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連続はてな小説のことを語る

不馴れな関西弁に思い悩む五郎。

「っらっしゃいませー!!」
突然、むやみやたらに声だけ大きなバイトがおしぼりを持ってきた。
「お飲み物のご注文はっ??」

「飲み放題のメニューはこれやで!!」
串焼きアラカルトに手を付けだした二郎がメニューを差し出してきた。

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連続はてな小説のことを語る

電話は二郎からだった。
泣いているらしい。
「どこのスーパーに行っても、タコはいてもイカがいないんだ…!!居酒屋の生け簀にはいたのに!!」
イカは五郎丸が買い占めた後だったのだ。

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連続はてな小説のことを語る

ー完ー、となったからには冥界から出ていかなくてはいけない。
再び唯一の二郎となった二郎はポジティブとネガティブを兼ね備えた人間になっていた。
いうなれば普通の人間である。

二郎はタカアシガニ速剥きパフォーマンスで手に入れた軍資金を元に人間界行きロープウェイに乗り込んだ。

「仕事あるかな…。冥界に行ってましたなんて履歴書に書けないしなぁ。」などと、現実的なことを考える二郎であったが、どの時代のどこにつくのかまでは考えていなかった。

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連続はてな小説のことを語る

O次郎とQ次郎はやることを探す為、その場をウロウロするもどうしても視界が霞んで思考がまとまらない。マスターの柄も色もよくわからない…猫なのかすらも不明である。

二人はさっき浴びたオリーブオイルのせいで、気のせいではなく視界が濁っていた。

二人は買い出しついでに、アイボンを買いにドラッグストアへ向かった。

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厨房では苦肉の策でたこ焼きwith明石焼き~あなたはどちらだと思う?~なる斬新な料理が作られようとしている中、二郎はサウナに入っていた。
口コミでも話題になっていた、ミネラルたっぷりソルトを体に塗り込み、顔にラップパックをし、砂時計をセットする。……傷口に塩がしみる。
しかし、二郎は汗と塩が混じる自分の腕をみてまんざらでもない表情を浮かべるのだった。

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もうイカ大王に振り回されたくない。
そうだ、マグロ漁じゃなくイカ釣りに出よう!
二郎はトウモロコシを背負い、イカ釣り体験ができる温泉街へ向かった。

二郎はお刺身が盛りだくさんの舟盛り御膳に想いを馳せる。
「お肉も食べたい…。」

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女が何が起きたかを理解する前に、女を椅子に座らせる五郎丸。「誰か!誰か湿布持ってませんか?」誰かが家の中へ探しに行ったのを確認し、再び全力で走り出す。
次第に猫の鳴き声が異様なものへ変わっていくことに気づく。
振り替えると、街中の猫が二人の後を追いかけていた。

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カンカンカンカン

踏み切りの向こうの側にあるスイーツ横丁からはチョコレートの匂いが。
売り子のおばちゃんからマカデミアナッツチョコを試食させてもらう。
チョコが小さすぎてナッツが全く無い。これではナッツの味がわからない。

とりあえず何かしらの作品のネタにはなるだろうと、作家はナッツと猫を求め南へ向かった。

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三郎は迷っていた。
目当てのお好み焼き屋の名前を忘れてしまったのだ。強烈なオリーブオイルの匂いを発しながら進む、不思議な盆踊りの集団とすれ違う。
そうだ!!オリーブオイルをかける店だった!!
三郎は「お好み焼き オリーブオイル」で検索をかけてみることにした。

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三郎は畳の上で簡素なテーブルと古い座布団が並ぶ雑然とした部屋で目を覚ました。
「おい、いつまで休んでんだよ!!」突然の怒鳴り声と共に松葉がにが現れる。
「………………!!」驚く三郎に気付かない松葉がに。
「海老のアヒージョ3つ!注文入ってんぞ!!ニンニクがもうそろそろ足りねーよ!!」
三郎は帝藻海名物メニュー「海老のアヒージョ」を作りに厨房へ急ぐのであった。