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寺社巡り同好会のことを語る

伏見稲荷大社に、二十何年かぶりに行ってきました。

ここは有名な千本鳥居。本殿と奥社の間にあります。

鳥居の数にも驚きですが、それよりも無数に点在するこれらの「お塚」が面白いです。
個人や企業、地域の講中はもとより、あまり聞いたことのない宗教団体、それも神道や仏教(密教)だけでなく道教系のものもあり、「稲荷大神」の名のもとにあらゆる信仰が習合している様子が見て取れます。

一の峯(稲荷山最高峰)、末広大神のお塚前の狐。

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寺社巡り同好会のことを語る


参道の外れにあった「神道御徳社」のお塚(?)まさにカオス…。

向大吉。こんな感じの無料おみくじが置いてある塚もたくさんありました。

お塚で寝ている猫を発見。稲荷山には茶屋や神具屋?があって人が生活しているためか、猫を何匹も見ました。(暑さのためか、だいたい寝てましたが…)

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寺社巡り同好会のことを語る

伏見稲荷大社の続きです。稲荷山のカオスなお塚や社を一部紹介します。

毎日新聞社の「毎日稲荷大神」。隣には「廣告稲荷大神」がありました。

なぜか、道教系の宗教団体?「大日本大道教」の建物も。
稲荷信仰と真言宗、密教と道教の関係を考えると、あながちおかしなことでもないか?

「ヤエコ姫大明神」社長、自重してください…。
こんな感じの塚や社が、稲荷山参道とその周辺に無数にあります。(約一万基もあるそうで)
伏見稲荷大社の公式サイトには「稲荷大神様に別名をつけて信仰する人々が、石にそのお名前を刻んで、お山に奉納したもの」とありますが、実態はそんな一言で説明できるものではなさそうです。

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寺社巡り同好会のことを語る

tekjさんの狛犬写真に触発されて、狛犬特集。

生田神社にて 精悍で強そうな感じですね。

大阪天満宮にて 愛嬌があって結構気に入ってます。

気比神宮 古殿地にて スフィンクスかと思いましたが、福井では「越前禿」といって、こういうおかっぱ頭のが多いそうです。

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関帝廟
中までははいりませんでした。

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出雲旅行へ行ってきました。
主目的地は大社ではなく、安来市広瀬町にある尼子氏ゆかりの月山富田城でしたが、近くの寺や神社にも行ってきたのでこちらへ。(目当ては尼子氏関係ですが…)

月山の麓にある睡虎山巌倉寺(真言宗)にて。ここには堀尾吉晴の墓と山中鹿介の供養塔があります。

月山の頂上、本丸跡最奥部には勝目高守神社という神社があります。祭神は大国主命、尼子氏の頃は城内の守り神だったとのこと。
広瀬町では毎年「幸盛マラソン」を行っているそうで、優勝者の名前を書いた額が奉納されていました。

金華山洞光寺(曹洞宗)にて。ここには尼子清定・経久父子の墓があります。
ここは尼子経久の開基とされる寺で、扉には尼子氏の家紋、平四つ目結が施されていました。

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松江の白潟天満宮(しらかたてんまんぐう)にて。
この天神宮はかつて平景清の出雲赴任の際に月山富田城内に奉られたもので、堀尾氏による松江への移城とともにここへ移されてきたそうです。


これは厳島社。境内には稲荷社もありました。

しまね和牛

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宇治田原町、大瀧大明神。
滝そのものを御神体とする信仰では那智大瀧が有名ですが、地元近くにもそんな場所が残ってました。
近くには金胎寺という修験道で有名な古寺があるので、その影響もあるのでしょうか。


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今更といった感はありますが、生田神社。
神功皇后による三韓外征の帰途に奉られたと伝わる由緒ある神社で、長田神社・湊川神社とともに「神戸三社」と称されています。

とても立派な楼門です。

摂社の松尾神社。日本に酒造を伝えたといわれる秦氏の氏神で、京都の松尾大社から勧進されたもの。
酒処として名高い灘五郷は、生田神社の境内で神酒を醸造したことから始まったそうです。

料理関係者によって建立されたという、包丁塚もあります。

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生田神社の続きです。
境内北側にある鎮守の森は「生田の森」と呼ばれています。
生田の森は「布引の滝」と並んで多くの歌に詠われた名所で、源平一ノ谷の合戦では平家の陣所となり、箙に梅の花を挿して奮戦した梶原景季の逸話が伝わっています。
(森の規模は昔と比べるとずいぶん狭くなっているでしょうけど)

生田の森にあるクスノキの神木。

境内には稲荷社もあります。

境内は繁華街の中心にあるため、こんな写真も撮れてしまいます。

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湊川神社。
楠木正成を主祭神として明治天皇の命により創建されたという、特殊な成り立ちを持つ神社ですが、今では「楠公さん」と呼ばれ地元に溶け込んでいるようです。

表門。燈籠には楠公が後醍醐帝より賜った菊水紋が施されています。

神社の前身とも言えるこの楠公墓所は、徳川光圀によって建立されたものです。
光圀の編纂した「大日本史」によって南朝正統論が広まり、幕末には楠公を崇敬する勤王の志士が大勢お参りに来ていたそうです。

こんな有名人の方々も寄進されています?(境内末社の楠本稲荷神社にて)

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伏見稲荷大社から狐特集。

楼門前の狐。何をくわえてるんでしょう?

