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id:dadako
のことを語る

今、『ナポリの物語2 新しい名字』を読んでいる。

isbn:4152097639
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前作の『ナポリの物語 リラとわたし』を読んでるとき、なぜか唐突に、昔読んだ『屋根裏部屋の花たち』を思い出してしまった。物語の要素として似てる部分はまったくないと思うのだけど、自分がこの本に対峙するときの態度というか心持ちというのか、それがあれに対するそれとすごく似てる気がする。
60を過ぎて唐突に姿をくらました、幼馴染みで親友の女と自分との相剋の記憶と記録、みたいな話なのだけど、もしかしたら、彼女のナルシズムを指摘する主人公の語りそのものがまたナルシスティックであること、あたりが似てると感じてるのかもしれない。まあ今読んでるとこまだティーンエージャーだからかもしれないけど。

id:dadako
/読了のことを語る

『英国一家、日本をおかわり』マイケル・ブース(著)寺西のぶ子(訳) 角川書店

isbn:4041038901
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アニメになる前に『英国一家、日本を食べる』『英国一家、ますます日本を食べる』を読んでたので、あのアニメ(正月の特別編まで全部見た←)についてのあれこれ言及にはにやにやした。
たぶん前作は、本来は一冊の本を、日本版では食べ歩き中心のパートと、より食文化論に近いルポルタージュパートの二冊にわけて出版したんだろうと思う。この本は『ますます』の方に近い。食文化の体験と考察。あいかわらず笑わせてくれる体験記だけど、今回は辛口の(真っ当な…[全文を見る]

id:poolame
のことを語る

ひところのサラリーマンの知的レベルを上げたと言われる(こともある)松本清張。生まれて初めて読みました。ふぁ〜〜〜〜。びっくりした。

「そうなんですの。わたくしは何でも計算してみたくなるんです」「ははあ。すると、数学には特に興味があるんですか?」「正式な数学はむずかしくてわかりません。でも、こうしてすわっていてお宅の障子の桟の数がいくらあるか、また、お宅の玄関から見て五分間に何人ぐらい通行人があるか、そんなことにはとても興味があるんです」「おどろきましたね」

この、「何でも計算してみたくなる」人が、意味ありげな純和風の美人…[全文を見る]

id:PlumAdmin
今日買った本のことを語る

id:you_cats0712
読書のことを語る

そう言えば私、趣味は歴史・時代小説と翻訳ミステリと言ってもいいくらいだったのに、最近はすっかり翻訳ミステリから遠ざかっているし、歴史・時代小説もほとんど決まった作家のしか読んでないような気がするなあ。
お気に入りの作家は次々お亡くなりになるし。

id:Nakano_Hitsuji
読了のことを語る
id:poolame
のことを語る
ISBN:4167909340
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テーマ毎に様々な本を紹介してくれるので、紹介されている作家は 176人、作品は 488冊と、とても手の込んだブックガイドで、おまけに文体が明るくて楽しい。いやあ、歴史小説ってたいへんなことになっていたんですね。「不倫の恋にヤケになっていた OL の頭上で突然何かがスパーク、気がつくと平安時代(のような場所)のある女性の中に、彼女の意識が入り込んでいた」「その女性とは紫式部のおそば付き女官で、『源氏物語』の元ネタを集めていた小袖」というよくわからない小説を取り急ぎ、注文してしまいました。
ところでこの本は各章のタイトルがダジャレになっていて、あとがきを読むと、これを考えるのがいちばん辛かったそうです。ダジャレっていうのは、こんなの。


こういうタイトルがずら〜〜っと並んでいる目次をしげしげと眺めているだけで笑っていられます。おすすめです!

id:sentakusumako
のことを語る

じつは『応仁の乱』放置中

id:Yoshiya
今日買った本のことを語る

日本小説の棚を探してみたが見つからず、店員さんに本の場所を訪ねたら、ラノベの棚にあったので、ちょっと恥ずかしかった51歳の夏…

id:dadako
のことを語る

エレナ・フェッランテの『リラとわたし ナポリの物語1』読んだ。

isbn:4152096985
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1は、1950年ナポリの場末の町そのもののについてと、そこに生まれ育った少女二人の60年に及ぶ繋がり、の、最初の10年くらいの物語なんだけど、身につまされるほど理解できておもしろかった。
地方の田舎の、どん詰まりの何歩か手前みたいな貧しい町の、貧しい家庭の、お勉強がすごくよくできる「女の子」であるのがどんなことかどんなふうか、というのがすごいちゃんと書かれてる。しかも2パターン。
先生の家庭訪問のエピソードは、母を思い出してしまった。母もそ…[全文を見る]

id:nico-at
読書のことを語る

本を読み終えたら内容を大方忘れる。
久し振りに本をまとめ買いしたから覚えられるようにがんばるぞ???

