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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 8  貴公子たちの求婚

普通の人でも、「あそこの娘は、器量よしだ」と聞けば、その娘をひとめみたいと思うのは無理もありません。
この五人は、どんな手をつかっても、かぐや姫をみたいと思う気持が強かったのです。

ろくに食事もしないで、かぐや姫の家へやってきて、家の前に立ったり、家のまわりをぐるぐる歩きまわったりしました。でも、かぐや姫をみることはできません。

そこで、五人は、かぐや姫に手紙を書きました。
でも、返事はきません。
恋する歌を詠み、かぐや姫に届けましたが、何の返事もありません。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 7  貴公子たちの求婚

かぐや姫の家の前から離れようとしない男たちは、昼も夜も一日中、かぐや姫の家のまわりで過ごしました。
しばらくすると、多くの男たちは、用もないのに家のまわりを歩きまわることは迷惑だろうと思い、かぐや姫の家へこなくなりました。

男たちの中で、かぐや姫の家に居続けたのは、五人。
五人は、かぐや姫への思いが消えることなく、昼となく夜となく、かぐや姫の家へやってきました。

五人の男とは、石作の皇子・くらもちの皇子・右大臣安倍御主人(あべみぬし)・大納言大伴御幸・中納言石上(いそのかみ)磨足でした。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 6  貴公子たちの求婚

美しいかぐや姫の評判を聞き、朝廷に仕えている男たちは、身分の高い人も低い人も、なんとかして、かぐや姫をひとめみたいものだと思いました。
見たこともないかぐや姫を恋い慕い、おおぜいの男たちが心を乱していたのです。

かぐや姫を恋い慕う男たちは、夜も眠らず、闇夜にやってきました。
そして、土塀などに穴を開け、垣根越しにのぞき見をしました。
しかし、かぐや姫をみることはできませんでした。

召使いたちに、「せめて伝言を」とお願いするのですが、誰も相手にしてくれません。

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おはようのことを語る

おはようございます。
青空も少し見えるが、一面、白や灰色の雲。
薄日。

六時の気温、4度。 現在、5度。
昨朝マイナス5度だったので、暖かく感じる。

今日の最高気温は、7度とか。
暖かな一日になりますように。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 5

そして、女の子を部屋から一歩も出さず、宝物のように大切に育てました。
女の子は、この世の人とは思えないほどの美しさでした。
女の子の部屋も、満月に照らされたかのように光輝いています。
おじいさんは、苦しいことがあっても、腹立たしいことがあっても、女の子の顔をみるとほっとし、いやな事を忘れてしまいました。

女の子が大きくなったので、御室戸斎部の秋田を招き、名前をつけてもらうことにしました。
女の子の名前は、「なよ竹のかぐや姫」と決まりました。
かぐや姫の命名式を祝って、三日間、歌を歌ったり、舞を舞ったり、琴などを演奏しました。

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かぐや姫のことを語る

「かぐや姫」を読んでいただきありがとうございます。

「かぐや姫5」は、「かぐや姫4」のまちがいです。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 5

「ばあさん。今度は、竹の中に、黄金が入っていたよ」
「えっ、竹の中に黄金が? それにしても、ふしぎなことが続くわね」
その後も、おじいさんが竹をとりに行くと、「ぴかっ、ぴかっ」と光っている竹の中に、何枚も黄金が入っていました。
おじいさんは、だんだんにお金持ちになりました。

三ヶ月後。
手の平にのるほど小さかった女の子は、普通の大きさになりました。
おじいさんとおばあさんは、女の子のために、髪を結う儀式を手配し、きれいな着物を着せました。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 3

「おじいさん。この子を、二人で育ててあげましょうよ」
「そうだね。そうしょう」
女の子は、おじいさんの家で暮らすことになりました。
あまりに小さいので、籠の中に入れて大切に育てました。

一ヶ月後。
おじいさんが竹をとりに行くと、「ぴかっ、ぴかっ」と光っている竹がありました。
「竹の中に、また女の子がいるのかな」
竹を切ってみると、今度は竹の中に黄金が。
数えてみると、十枚も黄金が入っていました。

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おはようのことを語る

おはようございます。
空は、薄い白い雲と青空が半々。
晴。

六時の気温、マイナス5度。 現在、マイナス1度。
信州南部、今朝も冷えました。
昨年もこんなに寒かったかしら。

今日の最高気温は、6度とか。
肌寒い一日になりそうだ。
少しでも暖かな一日でありますように。

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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 2

「なんてかわいい子だろう」
おじいさんは、女の子を家につれて帰りました。

「ばあさん、ばあさん」
「何ですか、おじいさん。大きな声を出して」
「ばあさん。かわいい女の子をつれてきたよ」
「えっ、どこに?」
「ここだよ」
おじいさんは、手のひらに、女の子をのせてみせました。

「小さなかわいい子ね。どこからつれてきたの」
おじいさんは、いつも行く竹林で、女の子をみつけた時の様子を、おばあさんに話しました。

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かぐや姫 1

昔、むかし、大昔。
ある所に、竹取りのおじいさんがいました。
名は、讃岐の造。
おじいさんは、竹をとり、籠などを作って暮らしています。

ある日。
おじいさんが竹をとりに行くと、「ぴかっ」と光っている竹がありました。
「何だろう」
竹を切ってみると、竹の中に、小さな女の子が。
三寸位のかわいい女の子でした。

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霜でやられた白椿のつぼみをとってきて、室内で咲かせたもの。

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おはようのことを語る

おはようございます。
空は、いろいろな形の白い雲が三分の一、他はきれいな青空。
晴。

六時の気温、マイナス6度。 現在、マイナス4度。
信州南部、冷えました。
寒い朝。

今日の最高気温は、5度とか。
肌寒い一日になりそうだ。
暖かな一日になりますように。

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