・会議シーンはどれもおもしろかったのだけど、特に予算をぐいぐい取りに行く姿勢にわくわくしました。やりたいこととやっていることが一致していること、それを端的に表現すること、だったかな。週6日開けるとか、そういう話をすると政治家は動いてくれる、そういう話をすれば政治家は拒否しないから、そういうメッセージを出す、みたいなことを皮肉じゃなくきちきちっと検討してておもしろかった。
・図書館自慢の「動く犬」カテゴリーに、「私のCD分類法は間違っていない」と自信を新たにしました。
・繰り返し登場する「公共」の文字、文字に収まらない、いろんな「公共」、三時間半の限られた時間が一週間のようにも半年のようにも感じられておもしろかった。
図書館に住みついている少年がリーアム・ニーソンを助ける「誘拐の掟」、今見たらまたおもしろそう。こちらも合わせて、おすすめです。
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(字幕)
・Comic Sans MS アメリカにおける創英角POP体です
・ジェイク・ギレンホールがめちゃくちゃかっこいい! 若い頃はピンとこない顔だったけど、眼力と迫力が釣り合ってきた感。
・ハリウッドはヨーロッパ大好きだよね。いつもぶっこわすけどw 面白かった!
・楽しかった! 今回のアクションはX-MENシリーズの中でも出色の出来だと思う。個々の能力を活かして戦うのがやっぱ燃えるよね。
・ジーンがサンサってこと以外何も知らずに行ったら、ナチュラルにエリック出てきておお!ってなった。イタリアで靴職人してるんじゃなかったのか(それは別の人)。宮村優子方式なのか。
・ラストにニヤニヤ。「女ばっかりが!」ってレイブンに怒られるよ~。つかこのシリーズ続くのか?
・原題直訳が「人類が月面を歩いて以来の最も重大な出来事」。これを知らないと、OPのイメージ映像の意味が、最後まで見てもさっぱりっていう(笑) どうやら歌詞でこれ出てるっぽいので、劇中歌の「モン・パリ」だけでなく、OPソングの訳詩も出してほしかった。しかし「モン・パリ」の歌詞もこの映画のシチュエーションだと笑うな。そしてイタリア語タイトルはたぶん映画内のセリフをそのまま採用したのだと思うけど、内容ずばりそのまま(「深刻なことは何もないですよ、ご主人は(以下ネタバレ)」)で、まあそのご主人ってマストロヤンニ、だからねえ。まさかそんなことにな…[全文を見る]
・GWにMXテレビで放送した、日本未公開マカロニウエスタンを今頃やっと見たのだけど、これはかなり好みだったので、昔のわたしGJ
・親子間の愛憎と復讐と記憶喪失と生き別れのきょうだいと、って、まるで大映のドラマのように盛りだくさん、な上にそれを構成する主人公たち3人(青年二人と娘一人)がちょっとびっくりするくらいの美形揃い。……あれ、勢いで書いたけど、ほんとに大映っぽいな思い返すと。
・でも一番やられたのは、その主人公たちの「互いしかないこどもたち」感です。なんかちょっと、JUNE読んでた頃を思い出したわ。見る機会があれば、おすすめです。わたしゃ保存用ディスクに入れちゃった。
・兄嫁と下宿屋のおかみさん、それに友人たちがチャン・ツィイーをこの世に送り返してくれる。
・ある種のおっさんたちをすごくいとわしく描写していて、それもあって昔の「オヤジ、いいかげんにしてくれ!」映画の数々を思い出してしまいました。
・信じるときはただ信じるのよ、それがいけないの? という言葉が印象に残りました。
・これなんでこんなに日本公開遅れたんだろう。おもしろいよ? んんん?
