《Season 18・♯15》
・山手線を五芒星に見立てて連続殺人。ロンドンの事件になぞらえつつ、最後の標的が刑事の相棒なのが共通。
・真犯人を泳がせて始末するかと思いきや、老化による記憶障害などから自分の行動を認識出来なくなった南井十。
・凶悪犯人が自壊してゆく伊武雅刀の怪演ぶり! 右京さんは自分が同じようになるのでは恐れていたよう。その時引導を渡すのは冠城さんか。
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相棒のことを語る
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いよいよ《Season 18・♯14》
・特命係に乗り込む南井。Season 16では「一緒に死のう」とメッセージを送り、自殺に追いやったと推察する右京さん。
・日本の孤児院で育った経歴を持つ南井、施設の院長を殺したことを知る人物の殺害がSeason 17。
・イギリスでの右京と南井の出会いは共に相棒を失った5年前。私的制裁の殺人ならダークウェブ→ダークナイトの連想させるが。
・スコットランドヤード時代の相棒の娘を犯人に仕立てたかと思いきや、彼女は自殺…
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続いて《Season 17・♯17》。
・池内万作は神戸君のキーパーソンだからややこしい。刺殺された被害者は傷害致死の前科持ちや父親に庇われた加害者。
・イギリス人の売人が体内にゴム袋を飲み込んでコカイン密輸と聞くと吐き気がする。売人ではなく日本人のツアーガイドが…
・贖罪意識を持てない犯罪者の心に入り込む南井。南井こそ贖罪意識を持たない犯罪者を殺すことを生き甲斐にしているのに、殺されるまでは理解されたと錯覚するのか。
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Season 18の♯14と♯15を見る前に南井十(みない・つなし)事件の復習。
先ずは《Season 16・♯7》から。
・日系イギリス人の南井十。スコットランドヤードを引退して来日。右京さん停職中の『3年前の事件』はノベルス『杉下右京のアリバイ』に収録された事件ではない模様。次回の碇卯人氏の著作に期待。
・ネットの深層ダークウェブ。銃器や麻薬の密売に使われる。密売人に売ったのは刑事、しかし殺人計画はダークウェブで買ったもの。計画を売った少年の独白は唐突で飛躍を感じるが、そこに怖さもある。
・自分を犯人に仕立てた息子すら庇う父親。それを理解できない少年を突き放す右京さんだが、そこにダークウェブで『理解』した人間がつけ込んだか。
相棒のことを語る
《Season 18・♯13》
・奥多摩の村。他所から来た男に殺人容疑、冤罪でも自警団の図式で暴走する人がいる。
・被害者は人格者と聞いて、犯罪の疑いをかけられ一番困っていた人を助けようとしなかったと皮肉る冠城さん。
・構図は違っても山口県で起きた『つけびの村』事件にヒントを得てるようにも見える。
・眠らせた顔に布を被せて水滴を垂らして溺死。凶器の回収はドローン!
男はつらいよ/最近読んだ本のことを語る
《山田洋次・悪童 -小説 寅次郎の告白-》
・ドラマ『少年寅次郎』の原作。難解な純文学の後に読んだから読みやすい。ドラマとの相違点がそれぞれに良い。
・父親の平造が寅次郎を嫌うのは戦場で子どもを手にかけてしまったからなのは共通。竜造おいちゃんが子どもを空襲で亡くしている部分はドラマでは描かれなった。
・寅の友だちが中学から養護学校へ通うことを笑って話したことを帝釈天の御前様がきつく叱る。また御前様は寅の母である光子を想っていたようで小説では影の主役のようだが『それを言っちゃお終えよ』。
・『さしずめインテリだな』という寅の名台詞。インテリが嫌いなのではなくズル賢い奴が嫌。勉強して生きる努力をしている人間は本当のインテリ。
相棒のことを語る
《Season 18・♯12》
・一週遅れの見逃し配信。行方不明の青木君。捜査一課や部長より買っているのは特命係。誘拐被害先で捜査資料のパスワードを敢えてしくじり時間稼ぎの青木君。
・組織の怠慢が若手刑事の正義感を暴走させる。無関係を匂わせて人情極道の身代わり出頭で伏線回収。
・暴対法は子分の忖度で親分が逃げることを許さないんだろうが、法の下の公平からするとどうなんか?
相棒のことを語る
《Season 18・♯11 元日スペシャル》
・警視庁親睦会の雑用係担当。英国通の右京さんはゴルフにも一家言。(その割には初耳) 長谷川初範は芸術家からキャリア官僚に出世。
・地下駐車場の入口を複数爆破。立て籠ったヤクザの暴対法批判(葬式は出せない、口座は作れない)あたりはドキュメンタリー『ヤクザと憲法』の影響受けてる。
・居合わせた被害者は共謀した加害者。立て籠り犯も偶然ではなく…
・トンネル落盤事故で喘息擬装し自分の救出を優先させた官僚。家族を失った遺族の復讐は動画UP。更に息子の犯罪の強迫者と復讐まで。
(中略)
・二重のどんでん返しには慣れてるが三重四重に仕掛けられるとは唸らされる。現実感はともかくサイコパスさえ利用した執念。神森万里江脚本も良いけど、太田愛も恋しい。
カラオケカラオケ部のことを語る
(承前)
75曲目の『好きになってしまいそうだよ』まで。
この度シングルのA面・タイトル曲の75曲に到達しました。発売した順番に上げているので聴いていただければ幸せです。
カラオケカラオケ部のことを語る
6月からYou Tubeのアカウントにデビュー40周年に合わせて田原俊彦のカラオケ音源をUPしていました。
1曲目の『哀愁でいと』に始まって、
男はつらいよ/ドラマのことを語る
《少年寅次郎・第5話》
・家出中の寅はテキ屋と出会う。
・子どもにとって一番大事なのは味方になってくれる大人がいることだと光子。寅にとっては叔父叔母の竜造とつね。直接の親より少し離れた存在か。
・腰を気にする光子が膵臓癌と診断。知らせなくても気付く光子。大事な話を避ける寅と平造がそっくりだと。
・亡くなった光子の葬式に来ない平造に我慢できず旅立ってゆく寅次郎。良いドラマだけど、根が好い人の平造が、寅を邪険に扱う理由までは辿り着けず。やっぱり小説も借りようか?