id:PlumAdmin
/今日買った本のことを語る

奥田英朗『ナオミとカナコ』
夢中で読める本が欲しくて、kindle本がセールだったので。
期待。

id:poolame
のことを語る

丸山正樹の手話通訳士のシリーズ、おすすめです。「聞こえない声に耳を傾ける/聞こえない声を可視化して届ける」、そういう構えで生きることで主人公がじわじわ成熟していきます。最初はがんばってがんばって誠実にふるまっていた彼が、無力さを実感しながら静かに、当たり前に、誠実さを身につけていく姿にわくわくします。小さな声をないことにすることで保持されるのが「公共性」なのかと、日々逡巡している私たちの喉に耳に背中にそっと触れるような物語も素晴らしいです。

ISBN:4167904209
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ISBN:4488027814
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ISBN:4488027970
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id:poolame
読書のことを語る

『ヒストリエ』の 11 巻が出ていたよ〜(・▽・)( ・▽)( ・)(  )(・ )(▽・ )(・▽・)

ISBN:4065156483
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10 巻を読み終えたとき「この先、私ですらおぼえているメジャーな事件があるのだがどうなるのだろう」と思っていましたが、こうなるとは〜!! おもしろーい! まだ『ヒストリエ』を読んでいない人がうらやましい。今日 1 巻を買って、5〜6 週間に一冊のペースで読んでいけば、それほど待たずに 12 巻が読める計算。いいなあああ。

id:pictures126
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課題図書(違っ)と間違って今村夏子「あひる」を購入して読了
言えないよ、そんなこと
この作者の文体好きです
冒頭から引き込まれる
あと、このかた、ちょっと変わった人を普通っぽく描くことに長けている

id:poolame
読書のことを語る
「…(前略)…『ゾンビ・ガールズ・ゴーン・ワイルド』を観たこと、お母さんにいうわよ」〈そんなこと、いえるわけない!〉「それに『ゾンビ・テラー』と『ワールド・ウォー Z』も」ブリディは無慈悲につづけた。「あと『SAW・リボーン ゾンビ拷問者の復讐』も観たって」〈観てない!〉メイヴが憤然といった。
ISBN:4153350427
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ロマコメの女王、コニー・ウィリスの久々の新作はこれぞロマコメという感じで楽しかった。後半はとくにぐいぐいと読みました。
それにしても何という口数の多い登場人物たちでしょう。危機的な状況でしゃべる、しゃべる、しゃべる。みんなすごいおしゃべりで、しかもいっぱいいる。ハイク向き。

id:poolame
読書のことを語る

今、三冊読んでいて、一冊は残り60ページというところであえてこうして間を取っていて(こわいから)、別の一冊は残り一章というところで三日ほど寝かし(なぜならその章の前で時間が一年半経過しているらしいから)、最後の一冊は半分過ぎてやっと本題に入ったところでほっとして読むスピードが落ちている(本題に入る直前の章には「ここは飛ばしても問題ない」という注意書きがあった)。さて今夜、一体どれをもってふとんに潜り込むか、それが問題です。

id:sdkfz
今日買った本のことを語る


なんか、かわいい?しおりが入ってた

id:poolame
読了のことを語る

若竹七海『殺人鬼がもう一人』

ISBN:4334912613
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改竄やねつ造が常態化した警察で、もはや正義だとか公正だとかそのようなものとは無関係な日々を送る主人公がせっせと小金を貯め込む。ただ、主人公の働きにより、事実は明らかになっていくから、そこだけは救い。主人公が「あなたが何をしているか、知っている」と言う度に犯人達は顔色を変えたり、その事実と引き換えの何かを明け渡したり、それぞれに反応を見せる。事実に重みがあるという点だけが救いといえば救い。でも本を閉じたとき「あれ?」となって、もう一回最初から読み直してしまった。二回読んで、やっぱり「あれ?」というのは解消されなかった。現実なみの気持ち悪さ。

@spectre_55
読了のことを語る

「夜と霧 新版」
(ヴィクトール・E・フランクル著、池田香代子訳)

ウィーンに生まれ、フロイトやアドラーの教えを受けて精神科医になったものの、ユダヤ人であったが為に強制収容所に送られた著者の、収容から解放、そしてその後までの体験を綴った大ロングセラー本。

もうずーーーっと気になっていつつも手に取ってなかったんですが、近所のブックオフで、かなりきれいなハードカバーが300円とかだったんで読んでみた。

一読してまず感じたのは、書かれていることの重さに反する(?)読みやすさ。そんなに長い本ではないのもあって、半日かからずに読み終わってしまった…[全文を見る]