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カーネーションのことを語る

私も断然糸子派ーーーーーーーーー!!
と、思わされた15分。北村の「かっこつけんなや〜」からの下りには思わず「かーーっこいー……」と言葉を漏らしてしまいました。

糸子の立体裁断をじっと見つめる直子は、何を思う。
昌ちゃんと糸ちゃんとおばあちゃんの掛け合いには笑ってしまいました。

いやー、あれ、「足りなかったら困る」精神でどんどん作っちゃうんだよね。

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甘えてるなあ、直子。とりあえず、自分が呼んだ客は自分でもてなそう。
もてなしなんかいらない、姉ちゃんが勝手にやってるだけや、と言うのなら
姉ちゃんの前に客つれてくるな。

そもそもコツコツ課題を出す、というような、段階を踏んで上を目指す、と、言うのはそんなに悪い事じゃない。得てして「着実」なその方法は、誰にでも出来るように誤解されがちで、失敗もないような、そういう風に見えがちだけど、成功した多くの芸術家は、どこかで必ず「こつこつ」してる。

毎日毎日努力を重ねる事や、きちんとやる、という事も、かなり希有な才能だと思う。
そして好きな事…[全文を見る]

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もう、私も大人なので、直子の尖った部分を魅力的にも思うし、直子に共感する部分はたくさんあるのだけど

だけど、どうにもこうにも優子に感情移入してしまう訳なのです。なんだかんだで直子を気にかけ、友達を連れてきて世話を焼き、実質的に我慢をし。
それは直子にしてみたら「あんたが勝手にやってることやん」なんだろうけれど。

そういうことじゃないのよ、と言うことを、わからない人はわからない。(別にわかったからどう、と言うことではないが)

直子が優子に向ける攻撃や攻撃的な言葉は、甘えでしかない。自分のもやもやをぶつけてよい、という甘え。
でも、直子にその自覚はない。

直子も無自覚な優子にめいっぱい傷つけられているんだろうけど、だからって攻撃してよいわけじゃないというのは当たり前のことで、だけど、それが出来るのは、お姉ちゃんだからなんだぜ。

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カーネーションのことを語る

あと、優子が、「いいこいいこの優子ちゃん」「やっぱりしっかりしている優子ちゃん」「さすがお姉ちゃん」という周囲の空気の中、自尊心をめきめきと回復させていく様も、良い意味で滑稽で面白かった。

妹たちを集めて「うちがつぐからあんた達は好きなことをしなさい」と微妙に自己犠牲の精神を漂わせ、長女だから家のこと、みーんなの事考えてます、私が背負っていきます、とわざわざアピールしちゃう、あの感じ。

糸ちゃんは、「だれもそんなことたのんでへん」っていいそうだよ(笑)
でも、あれは、すごーく直子のことを意識してるからだよね。
ああやって、競い合ってるんだよね。

時代もあるだろうけど、同じ長女でも糸子の時とはぜーんぜんちがうのねえ。そりゃそうか。

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多くの視聴者(と言う名の親戚目線の人たち)が心の中で「糸ちゃん、それはだめええええ!」と叫んだに違いない今日のカーネーション。

でもやっちゃうよね。あんなん、あれは、あの人達にとっての日常だもんね。
家族という関係で甘えもあるし。
大抵、あとで「あれは傷ついた」と言われてハッとしたり理解したりするんだよね。
前回、色あせてしまったあのバッグは、直子にとって苦い物となって
結果的に「ほかしといた」状態でそこにあったんだろう。
それでそう言う状態は周囲から見たら「いかにも直子らしい」(がさつ、おおざっぱ、と言うイメージ)様なことで、そ…[全文を見る]

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本日も15分足らずで、ものすごい情報量でした。ここにでている人たちの23時間45分を容易に想像できるような、無理なく、的確な情報量。

とりあえず、北村のおっちゃんとのエピソードが
本当にあったことだとすると、実際には呑ませたと思う。

あと、オノマチは新山さんと実際に年齢はそんなに変わらないんじゃないかと思うんだけど、それで新山さんとは逆に、肌の感じとか綺麗、若い、と思うときがあるんだけど二人で言い合うときにはちゃんと親子、と言うのが凄いと思う。千春も頑張っている。