男はつらいよ/ドラマのことを語る
《少年寅次郎・第4話》
・寅と産みの母のお菊と再会。せめてと万年筆を渡すが光子には言えず板挟みに。訪ねてきた学校で会わせたことを謝る坪内先生に驚く寅。尊敬できる大人に出会える少年は良いわ。
・復員後の姿から駄目男に戻っても寅には冷たい平造。坪内先生の娘夏子を侮辱された寅は反発して飛び出す。
男はつらいよ/ドラマのことを語る
《少年寅次郎・第3話》
・戦地から還った平造が娘のさくらを恐れる。PTSDだと思われるが、戦地で子どもを殺したと考える正吉。空襲の被害よりも加害性に言及する。朝ドラの『カーネーション』でも似た場面があったらしいが、踏み込むのはさすがにNHKと山田洋次。
・苦しむ平造に元のダメなお前に戻れと諭し正吉も逝く。
・中学生の寅は父と妹に気を使う。失恋が失恋を呼ぶ。寅の初恋相手をふった女たらしにささやかな報復。
男はつらいよ/ドラマのことを語る
《少年寅次郎・第2話》
・帝釈天の供え物もなくなる昭和18年。病弱の兄昭一郎は兵役に行きたがるが『戦って死にたいけど、望む生き方も死に方もできない』。
・なのに赤紙は父平造に来る。『お国も一番役に立たなそうなのを、足手まとい』と哀れむ祖父正吉。悪態をつきながらも息子を思う。
・酔った平造にも文句をつける憲兵、しかし出征前の酒だと啖呵を切る光子。敗戦前に昭一郎が病死。
男はつらいよ/ドラマのことを語る
《少年寅次郎・第1話》
・昭和11年2月25日、だんご屋の前に置き去りに去れた赤ん坊。芸者に生ませた父親は『正しい話なんぞ聞きたくねえ』なろくでなし。
・釣った鰻を売って怒られる寅次郎。友だちとその母のためだが『川の恵みで商売するな』と言う母光子。漁業権まで言わずとも商売の縄張りを荒らさない倫理観?
・身体の弱い昭一郎のために牛肉を買う平造。日米開戦前はまだ物不足ではないか。
・母への思いを話す寅次郎役の鈴木颯音君の演技力凄い。
相棒のことを語る
《Season 18・♯10》
・右京さんの私服が超レア。もはや捜査本部にいても黙認される特命係。
・凶器は牧草をかき集める4本爪フォーク。死神の槍に見えるわな。
・金塊密輸の意外な元締めは花屋。仕事人なら『花屋の政』になれるよ。
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《Season 18・♯9》
・保釈金を奪われたと見せかける狂言強盗と報復…かと思いきや。
・ドローンを使った爆弾テロ。『日本の科学者は戦後軍事目的の研究は行わないと誓い』。
・医療機器メーカーをロンダリングしての軍事転用。片山雛子のスポンサーを潰すか。シリーズを通じて科学と軍事の緊張関係がテーマになるなら気合い入ってる。神森万里江脚本はこれから要チェック。
・軍事転用の道が閉ざされるとは『おのれディケイド!』(奥田達士さんだからね)
相棒のことを語る
《Season 18・♯8》
・右京さんに言われずとも桝本記者と冠城さんが同級生に見えない(44歳)。
・『何十年前ですか?』の捜査二課時代。小野田官房長をあやふやにしないと30年以上前になるよ。
・告発させないための横領容疑と保釈金強盗。
・友人の妻の死因を尋ねろと言う右京さんに、離婚の原因を聞いて切り返す冠城クオリティ。
ドラマ/時効警察のことを語る
《時効警察はじめました・♯8》
・あ~~の結婚とか、さ~~の逮捕とか(笑)
・自分の誕生日にケーキを買う彩雲ちゃん。『好きにパタッとなる』は名言。霧山と二人でいた駅はいすみ鉄道か小湊鉄道か?
・水に使って消えそうな『誰にも言いません』。催眠を悪用する危険性が拭えない証拠ではないよな?
・追いかけなよ三日月君と思うけど、いつか続きが見られますように。スピンオフと見逃した復活SPも見たい。
ドラマ/時効警察のことを語る
《時効警察はじめました・♯7》
・眼鏡の一発屋歌手、歌は普通。
・ころも刑事だからとんかつ屋?
・殺害方法が必殺仕事人とか、25年前の携帯に通話記録が残るのかは野暮。平行な傷口のトリックと眼鏡の耳かけのカバーに隠した凶器が鮮やか。