フュージョン!

さあ、遠慮せずに飲め

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「兵庫大仏」のある、宝積山能福寺。
最澄が唐からの帰途に自作の薬師如来を安置して創建したと伝わる、天台宗の古刹です。

兵庫大仏は明治の建立当時には日本三大大仏に数えられたそうですが、昭和19年の金属回収令で供出、平成3年にようやく再建されました。

本堂の月輪影殿は東山の月影御陵から移築されたものだとか。
(今見られるのは震災で大破後、復元されたものです)

平清盛ゆかりの寺としても有名で、この平相国廟は清盛の八百年忌に作られました。
福原遷都の際に入道したのもこの寺だそうです。

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須磨、綱職天満宮にて。

珍しくほっそりした狛犬。

牛の山です。

願いを叶える「なすのこしかけ」だそうですが…。

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宮城県・小坂峠下の萬蔵稲荷


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この夏宮崎県高千穂町高千穂神社へ参詣。

高千穂は秋から冬にかけての夜神楽が有名なんすけどここでは毎日抜粋したものを通年で実演しています。

内容は天岩戸に関する話でした。写真撮影はなぜか可。でも小心者なので向こうむいてる隙に写メでこっそり。

神楽の舞台の装飾はこんな感じ。上の不思議な紙細工は「えりもの」と云うそうです。

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西宮神社。恵比寿様(蛭子神)を祀る神社の総本社です。
本来「西宮」と呼ばれていた廣田神社の摂社だったそうですが、福の神・商売繁盛の神様としてえびす信仰が盛んになり、今ではこちらが「西宮」地名の由来を称しています。
境内は非常に広く、13もの摂末社があり、祀られている神様は本殿も含めると25柱に上ります。

立派な拝殿です。

境内中央には池があり、亀がたくさん甲羅干ししていました。
池の畔には茶屋があって、わらびもちや甘酒もいただけるようです。

この大練塀は総延長247m、現存最古(室町初期以前に建立)の築地塀で、京都蓮華王院の太閤塀、熱田神宮の信長塀と並んで、三練塀と呼ばれているそうです。

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宮崎の神社について、もうちょっとだけ。
日本の神話でわりと有名なのが天岩戸の話だと思います。姉にあたる日の神アマテラスが弟であるスサノオの乱行ぶりに一時期は寛容であったものの、あまりにも度が過ぎてきたので天岩屋の中に入り戸を閉めて引きこもってしまった話です。その天岩戸の話に縁の場所がここ、天岩戸神社で西宮と東宮があり、写真の西宮はそのアマテラスが隠れた天岩戸が遥拝できます。
小さくて恐縮ですが、鳥居にしめなわがありますけど、7、5、3になってます。きくと高千穂独特らしく天神七代、地神五代、日向三代を意味してるそうです

アマテラスが引きこもった天岩戸の前でアメノウズメが舞い踊り、外のにぎにぎしさに興味をしめしたアマテラスが岩戸を少し開いたところを力自慢のタヂカラオが岩戸を開け投げ飛ばし光が戻ります。これはタジカラオの像。

投げ飛ばした岩戸は長野の戸隠と静岡へ吹っ飛んでます、神話的には。

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空気をよまずにまた宮崎っす。

宮崎市の青島神社。神話に関係してきて、失くした針を山幸彦に返すためワタツミの宮から帰ってきた海幸彦が上陸したところです。余談ですが海幸彦と山幸彦って壮絶な兄弟喧嘩の復讐譚みたいなところがあって神様の話というより生々しい人間の争いの話に近いかも、なんて思いました。

で、青島神社は亜熱帯植物に囲まれてます。神田明神とかの東京の神社なんかを見慣れてるほうからすると、不思議な空間でした。

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寺社巡り同好会のことを語る

真言宗須磨寺派、大本山須磨寺。
室町時代から平敦盛ゆかりの寺として有名で、敦盛愛用の「青葉の笛」を公開しています。
参詣曼陀羅図にも描かれて庶民の人気を集めたようで、現在も自ら「おもろい寺」と称する庶民信仰の寺院です。

仁王門と龍華橋。一見、普通のお寺なんですが。

六地蔵「わらべじぞう」の一体。Vサインしてます…境内には他にも面白い物がたくさんあります。

今回は初めて山上にあるこの奥の院まで参詣してきました。
ここはかなり神仏習合が色濃く残っているところで、白髭大明神、世嗣大明神といった祠もありました。
奥の院参道では十三佛・七福神巡りもできます。
20枚100円という庶民価格のお札を納めて回るのですが、一度の上り下りでは回れず意外と大変でした。