映画なら、なんと言っても 『エクソシスト』 の1本目最高。
悪魔に憑かれる少女リーガンのお母さん役がエレン・バースティン、
悪魔祓いをするメリン神父役がマックス・フォン・シドーと、
出演者も名優ぞろい。 映像も美しい。 オカルトな映画の中でも
超一級だと思います。
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オカルト部のことを語る
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『コンスタンティン』 大好きです! 面白かった!
公開当時、映画館に2回見に行きましたー
さいきんのだと 『エミリー・ローズ』 もよかった
(なんか私が好きなのは こうして見ると悪魔祓い系ばっかりだけど)
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ここで 『HELL BOY』 が紹介されてて思い出したけど、
『HELL BOY』 の監督ギレルモ・デル・トロの作品の、オカルト的要素が素敵。
『パンズ・ラビリンス』 に出てくる牧神パンや得体の知れない怪物の造形、
あと 『デビルズ・バックボーン』 という作品の幽霊や 全体の重々しい雰囲気とか。
最近では、同監督 製作の(監督作ではないけど)、『永遠のこどもたち』もよかった。
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idページで何度か書いてきた実家の離れのこと。
実家の離れを客用寝室に使っている。
もちおとわたし、甥太郎の三人でここにひと夏泊まった。
「ここは、生きてる人間と蜘蛛、ヤモリ以外にも何かいる」
と三人が別々の事情から結論を出した。
離れの引き戸が開く音がして行ってみると誰もいないことがあった。
甥太郎が怖がると思って黙っていたが、もちおに話したら
「俺も一人でいたときにそれあったよ」
と言われ、後に甥太郎からも
「一人でいたとき引き戸が開く音がして、行ってみたら戸が少し開いていた」
という報告を受けた。戸の開けたてがすきらしい。
離れに…[全文を見る]
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そして先週のこと。
寝室にしている和室の障子は一部雪見障子のようにガラスが入っている。
この雪見障子部分が片方だけ、よく5㎝ほど開いている。
障子に手をかけるつもりが雪見障子に手をかけてしまって開けているのかなと思っていた。
なんとなく気になるのでその都度閉めておくけれど、気が付くとまた開いている。
朝にもちおを見送って、一人で部屋に戻ってきたらまた障子のガラス部分から部屋が見えていた。
ハイク魂で画像を取ってコメントと共にハイクに上げようかと一瞬考えたけれど
もちおが出がけに寝ぼけて障子の取っ手と雪見障子を間違えたのかもしれないと…[全文を見る]
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なぜこの話を突然思い出したかというと、さっき洗濯機が
「ピーピーピーピー!(訳:蓋が閉まってないから脱水できないよ!)」
と言ってきたので、
「そうだそうだ、残り湯使って蓋閉めてなかった」
と思いつつだらだらステッパーを踏み踏みしていたんだけど、後で行ってみたら蓋が閉まっていたからです。
洗濯機の警告画面には「蓋を閉めて」の記号がちゃんと出ていました。
蓋の開け閉めにも興味を持ったのか。ていうかお泊りにきているのか。
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父が懇意にしていたダイビングショップの店主が再婚した。
離婚再婚の経緯がおだやかでなかったので常連のお客と新妻の間に確執が出来た。
従業員も辞めたり辞めさせられたりで、店を離れたお客の大半はそちらに流れた。
父はどちらとも交流を保ちつつ事態を残念に思っていた。
そして「どうしてこうなった」と愚痴る古参メンバーと飲みながら「5年で別れるよ」と言っていた。
父には新しい妻と店主の性格は合わないように思えたのだった。
それから数年、毎年ダイビング仲間を会うたび同じ話が出た。
「どうしてこうなった」「あと4年で別れるよ」
「どうしてこうなった」「あと3年で別れるよ」
「どうしてこうなった」「あと2年で別れるよ」
「5年って言ってたよね? あと1年だよ」「もう別れるよ」
今年店主は離婚しなかったが、妻は突然病に倒れて寡夫になった。
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明るく開けた山間に新しめのきちんとしたトンネルがある。
でもこのトンネルには入る前からちょっとゾッとする。
「このトンネル、感じ悪いよね」
「なんで?」
「なんか前通ったときもそう思った。パパは感じ悪くない?」
と話している間にトンネル通過。
「けっこう、事故が起きてるんだよね。あそこ」
と父が言った。次のトンネルには入口に観音像のレリーフが貼り付けてあった。
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仕事がないときは使わない事務所のパソコン設定のため、休日出勤するもちおについて行った。
その事務所は住居として使えるようになっていて、一階に事務所と台所と洗面浴室、二階に居室がある。
空気の入れ替えをしようと二階に上ろうとしたが階段の入口で体が動かない。
暑いけど怖気が走る。何かいるなと思いながら一階の掃除をしてみた。
気付いたもちおが嫌な顔をするので、
「なんだか建物の雰囲気がアレだから二階を掃除したい」
と話したが、いいよ、やめなよ、と止められ、なんで、どうして、変じゃない?と言ったら
「二階は、出るんだよ」
と言われた。やっぱり…[全文を見る]
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5、6年前に、田舎に家を建てたがっていた母が、ずいぶん探し回った末に土地を買った。
当時横浜に住んでいたのに場所は福岡だった。近隣に知り合いは誰もいない。
「田舎に住みたいっち言い寄ったくせに、町に近いなんもないとこに買うた」
と、案内した弟は首を傾げていた。
母は長年熱く田舎く暮らしと自給自足について語っていたが、母の言うことと本音はしばしば乖離しているので、隠された動機があるのだろうとみな思っていた。
母は家を建てたらさっさとリタイヤして、長年夢だったあれこれに着手すると豪語していたけれど、事態はさっぱり進展しなかった。
