そもそも多くの人々の中では「世間」と「社会」が「本音」と「建前」に分化していると言う指摘は重要なのだが、ここで「本音」と「建前」とは何かと言うことを考えておくと、「建前」はしばしば「本音」を取り繕うもの、あるいは「本音」を隠すものと捉えられるわけだが、問題はなんでそんな面倒なことが為されると考えられているのかってことなんじゃないのかなと。
そういや自分が宗教というものを大嫌いになったのは、一般的に宗教色が強いと考えられる共同体の内部に入ったことがあるのだが、結局そこで生きる人々にとって宗教を自らに利益を誘導したいと言う本音を隠す…[全文を見る]
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社会意識のことを語る
社会意識のことを語る
誰もが社会に責任ある個人であると言っても、そもそも責任の概念の理解、あるいは感覚のようなものが十分に普及しているとは言い難い。
その原因のひとつが責任と言う語が制度的にペナルティを負うべき可能性のある者として設定されていると言う場合と、先述のように「社会に責任ある個人」と言う場合と二つの意味を持たされた結果混同しやすく、場合によってはしばしば混同に乗じた詐欺が起きるのだから、そこにある誇り高き要素よりも呪われた要素が目立ち、穢れのように扱われてしまう。
戦争責任における「一億総懺悔」というのはまさしくペナルティを負うべき責任者達…[全文を見る]
社会意識のことを語る
(承前)
しかし、社会意識の希薄な人々が起こす社会問題と言うものはとても多いだろうし、そうだからこそ解決が困難だったりするな。
あと、個人個人の「ふつう」の行動が問題を強化していることに気付いたときに、それをやり続ける事に心苦しさを感じるかどうかってのはもはや信仰の構造の問題だったりするのかもしれんなとかも思ったり。
超自我の前に恥じるだろ普通とか思うんだけど、その超自我の側が既にアイヒマンってことだってあるよな。そんなもんだろ。うんざりするよ。(俺の中で「白日」がポイズン化してる)
社会意識のことを語る
この問題、結局のところ社会意識の欠落の側に問題が集約されるように思う。
差別概念の理解と言うのも、その概念自体が社会構造の問題である以上社会意識の欠落がそれを拒んでしまう。
仮にそれが本邦に際立つ問題だと言うのならば歴史的、構造的問題があると考えるのが適当だろうが、ナチス発祥って言う源泉徴収とか関係してませんかね?
まぁあの戦争には本邦では源泉徴収とか始まる前に雪崩れ込んで行ったわけで、他にも根っこはありそうなんだけどさ。
ああ、そういや雑草って必ずしも根っこを抜く必要なんてなくて、葉を刈り続けてたら栄養を与えられなくてやがて根も死ぬらしいんだけど、「根」って言葉が政策的に示唆するものもあるのかもしれない。
自分(id:lieutar)のことを語る
- どうも件の医師は基本的に西海岸あたりの流行の健康法が好きらしい
- んで、勧めてきたある食品が炎症を起こすから避けた方が良いと言う種の食事法は、一部のアレルギー体質の人々を除いて果して一般的に避けるべきとまで言えるものかどうかが怪しいという種類のもの
- もうひとつの健康法については、いくつかの資料も見せられ説得されたが、グラフについては疑似相関を疑う種類のものだったし、他のものについても病院から帰って調べてみると、主にその健康法をビジネスにしている業者ばかりが論文を出しているものであり、しかもプラセボ群などとの対照実験でもないの…[全文を見る]
生活のことを語る
どうも年に数度程度、親がお世話になってる個人病院に対しちょっとした不信感が湧きはじめて、どうしたものかと困りはじめている。
- もともと医師の雰囲気にクセを感じていた
- なんか従業員に対するパワハラと感じられる怒号を聴いたことがある
- 怪し気な代替医療めいたものを勧めてきた(詳細は追って調査中ではあるが…)
そこにお世話にならないのならば、さらに遠い大病院でそれなりの待ち時間を覚悟せねばならないことが予測されるし、年に数度程度の検査自体はさほど病院ごとの個性の出るものでもないものだろうから細かいところには目を瞑るべきなのかもしれないが…
議論のことを語る
なんか「昔は良かった」系のものを見て、そこに要するに愛着のあるものを持ち上げたいが為に、その外部にあるものを雑にこき下したいと言う意図が透けて見えて来つつ、ああ、これって差別なんかの背景にある思考に共通しているなと。
で、愛着のあるものにまっしぐらなその姿は幼児的とも言えたりもするわけで、そしてヒトは普通深く考える必要を感じなかった領域についてはいつまでも幼児のままなのだから、この種のものがありふれていることも頷けることなのだなと。
あとこの外部への雑さと言うものは基本的な認識、認知の仕組みが隠れているような気がしたり、あるいは…[全文を見る]
議論のことを語る
理想主義と現実主義と言う対立構図の提示は自らの理想の隠蔽を意図して行なわれる。
理想の前に現実が立ちはだかることは勿論あるが、しかし理想がなければ現状に対し何ら能動的になることはできない。
そしてわざわざ理想が隠蔽されるとき、それは自らその理想が共有不可能であるほど手前勝手なものであるか倒錯したものであると宣言したに等しい。
自分(id:lieutar)のことを語る
かつて池袋の人々の胃袋には毛が生えていたという。
コンポストのことを語る
段ボールコンポストの一つにフェニックスワーム、アメリカミズアブの幼虫が湧く。
