる方法』というのをざっと読んだあとでNHK1.5(youtube チャンネル)の『ねぽりんはぽりん』「メンヘラ製造機」の回を見たら「あっ、これ今見たやつだ」感がものすごかったです。
だめんずから離れられない女性なんかにありがちな「私がいてあげないと」という感情は、恋愛関係において強いストレスを受けると、ストレスから脳を守ろうとして脳内麻薬が大量に放出されるからだそうな。 そうして相手から離れられなくなり、依存関係が出来上がると。 こわやこわや。
本今日買った本のことを語る
『ドアビートルマニ』『ハイクエンド』
同人誌を買ったのはかなり久しぶり!つくし先生の方も表紙はこれですが全年齢本だよ!
ハイクエンドの方はこれから読ませていただきますー!
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以前書店で注文すると本の確認のときAmazonの画面を見せられてびっくりしたって話、しましたでしょう?これまで出版社のその本のページをプリントアウトして店員さんに見せていたのですが、Amazon画面の方が店員さんも確認しやすいのだとしたらそのプリントアウトの方が親切かなと思います。でもなんだかむずむずするんです。
やっぱり自分の注文記録のために出版社のページを印刷しておきたいと思います。
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多分「ジュリエット」より「ジューリエット」の方が日本語表記だと近いんだろうと思うけど、可笑しく感じてしまう自分がいた。岩波文庫でのタイトル「ロミオとジューリエット」。
https://www.iwanami.co.jp/book/b247199.html
一緒に聴きましょう。♪ 内気なジューリエーーーット
「♪ Please let me tell you "好きなんだ" と」ってバイリンガル感ある。
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最近、書店やウェブ広告で「なんとかさんはほにゃららら」ってタイトルの青年コミックをよく見るんだけれど、この流れの始祖となる作品が最近あったのかしら。脳内検索すると「宇津井健氏は神経痛」(「氏」か「は」をとらないと回文にならない)とか「京子ちゃん心配しないで」くらいしか出てこないのだけれど。後者はちょっとちがうか。
追記:逆だったあ「宇津井健は神経痛」は「氏」を入れるか「は」を取らないと回文にならない、だったあ (´∀`*
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昨日ふと積読してたこの本を読んでみようかなと手に取ったのですが、このタイトルはpoolameさんがお国訛りで連絡しているようだなと思っていっとくを確認しに行ったら戻ってきませんでした。
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さらに調子に乗る
この人の新刊はもう読めないんだ、としみじみ
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調子にのってまたエントリ
自分が「金之助さん」と心の中で呼ぶようになったのはこれがきっかけです
河出文庫版もありますが、
個人的にはこちらには本編に出てくる作品の原文一部がいくつか引用されているため
こちらがおすすめdeath!
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面白すぎる、というか、あのひとたちも人間だったんだなぁ、とつくづくする
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買った参考書をGoogle翻訳のカメラ機能で文字列として読み取って、メモ交えながら内容まとめるの勉強の役に立つんだけど、もうちょい手間かかんないといいな
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>> id:Talkiyan_Honin_Jai
買わねば、とAmazonを見てみたら、3月に十八訂版が出るそうです。
とりあえず予約しておきました。
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『最新世界史図説タペストリー』(十七訂版、川北稔・桃木至朗監修、帝国書院、2019)
世界史を学び直すため購入してみた。
東洋史についての記述を見てみると、近年の研究成果をしっかり盛り込んである。
他の個所についても、自分の高校時代からはかなり変化した印象で新鮮。
これが税込900円台で買えるのはお買い得。
…[全文を見る]
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お疲れさまどす帰宅中
「風に舞い上がるビニールシート」森絵都 読了
児童書出身の方だよね?って知識くらいで読み始めたので、
のっけから
(…なんとー!そうきたかー!いきなり急カーブでエロい!!)
とびっくりしたのでした。面白かった。
分量は多くないものの一撃必中!みたいな官能的な描写もよいですね。
印象に残ったのは↑の「器を探して」、
文学が好きだった青年が救われる「守護神」、
表題作、
営業と野球の話、
あれこれ全部か?
(追記)全然、全部ではなかったm(__)m 他も面白かったよ!
もう一冊借りてるので楽しみ
本/小説のことを語る
『クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等』を読んだ後で、吉村昭のクマ小説を読んでいたら、何だか深刻な問題意識に襲われてしまった。
なので、カクヨムに2018年に載せた『「小説になっていない」とはどういうことなのか』の第二回として足す形で、「吉村昭の熊小説と熊の実際」を書いた。
「どんなものなら小説になっていると言えるのか」っていうのは、かつて夏目漱石の『坑夫』を読んでから、「小説になっているのは良いことなのか」ということと同居して、いつも頭の片隅にある、私にとっては馴染み深い問題です。お暇なら読んでネ。