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‪クラシックバレエ三大クズ男を考える。①『ジゼル』のアルブレヒト、②『白鳥の湖』のジークフリート、さて③は誰だろう。『ラ・バヤデール』のソロルかな。『ドン・キホーテ』のバジルは諸星あたるっぽいけど、あそこまでクズ男じゃないし。‬

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色悪カテゴリーなのはヒラリオンです。なぜ抜けた……。

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ENBのアクラム ・カーン版ジゼル2回目。やはり音の設計が秀逸。ありがちな流れからふとノイズに切り替わるときなども計算されていると思う。今回も、死に方も含め歌舞伎で言う色悪カテゴリー。そしてミルタ登場シーンはトウで歩いてロホを引き摺るって、やっぱり大変そう!

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調布で英ロイヤルバレエの『マイヤリンク「うたかたの恋」』。マクレイ復帰作で、無茶苦茶難易度の高いパ・ドゥ・ドゥだらけ! こんなマクレイ見たことないし、サラ・ラムはムンクの「思春期」を思わせるダークネス全開のファム・ファタールぶりだし、この二人しか踊れなさそうなこんな大変そうな演目も見たことないし、とにかく、素晴らしかったです。見てよかった! 東京では調布、日比谷、日本橋で今日13日まで。
http://tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=mayerling

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恵比寿ガーデンシネマでマシュー・ボーンの『シンデレラ』。映画ならエンドロールになるところで思わずというか、思いがけず落涙。舞台は1940年の空襲下のロンドン。そこでは田舎に疎開もできない庶民はみんな、男女関係なく「灰かぶり」だったんだよ、というマシュー・ボーンの祖父母世代への思いを受け取ったと感じたからかもしれない。とにかくみんな灰色か黒白、カーキ色メインで、シンデレラの白と銀の「舞踏会」ドレス以外はくすんで煤けているのです。
あ、あと邪悪なのは継母だけで、姉さんたちはそれに引き摺られてただけで、芯から意地悪じゃないのもよかった。ほ…[全文を見る]

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ボッレが踊るベジャールの『ボレロ』の最後のシーンが、ボッレ本人のインスタ ととストーリーリーズに上がっていた。
底引き網で人間たちを何回かに分けて引っ張り上げ、最後に地獄の釜の底に道連れにする美しき悪魔のような、あるいは人間たちを天上に引っ張り上げて力尽きる大天使のような迫力だった。
本当にボレロは踊る人によって違う。同じ振り付けなのに!

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ノイマイヤー神による近代バレエの神を扱った作品『ニジンスキー』に揺さぶられた余波がボディブロウのように効いてきて、眠れなくなってしまった。
後半、戦争の表現としてあらわれる大勢の兵士たちに、ニジンスキーの当たり役たちー薔薇の精、金の奴隷、ペトリューシカなどなどーが軍服を引っ掛けた者たちが交ざっている意味を考えている。
狂っているのは自分ではない、第一次大戦に向かう世界が狂っている、とニジンスキーが思うとき、しかし自分の中にも狂った世界に通じるものがあるのではないかという懐疑も同時にあって、それが彼をさらに追い詰め、踊れなくしたの…[全文を見る]

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ハンブルク・バレエ団の『椿姫」、競売の場面で「舞台と現実の境をなくしたら、一番値が高くつくのはマルグリットの日記だよなー」とか考えてしまった。辞書引き引きフランス語読むのはつらいので、鹿島茂さんに落札してもらって、書籍として出されたものを読んでみたい。
なお1日にリハーサルも見ていたけど、やっぱり本番は別物。演技以外では、主にメイクとライティング。ところでリハーサルの時から思っていたのだけど、マルグリットの求婚者のうちのひとりの眼鏡さん、一途なのにモブだから報われないのが、『うる星』のメガネの「ラムさ〜ん!」を思わせる。

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今日はハンブルク・バレエのリハーサルを見た。
リハーサル見学はいつも、仕事場拝見って感じで面白い。

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そろそろ今日のベジャール『魔笛』開場。見る人が羨ましい。昨夜は、ヘルメスの杖のようなパパゲーノの魔法の鈴、めくるめく秘数3の繰り返し、ベジャールに髪の色や髭の似た弁者などに導かれ、魔法の世界を体験した。

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‪ベジャールの『魔笛』、モーツァルトの音楽をバレエで見るというのがこれほどの歓びだとは思わなかった! というくらい面白かった。あのマークを人体で表現するだけじゃなく出しちゃうんだ、とか、「夜」が「月」に矮小化されつつも生き残るラストにも驚きあり。‬