直子のわかりやすい悲しさ。優子の長女だからこその悲しさ。
認められたい…[全文を見る]

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私は、新山千春の優子ちゃんが結構好きですよ。

最初に見たときは、正直「10代の肌」ではなかったので
デジタル放送って残酷だな、とそれこそ残酷なことを思いましたけれども
しゃべり始めたら違和感なく、直子に比べてしゅっときれいな長女、と言う感じも悪くない、と思った。
ばくばくごはんたべるところとか、はしゃぎっぷりだとか、冷静に考えたら痛い、のかもしれないけれど
冷静に考えさせない勢いと面白さがあるなー、と思いました。

あと、昌ちゃん役の玄覚さんがポツドールの人、ということを今日知りました。

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そして本日の放送ではついに優子と周防家の子供がはっきりと「まきこまれた」わけで、それを見てたら「やっぱりいけない」と思うのが大人として正しい態度だな、と思うには思うんですけれども

でもああなっちゃった以上、それを消すことは出来ないし
無理矢理消されても、子供はそれ自体を察知するし。
親側がどんなにその意識を隠しても
「自分のために親が何かをあきらめたかもしれない」と
いうのを子供は割と察知する物だし。
もし、そう思い続けてしまったら、それはそれで不幸なことですよね。

結局子供は、小さくても自分に起こる現実には自分で対処していくし
そうするしかないよねー。
そしてそうやって起こった現実を、誰のせい、とかにするのは無意味だ、ということを学ぶのが人生さ。

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糸子の、傲慢さと猪突猛進で周りが見えなくなるところと
周防さんの周りを全く幸せにしない優しさとナイーブさが
見事にかみ合って、周囲から見たらとっても最低。

それでも、家族も糸子も大事にしている正直者の周防さんと
「何が違うんやろ」と気がついてしまう勘のいい糸子が
気がついてしまうから、切ないな、と思う15分でした。

気がついてしまうからさ。理解しちゃうからさ。だから、切ない二人でした。

「夢を叶えたいと思うあまりに夢を取ってしもた」

というのは台詞だけど、勘がよくて頭の回転の速い糸子がいかにも言いそうな台詞で、まあ、うすうすなんかお…[全文を見る]

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NHKオンデマンドの特選にも配信が始まっていました。
実ははじめの頃はちゃんと見ていなくて、先日第一回からちゃんと見たんですが
尾野さんがちゃんと「娘」で、改めて驚いた。竹下景子を老婆にしたNHKメイク部さんですから、メイクや髪型もあるのかもしれないんだけど、表情が、表情が違うのよ〜。
後、動きも違うと思う。(全然関係ないけど、純情キラリの頃はどうやっても竹下景子は20歳くらい、には見えなかった訳で、これはNHKメイク部が凄腕になったの?それとも別の問題?)

とりあえず、最終回まで見終わったら、もう一周する、と決めている。
第一回の放送には泰三兄ちゃんもお父ちゃんもいておばあちゃんもいて、泣けました。
このまま見続けたら、勝さんが出てきてまたなくとおもう。
勘助が、戦争に行くのいややわ〜とかいってるのを見た日には多分、号泣する。

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親戚一同やってきた日、をオンデマンドで見た。

「子供らが傷つくんじゃないか」
「学校で言われてるんじゃないか」

と親以外の大人が口にしたときが、私の涙腺決壊場面で
思わず声に出して「傷つかない!」といってしまった。

いや、傷つくこともあります。嫌な思いをすることもあります。
でも、それと同じくらいに「かわいそう」と勝手に気を回して
「かわいそう」な目に合わせないために
自分の大好きな人が我慢している(この場合は我慢を強いられている、責められている)
と言う状況も、子供は傷つきますから。そういうの、わかりますから。

そんでトータルで、「傷ついた心」も、その原因がなんであっても子供自身の物、ですから。

子供の環境について「かわいそう」と周囲の人間に言われるとき
子供心に親が責められてる気がして、とっても嫌だったなーと思い出しました。

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「晩年は夏木マリさんに交代」と聞いてからずっと
尾野真千子さんが直子役で出てきたらどうしよう、と考えいてる。

……いえ、どうしようもないんですが。

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ああ、全くもう、人の心のままならなさよ。
会話劇なのに、ちゃんと時間が進んでて、大筋はシリアスなのに会話はコミカルでほんと、面白い。
北村がそれでもチャーミングに見えるのは、ほっしゃん。のおかげかー!

