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id:riverwom
今日読んだ本のことを語る

私も特別ファンじゃないのに「ありがとぅ↑!」ってやりますねそういえば!!
あらためて萌え…(えっ)

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30年ほど前に書かれたアニメーションの本を読んだんだけど、その最後のほうに著者へのインタビューがあって。「アニメータになりたい人へ何を言いたいですか」の回答んとこが黒々とマジックで塗りつぶされていました。「これ塗ったひとはその後どうしただろうな」と。なんかすごくせつない気持ちになった。(黒塗り部分要約:僕はアニメーターにはなるなと言います、なぜならああでこうでうんちゃらかんちゃら・・・・)

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文芸書じゃないけど。
学研まんが大人のひみつシリーズ「からだのひみつ」

(小学生向けの)学研まんがひみつシリーズ「からだのひみつ」のセルフパロディ企画で、学研「大人の科学マガジン」に連載されていた作品の単行本化版。

娘が見たがっているんだけど、ちょっと見せられない。つーか、ふりがなゼロで娘だけじゃ読めないから、色々聞かれたとき、返答に困る。「うんこのひみつ」とか「ハゲ〜」とか「メタボ〜」とかならまだいいけど、「死体のひみつ」は正直言って辛い。

「死体〜」は、法医学者の監修で、絶命したまま火葬されない遺体が、どうやって土に帰るか…[全文を見る]

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石井桃子 『ノンちゃん雲に乗る』

25年ぶり再読。美しい国、日本。
もの静かで頼もしい両親、賢い犬、やさしいご近所さん。
朝はおみおつけとご飯ではじまる。布団を上げ、顔を洗っておかあさんにご挨拶。
この世界にあんなに憧れていたのにわたしはこんな大人になってしまった。ああ。

また「兄が出来のいい妹にやりたい放題なのは当たり前」
という結論に今では疑問を覚えるようになってしまった。
ノンちゃん感じる理不尽さは当然のものなのに誰もフォローしない。
うそつき呼ばわりしたり乱暴したりしたことは謝っていいところじゃないのか。
なんでもできる賢い少女…[全文を見る]

id:Mmc
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『パパは楽しい躁うつ病』北杜夫、斎藤由香、新潮文庫

躁病が4年に一度に、そしてうつ病期間のほうだけが残る、というのは
父がまさにそうだなあと思っていたら「72や90でも躁病が再発することがある」
とあって冷や汗。そして、「チョジュツギョウ」が嫌で由香さんが泣いたり、
躁病時の株の売買とか、自分の家と似たエピソードが多くて爆笑・苦笑。

うちは「コッカコウムイン」と言われて「大学の先生じゃなかったのか?」と疑問に思い、
躁状態のときにフランスに電話して(通常は国内っていうかとにかく電話自体がキライ)、
シャンベルタンを1ダース個人輸入して冬のボーナス1回が飛んだりした。

しかし、親子の生活が楽しげなだけに、文庫版に際して寄稿された「父との最後の散歩」での
医療過誤による北杜夫の死とその誤魔化しが悲しい。
リアルタイムでこの件は誌上で読んでいたけれど、やっぱり悲しいのだ。

id:riverwom
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さだまさし「かすていら 僕と親父の一番長い日」(小学館、2012年、かきおろし231ページ)
帯に自伝的実名小説とある。父と、父と自分や家族や仲間たちとのお話。
映画「長江」は父親が撮ろうと言い出して自分が借金したのだということははじめの方でさらっとだけ。
週刊ポストのインタビュー。(この記事当時読んでるな。)

id:riverwom
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絲山秋子「不愉快な本の続編」(2011)

読まないうちに文庫になったので、ぱらぱらめくってみたら読みやすいのなんの。
短篇集「ニート」最終話の変態話「愛なんかいらねー」の主人公の続編。「不愉快な本」は直接的にはそれだけどなんかいろいろなものをさしていて解釈はいろいろありそう。「愛なんかいらねー」ではひどい変態だったけど変態はそのままそれを秘めているので元の話を読んで吐き気を催していたも軽快に読めるかなあ。富山近代美術館も出てきます!

id:kinokoume
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『服を買うなら、捨てなさい』

もう仰る通りなんですけど……「けど」「でも」じゃない!
なんとなく思ってたことが良しとされていて、少しホッとしました。さて、捨てるかね

id:a-_-yu
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東野圭吾「殺人の門」
白夜行みたいに暗くて長い話なんだけど、やめられなくなって最後まで一気に読んでしまった。
5時間連続読書なんて久々だー

id:dominique1228
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ちいさいおうち。
子どもの頃、このディズニー版が家にあったが処分してしまった
今日業務に入った利用者様が図書室で偶然選んできたので読みきかせした
何度もなんども読むうちに喉は枯れるはいろんな気持ちがないまぜになって
感情移入しすぎたかもしれない

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昨日、仕事から帰ったら届いてた♪ メリークリスマス!