・これ以上に驚くことは今後数十年、ないのではないかというくらい、驚いた箇所がある。
・演技する風、心を持つカモメ、優しく降る雨と大満足。だがエンドクレジットの前に後編の予告が入り、それでわりと「ここまでは一体なんだったのだ」という気持ちになってしまう。エンドクレジットの途中で音楽切れるし、ラストの数分だけ突然観客に対してハードモードになってしまいました。
・タイトルも初見でジャンルすら知らず、無料放送を迷ったあげく録画したもんだったんだけど、これはおもしろかった! R15だけど、児童文学的な展開と思う。主人公ティーンなったかならないかくらいだし。ラストも。
・このタイトルはいまいち、でもWOWOW放送のタイトルはダメすぎ。全部見終わってクレジットで原題出たとき意味がわかって鳥肌立った。
・といっても、このお母さん見たときに某映画のキャメロンを思い出して、すぐにそういうことじゃないんかなあとは思ったのですが。それにしても現代原題怖い。
・ものすごく気分が悪い映画。何から何まで人のものを盗んで「ファウンダー」と開き直ってる盗人の話。何のファウンダーだよ。オリジナルアイデアを持ってる人間への嫉妬が凄まじい。拡大だけを目標にしたフランチャイズ化はオリジナリティをつぶす。
・真に受けすぎとか幼稚な反応と言われるかもだけど、もうわたしは絶対にマックには行かない。元々数年に一度も利用してないが。他にも問題あるフランチャイズ系があるだろうことは知ってるが、まあとりあえずね。
・ここまでげすなやり口を描いてるのに、感想の中には、成功者としての彼を讃えるものも少なからずあるので、これを成功譚・秘訣として見た人もいるんだと思う。そっちのほうが恐ろしい。
・公開当時、これでレスリー・チャン沼にはまって、公務員しながら国境越える追っかけになった上司がいたなあ(遠い目) なるほどなあ。
・昔読んだ『三寸金蓮(てんそくものがたり)』を思い出した。特に文革と「捨て子の我が子」との関係とか描写とか。何かオリジナルパターンがあるんかな。
・文革凄まじいのだけど、なんかこれ今の日本と近いところがあるようにも感じた。アジの言葉の使い方にも。ネット炎上をイメージ化すると、あの「自己批判」シーンみたいになるな、わたし。
>> id:dadako
専攻してる学生! なるほど、そのほうがありそうです。
>> id:screwflysolver
「動く犬」のとこ、わたし大学で学芸員課程を取ったんですが、その見学実習ってああいう感じだったんですよ。なんで、大学とか学校の実習の一部かと思って見てた。受講者の年齢層もばらけてなかったし。
だけど、数日かけたツアーとか講座の一部だと言われれば、そんな感じもありますね。
>> id:dadako
技法とかじゃなく、なぜその絵が描かれて流通したのか、みたいな解説でしたよね。たしかに。
「動く犬」のほうも一般向けっぽい説明だったけど、同じ講座なのかなあ。
>> id:screwflysolver
版画コレクション、同居人が「図書館だからか、美術品としてというよりあくまで物語関連の資料として説明してるみたいでそこがおもしろかった」と言ってました。
ツアーと講座とどっちでしょうね。講座でもああいうのありそうな。
・タイトルが嘘なことが映倫のせいでわからないというひどいことに。見終わってググった。というか、原作との比較とかをググらないと、あのシーンの意味がまったくわからない。映倫のせいで。生まれて初めて本気で映倫なくなれと思った。
・ずっとああして伴走者を取り替えながら生きてるんだろうなあと思うとかわいそうだけど、その一方でそれはやっぱり別の生き物としては当然の理屈というか生き方なのだろうなと納得もしてしまう。どうしても見せてしまう動物的な本能剥き出しの行動とは別の意味で、納得してしまうことが怖かった。
・プールのシークエンス(?)すばらしかった。マンガだったら時々ああいう描き方・見せ方あるなと思うんだけど。清水玲子とか。見開きよねあそこ絶対。
・お仕事ものだよ! 内容としては関係者の会議+実際に現場で行われている業務なんだけど、後者がバラエティに富みすぎ。作家なんかを呼んでの講演、演奏会、読書会、WiFiレンタルから就職フェア、そしてもちろん本の貸し出し。あなたが読んだのはオズの魔法使いの一作目ですね、このシリーズは他にあれとあれとあれがあって、これだったら今すぐ借りられますよ。
・お金は大事。お金は大事。私が過去に見たことのあるワイズマンの作品はABTのだけだけど、あれでもお金の話してた気がする。しかし予算取りに行くぞ、という気概が頼もしい。
・ちょっとずつだけど講座の内容をきけて勉強になった。あと版画コレクション見たいんですけど! ツアーっぽかったよね。ニューヨークまで行ったら見れるのかな。
・なるほどみんながマント、マント言うわけだ(笑)
・ドクターと話してるエイシェント・ワンに、『羅陵王』(佐藤史生)の祭主さまを思い出してしまった。原作のエイシェント・ワンとはまっっっったく違うらしいけど、すっごいティルダはまっとる、というか、一人で少女マンガ的にしてしまっててすごい。吹替で見たんだけど、これは字幕で見るべきだった。日本語訳だと女性になっちゃうけど、たぶんこれ中性か無性のイメージよね。
・勝ち方(笑) タフな精神(笑)
・あれ、予想外。ぐだぐだじゃなくてちゃんとおもしろかった。
・2016年の映画なんだけど、うん、フェイクニュースも分断もその真の目的も、すべて確かに「今」の話だった。アクションもいいのだけど、それとは別にそこのところもちゃんとしててちょっとびっくりした。
・スリの手口が見てて楽しい。
「神と共に 第一章 罪と罰」
・柱になるミステリが三つ……四つ? 三つでいいか、あるいは二つで。それらの行ったり来たりとアップダウンがスムーズでだまされている感じや先送りされる感じが全然ない。
・観客をまっさらな、ただただ楽しませるべき相手として想定していて、映画を見ていて時々ある、「今映画に慰められているな」という感じの巨大なのがやってきて、「ふわっっ」とか思っているうちに終わってしまう。
・ハ・ジョンウ、もはや天使の風格。
・おめめきらきらピカチュウも、しおしおしわしわピカチュウも、おっさん全開ピカチュウも、全部可愛かった!!
・後お気に入りはフシギダネ(猫っぽい)とバリヤード(うざかわいい)とゼニガメ(働き者)ですね。
・ミュウツーって能力的にも進行役としても最強ですわね(こら)。