しかし、途中で、ヒロインの晩年を夏木マリ、のニュースを見てしまい地味にショックを受ける。

いえ、夏木マリ好きだけど。おひさまだって、晩年は若尾文子さんだったし。
晩年、と単純に話しても、90過ぎまで書くとしたら、それは確かに、娘時代から20年、顔と雰囲気を変化させてきて、それに成功している尾野さんであっても難しかろう、とは思うけれど………[全文を見る]

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どうしようもないなー。人の心は、どうしようもない。

見ながら、糸ちゃんよかったねえ、とは全然思わなかった。
だってそれは、同時に、苦しみステージ一段あがった、ってことだから。

不倫の恋に問題があるとしたら、それは当人同士ではなく
当人以外の近しい人が、否応なくそれに巻き込まれ、
苦しい思いをしてしまう、と言うことで、
これもまた、「その人」以外には変わってあげられないものだから、どうしようもない。
世の中には、なんとどうしようもないことであふれていることよ。
でも、そういうもんでしょう。
周囲の苦しさを当の二人が無視できるとは思わないし
その事実がまた、彼らを苦しめるんだろなあ。
でも、どうしようもないんじゃなかろうか。人の心だから。
あと、私は結構北村さんおしですよ!
北村さんは、勘助的役割なのだろうか。

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私がじーっと地味に思っているのは
実は周防さんと見せかけて本当のお相手は北村さんなんじゃないか、という、展開です。
いや、「ないないない」(展開的に)というのもわかってるんですが、でも、あっても面白いというか、それはそれかなーと。

いや、だって少女漫画のパターンのひとつなんだよ。(カーネーションは少女漫画じゃないけど)
憧れの彼がいながら、結ばれるのはいつも口げんかしてるあいつ、というのは。

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糸ちゃん可愛い。実質これが、彼女の初恋なんじゃないだろうか。
勝さんのことももちろん好きだっただろうけど、そのプロセスを考えると
好き、と感じたときには既にそこにいて、絆があったわけで、片思いしてどうこう、という感じじゃなかったろうし。「恋愛関係じゃない所から男の人を好きになる」経験が少なければ、いくつだろうとああいう感じになってもおかしくない。

そもそも、他人との出会いやそっからどういう関係に発展するか、なんてのはタイミングも物を言うわけで、勝さんとは勝さんとの関係があり、周防さんとは周防さんとの関係、出会い方があるわけだから…[全文を見る]

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奈津に声をかけながら、おばちゃんの顔はどんどんしっかりしていき、目には光と、そして力が、戻っていった。

「言わんとき。」と奈津の口を手で押さえたおばちゃんの顔はもう、2人の子供を育て上げた、母親の、年長者の顔だった。
北村薫の「秋の花」という本で、似たようなシーンがあって、それを思い出した。
(完全にネタバレになるので、詳細は避ける。そしてそのシーンは、その時助けた側が口にする言葉も凄くいいのだ)

奈津への助け方も、良かった。「提灯」と例えている方がいらっしゃったけれど、足下をすっと照らし、寄り添って一緒に行くような。

「新しい時…[全文を見る]

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不倫疑惑のある夫が
「店の心配ばかりしてた」
「家族の写真を一番大事に持っていた」
というエピソードが、ありがちっちゃありがちだけど、人間の深みを感じさせる。
そうよねー。人間はいつだって良識的なわけじゃないし、倫理にのっとって動いているわけじゃない。

不倫疑惑のエピソードを伏線のように捕らえると、その回収に目をやってしまいがちなんだけど、個人的には、これは糸子の物語なんだから、糸子の中で決着が付くなら、それはそれでいいと思ってた。
「物語的に説明して回収する」エピソードを入れない、ということは、朝ドラのような物語を作ることにおいて…[全文を見る]

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でも、手、にぎっちゃうよー。
抱きしめちゃうよー。そんなんしょうがないよー。

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糸ちゃんが泣いていない間は、私がテレビの前でないといたよ!

戦争終わり!戦争終わり!戦争終わり!
来年は、パーマと洋服の時代。