母は家…[全文を見る]
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その日は雨で、私は夫と二人で母の部屋に立ち寄り、外で食事をすることになった。
でも当てにしていた店はどこも休みだった。諦めて車を方向転換させた時、ふと
「こっちへ進むと母の土地がある、そっち方向で食事をして土地を見に行こうか」
と思った。もう辺りは真っ暗、雨は割合激しかったが、母は喜んだ。
それで食事は道中店を探してとることにした。
食事を済ませて土地に着いたのは9時ごろだったと思う。
住宅街の後ろの山には全国的に有名な神社があり、途中まで参道を車で走り、角を曲がって住宅街に入った。
山を切り崩して更地にした、何もない草原の合間に工場…[全文を見る]
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なんだこれは。目に見える肉体があるわけではないけど、明らかにそこに何か立っている。
時々、これは元は生きていた人だと感じる何かに会うことがあるけれど、これは人ではない気がした。
こういうことは初めてではないけれど、毎回自意識過剰な中2病的精神のなせる技なんじゃないかと不安になる。
それで運転席にいた夫を呼んだ。
「どう思う」
「うーん・・・なんかここは・・・」
「同じものが見えるかどうか知りたい」
「見えないけど、神社みたいなとこだね。奥に祠があるかと思った」
感じで言うと、二階建ての屋根くらいある木に囲まれた敷地の真ん中に、木と同じ…[全文を見る]
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「ねえ、ちょっと。ここすごいとこだね」
「あぁ?」
母は後部座席に乗ったまま目を会わせようとせず、曖昧な返事をした。
「悪い感じはしないけど、なんかすごいんだけど」
「知ってる。『普通の人が住めるような土地じゃないからくれぐれも失礼のないように』って言われたから」
「誰に?」
「土地のお清めをしてくれた人に」
母は友人の厚意でその道に詳しい方に土地のお祓いをしてもらっていた。
そのときに言われたらしい。
「あのね、山がなくなって居場所がなくなっちゃって、ここに集まっていらっしゃるみたいなの。だからなるだけ木と庭を残して家を建てますって…[全文を見る]
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夢の中でわたしは、古い標本や剥製を置いている田舎の学校のようなところにいた。
部屋の一角に実物大の熊を展示するような、大きなガラスケースがあった。
壁と繋がったそのガラスケースに、生きている山伏が入って来た。
山伏は修行を積んだ偉い人らしく、ケースのまわりに次々人が集まる。
「わあ・・・」「すごい!」「こっちこっち!」
山伏は赤ら顔で禿げている。そして両手が握り拳のまま潰れ、そこがケロイドになっていた。
しばらく人々に姿を見せると、山伏は反対側の壁を開けて部屋に出てきた。
山伏は事務室か何かに用事があるのか奥の廊下へ消え、一部の人々が…[全文を見る]
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そこで目が覚めた。
胸に手を当ててしばらくじっとしていた。本当に怖かった。久しぶりに夢で怖い思いをした。真っ黒くて残酷で、ゾッとするような嫌な怖さだった。
部屋は明るく、先に起きた夫は機嫌がよかった。
でも追いかけられて家にたどり着いたときのように落ち着かず、しばらく話が出来なかった。
「怖い夢見た・・・」
「はー、そらやな思いしたねえ」
あいつめ。あの山伏め。ちくしょう。くやしい。
いつまでも怖いのがシャクで心の中で毒づいてみるが、闘争心や怒りが今ひとつ沸いてこない。
あれは何なの。何しにきたの。なんで捕まえたいの。
あいつって、昨…[全文を見る]
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実話で現在進行形なのでオチはない。
母はあの場所に家を建てられないんじゃないかと、これまでとは違う理由で思う。
実は今年に入って母は老後の維持管理を考え、何度か土地を売りに出した。
そのたびすぐに買い手がついたが、直前になって話は流れた。
銀行から融資を受けられなかったり、それぞれに合理的な理由がきちんとある。
でもあの仁王立ち男は、母に土地を持たせておきたいんじゃないかと思う。
住ませるためじゃなく、家を建てさせないために。
土地を見た帰りひとつ不思議に思ったことがある。
それは、母はこれまでよく禍々しいものや忌まわしいものと関わ…[全文を見る]
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姪(2歳6ヶ月(自称2歳4ヶ月))が「スヌーピーのぬいぐるみの耳が2cm伸びた」と主張しているという
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土砂降りのなか、新しい傘をさして家に急いでいた。
買い物が入った紙袋が濡れないように考えながらずんずん歩いていた。
ふと見ると歩道に不機嫌そうな、十代くらいに見える女の子がいた。
ふとましいお嬢さんで、ミニスカートからむき出しになった脚が生々しい。
わたしが気づく前からこちらを凝視していたようで目が合った。
目が座っている。距離が近い。なんか怖い。
怖いと思った直後、ゆらっとこちらへ近づいてきた。ぞっとした。
あれなんか怖い。繋がれてない犬みたいに怖い。なんで?
そこで彼女が傘をさしていないことに気付いた。
びしょ濡れで、夜の団地の歩…[全文を見る]
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この春めでたく高校に進学した甥太郎は幼少時母親の実家で育った。
甥太郎は喋れるようになると脈絡なく「シゲコ!」と言い出すことがあった。
話せる語彙がほとんどないうちからシゲコを覚え、何かにつけてシゲコと叫ぶ。
親族にシゲコという名の女性はいないので家中が不思議がった。
リングが流行っていたころだったので親族は貞子じゃないかと言い合った。
「どこにいるの?」と聞くと甥太郎は天井をさす。
先日ふと「そういえば」と思って仏壇のお位牌を開けてみた。
お位牌に記された曾祖母の名はシゲノであった。
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今日のダンナに書いた話ふたつ。