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『散歩のとき何か食べたくなって』池波正太郎

あとがきに昭和56年って書いてあったから今はもうないお店も多いのかも。

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『外道クライマー』宮城公博

漫☆画太郎作品を読むときのように笑い、映画『エベレスト 3D』を見るときのようにゾーッとする、そして『ルパン三世 カリオストロの城』での空中でのルパンや地下や水中でのルパンを強烈に思い起こさせる一冊だが、「魂を揺さぶられる」なんていう形容詞はこの作品には使えない。

そんな紋切型では紹介できないバカさ下品さ、そして真剣さで彩られた沢ヤの生活が、モノクロの紋切型を弾き飛ばすくらいにカラフルすぎるからだ。

高野秀行とルパン三世、未来少年コナン好きには特におすすめしたい。

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『凍』沢木耕太郎、新潮文庫

山野井泰史は偉人だが、妙子はその上を行く超人だと改めて思う再読。彼女が持病がなく、高所でもばりばり食べていたら、世界の壁の登攀史はどうなっていただろう。そんなことを考える。そしてそんな夫妻の世界をここまで書いた沢木耕太郎もすごい。リアリティーとユーモアに、ページをめくる手が止まらない。

「同じ病院に小指を詰めた暴力団員が入院していた。あまり痛い、痛いと大騒ぎをするので、看護師が言ったという。『小指の一本くらいでなんです。女性病棟には手足十八本の指を詰めても泣き言を言わない人がいますよ』」

もちろん凍傷でね。

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『垂直の記憶 岩と雪の7章』山野井泰史、ヤマケイ文庫

なんというか、山野井泰史・妙子夫妻は、一般人とは人種が猿人と原人レベルで違うな、と読んでいると圧倒される。

「僕は初めてのヒマラヤ登山で、八◯◯◯メートルの頂に立てた幸せな人間になったのだ。この場所が僕には天国のように感じてしまった。
『ポーズをとるから記念写真を撮ってくれ』
『暖かいね、寝ていきたい』
『そんなに疲れなかったね』
三人ともまるで日本の山にでもいるように、勝手なことを言いながら、この時間を楽しんでいた。
(略)
僕達三人は頂から少し下り、風の当たらない場所に行き、少…[全文を見る]

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『黄金のプラハから来たイエズス会士』読了。ナチスとソ連により祖国から追われ、様々な偶然により戦後直後の日本に赴任、神父の業務に学生指導、研究者としての論文発表に、復興期の大学運営に学生運動、上智大図書館建設などの困難をくぐり抜けた経験、そして神と人と死の関係などが語られる。祖国チェコで出版されたものを神父自身の提案で、日本側著者と日本向けに整理し、追加改訂してある。上智大時代、正しいことをはっきり言うので「泣く子も黙るアルムブルスター」と言われた真理追及者らしい。話し言葉・書き言葉ともに日本人よりもエレガントと言われる日本語も読み応えがある。

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雑誌「ケトル」黒柳徹子特集面白かった。ところでこの「アニマルパーリン」って「アニマルパーソン」の誤植?

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帰って来なくなった猫のノラと、入れ違いのようにやって来たクルツという2匹の猫との日々。
ノラがいなくなって百けん先生とにかく毎日泣いて暮らします。
読んでるこっちまで「ノラや、お願いだから早く帰ってきてあげて」という気持ちになってくる。

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年内になんとか読み終えた。
『流転の海』シリーズ第7部なので結構前作までの内容を忘れてて、「これ誰やったっけ?」とか「それなんの事やったっけ?」という現象が多発。

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「萩原朔太郎と室生犀星 出会い百年」(前橋学ブックレット)
去年の秋に富山に行った帰りに金沢で買ってた小冊子をようやく読む。

犀星の詩に感銘を受けて熱烈な恋文の様なファンレターのようなものを送った朔太郎と犀星は三日をおかない文通を続ける。前橋駅で初めて会った二人は互いに「イメージと違う」「カッコつけてる」みたいに第一印象は良くなかった/期待ハズレであったようだ。犀星は(気を使う性分らしいのに)無一文の状態で、一ヶ月近く前橋に逗留するがそれは萩原家が用立てて、まさかそんなに長逗留になるとは(多分)思ってなかったので(多分)萩原家としてもそろそろ帰らないかと思ったと思われる。それはそれとして、一生の友人となる。
後半は孫同士を迎えた対談。「文豪の娘は離婚する」「犀星は足フェチ」。