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先週金曜の「20世紀の傑作バレエ」について、わすれないうちに書かないと、と思ってはいるけど、なかなか思ったことが言葉にならない。

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昨夜の東京バレエ団とダニール・シムキンのくるみ割り人形は、衣装の色とデザインが一部学芸会チックなものが残るほかは、プロジェクションマッピングなどを使った演出・美術、配役などかなりよかった。

ただし、オケの演奏は除く。今回もプロとは思えないいろいろがあった。

・1/6秒〜1音、別パートの音のリズムが合わないことがしばしば。おそらく外してるほうが指揮者を見てないと思われ

・くるみのあのメインテーマが最初に出るところがボソボソで弱いし揃ってないしでひどい

・白鳥の湖と同じ曲、つまり第2部はまあまあなめらか

・シンバルがかなり酷い。「いやそ…[全文を見る]

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オールスター・バレエ・ガラ、最終日のBプロでした。ラフマニノフの「ラプソディ」にアシュトン振付を、フェリとコルネホの二人で幕開け。2007年に引退、したと思ったら2013年に50歳で復帰、今年53歳のフェリを見ると、年齢って、なんだろうと思えてきます。

特にAプロでのジュリエットは、引退前と変わらず、いやむしろ初恋で暴走する乙女心の表現はさらに研ぎ澄まされて、純粋ゆえの怖さに、ロミオが宥めすかしているように見えるほど。

そして次はアナニアシヴィリとゴメスの「白鳥の湖」第二幕のアダージョ。Aプロでおそるべき「ジゼル」を踊った二人のこれもまた、素…[全文を見る]

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昼間のアナニアシヴィリの「瀕死の白鳥」が繰り返し瞼に蘇る。最期、力尽きる白鳥、ふっと舞台の床に腕、そして手が落ち、同時に二階席まで聞こえた、こつん、という音。その、こつん、を陳腐にさせない、本当に鳥ならそんな音はしないはず、とかそういうツッコミを跳ね除ける、そこに至るまでの一連の踊り。

ラストのその、こつん、からすぐの暗転と同時に涙が滲む。夫の人はロパートキナのそれは白鳥にしか見えず、アナニアシヴィリのはダンサーに見える、と言うのだが。今夏見逃してしまったがザハロワのそれも生で見たい。この演目は、踊り手の舞踊言語の違いが本当に際立つ。

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オールスター・ガラAプロ。初っ端のロパートキナから超人ばっかり、なのにまたしても生演奏がぱっとしない……。休憩後からの第2部の演奏の方が粗が目立つのは、みなさんスタミナ不足?

特にひどいのが、ロミオとジュリエットの寝室のパ・ド・ドウ。せっかくフェリが暴走する恋心を踊っているのに、あんな演奏でかわいそう……。

第2部最初のピアノとヴァイオリンも、弾き始めがどうも硬い。ピアノは左利きのひとが弾いてるのかと疑うほど、高音になるほどに確信なさげなタッチだし、ヴァイオリンも余裕なさげ。瀕死の白鳥はそれで心配してたけど、これは弾けてる。全体的に…[全文を見る]

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某カレーを思わせるタイトルがちょっと……な公演、「バレエの王子さま」最終日。ほぼコンテンポラリーばかり、そして思索的なものとコミカルなものが交互にやってくるのが面白かったです。

まずはオープニングでややコミカルに今日のメンバー紹介。そしてダニール・シムキンとマリア・コチェトコワの「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」で会場をゆるぎないテクニックで沸かせたあとに、カリグラフィーで書かれる飾り文字やスーフィーの回転を思わせるエドワード・ワトソンの「預言者」。世界初演だそうですが、パンフレットはなにか間に合わなかったのかタイトルなし。ほか…[全文を見る]

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サラ・ラムとマックレーでジゼル。サラ・ラムの目の大きい、ムンクの思春期の少女のような顔は、こういう役に合いますね。

そして彼女が小顔なせいか、今まで薄々感じていたマックレー、バレエダンサーにしては顔というか頭大きい疑惑が確定。ヒラリオン役よりおでこの幅分だけ大きいような。

ところでロミオとジュリエットに続いて同じ指揮者だったのですが、いつも演奏が不安な楽団なのに、大きなミスもなく、別の楽団みたいでした。やはり指揮者でずいぶん変わるものですね。

と、終わってから向かいのファミレスでパンダ生首ホワイトカレー食べつつ。

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