ハエのウジの3倍ぐらいあって、体節がくっきりと刻まれたパワフルな奴らだ。
残飯の分解能力が極めて高い奴らで、あえて湧かせることもあるらしいのでラッキーと捉えるべきなのかもしらないが、段ボールなら食い破ることもあるってのが心配。
いっそ日向に出して乾燥させてみようかとも思うが、それでいいのかどうかも迷う。
家庭菜園とかしていて思い知るのは、多くの生き物に助けられてヒトが利用可能なものを作り上げるのだけど、一方でそういった生き物達は単に自分達の命を全うしよう…[全文を見る]
らくがきをする
存在しない企業、行政区などのロゴをでっちあげるプラクティス。適度にウソと判っていいんだけど、肌触りだけはそれっぽくしたい。
今、銀行の名前を考え中。がんばって引っぱり出さないとダメなので自分のアタマの引き出しの固さと言うか建て付けの悪さを感じてしまう。
オカルトのことを語る
なんか「少年誌におけるエロ表現の問題ではなく暴力表現をエロとして消費させるのをやめてほしい」と言うツイに対し、「好きに描かせてよ。それから批評してよ」みたいなリプがついてて、いやこれこそ「好きに描かれたものに対する批評」なんだがなぁとしか思えないのだが、こういう意味の通らない議論をすると言うのは別に意図があると捉えるのが自然で、この場合は批評そのものが嫌いな人が「アーアー!聞こえないー!」をやってる可能性が高いなーとか思ったり。
そーいやジブリのアニメの批評に対して「ジブリは批評とかそんなの関係なく素晴らしいんだ!批評なんていら…[全文を見る]
社会が腐る順番のことを語る
優生思想や排外主義などの横行が公人の発言を契機に増えているかのような語りがある。
確かに公人にはこういった社会の劣化を食い止めることを期待したいので、その責任は追求され続けるべきであり、そういった目的でそれが語られることには一定の理解を示したいのだが、しかし彼らとて一般の意識の腐敗を感じとってその喝采を浴びたいが為にそれらの発言をしたように見え、所詮それは原因と言えるものではなく歴史的なマイルストーンとして記録されるに過ぎないものではないかと思う。
こういうものの原因として自分に説得力を持ち得るのはメディア構造の変化ぐらいしかな…[全文を見る]
取り扱い注意な言葉のことを語る
「思考停止」と言う語を「私はとても考えているが、彼らはこのように考えたところで思考停止している」と言うような文脈で用いられているとモヤっとする。
いや本当に貴方は「彼ら」についてどの程度考え続けて行こうと言う姿勢を貫いているのか?と、言うかその断定は貴方自身が「思考停止」していることを示すものにしかなっていないのではないのか。
こういった矛盾を孕んだ文章は、その矛盾故に素朴なマウンティングの意図しか見えなくなってしまっているがほとんどヒステリー者の語らいのようである。(少なくともそれだけを取り出せばではあるが)
少くとも「思考停止」…[全文を見る]
ファッションショーのことを語る
Youtubeでいろんなショーの紹介をしてくれるチャンネルを購読しているのだが、この時期は水着のショーが多くて、布があまりに少ないものだから服よりモデルさんばかり見えてしまう感じがしてなんかコレジャナイ感がしてしまう。
いや、わかりますよ。ちゃんと各ブランドに詳しい人は「このデザイナの狙いはこうなので、今年の水着はこう攻めてきたか!」とか読みとれるんでしょうよ。でもニワカは全体のボンヤリとした印象しかわかんないんですよ。
そんな中で何もアレンジがなくても美しいモデルさんに布をちょっと足しただけみたいのがカッコよくてもデザインがいいのかモデルさんがいいのかよくわかんないんですよ。
ってことで、第一線で活躍するモデルさんじゃなくて、そのへんでスカウトしたもっと個性的な体型のモデルさんを集めて公衆浴場ですかって下地の上にデザイナさんの技を見せてくれませんかね頼みますよ。(何様だ)
自分(id:lieutar)のことを語る
語り得るものを最大化すべき - 健全な科学者
語り得ぬものについては沈黙すべき - 科学者の職人気質
語り得ぬものは存在しない - 哲学的ゾンビ
科学のように語られたものは真実だ - 疑似科学主義者
語られたものは共鳴できる限りすべて真実だ - オカルト主義者
中年の自意識のことを語る
はてブでキョージュちゃんが「一般に40代ともなると自意識が摩耗して人からゴミのように見られることも何とも思わなくなるが…」的なことを書いていたのを見て、そーいや匿名ラジオの(なんか集団で自分のことをヘンな奴として嗤うネタにするかもしれないから)「女子高生の集団が恐い」ってネタで、「若いなぁ」って思ったのを思いだしたわ。
ただまぁ、そこに差別があるのが明かなら自意識の問題としてではなく社会の問題として怒るけどね。
Sorry this page is Japanese only.のことを語る
「これがツイッター民か!」「これだからネット民は!」的な言葉ってTwitterやインターネットのシェアを知らんのか。
鮮かなアイコンの向う側にいるのは、隣近所でちらほらするありふれた人々だよ。
老後の趣味としての絵画のことを語る
揺れたり震えたりした線で定年定年定年後描くと決めていたよ。
Youtubeのことを語る
なんか突然サジェストされたのだが、もしかして薪の燃える動画をえんえん眺めるだけって系の別ジャンルとしてお姉さんが大鎌で草刈りする系動画ってのもあるんだろうか?
とりあえず大鎌での草刈り音っていいね。