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日常のことを語る

そう言えば、昨日か今日でチェコのプラハからウィーンへ行くバスの中で、ジョージアの女性と出会って、14年経った。ぼくはその時まで日本だけがジョージアを「グルジア」と呼んでいることに気づかず、ロシアの侵攻を受けて亡命してきた彼女の人生について興味深く話を聴いたのだった。ぼくはその雪の道をとんでもない速さで走るチェコのバスの中で過ごした素敵な時間を忘れない。「国境、言語、文化、習慣、社会などの違いを超えて、ぼくらはお互いのことを理解することができる」という希望を持って、明日も生きるのだと思う。

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ニュースのことを語る

5月から「第二のウクライナになるかも」と心配されるような政治的な混乱が続いているジョージア(旧呼称:グルジア、2008年のロシアの侵攻で国土の20%を軍事的に支配されている)の駐日大使の自国の混乱に対する考察が素晴らしかった(「Newsweek」に掲載)。松屋の「シュクメルリ」など何かと話題になるジョージア駐日大使だけれど、聡明さに惚れぼれとしてしまった。時に、人は極端な選択を求めがちだけれど、外交とはこのように構え、希望とはこのように持ち続け信じるものであるという毅然とした態度にとても好感を持った。

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自分(id:happysweet55)のことを語る

仕事帰りの夜のガソリンスタンドに長蛇の列ができてて、世も末だなと感じた。隣国の政治的混乱を見てあり得ないと思っていたんですが、それ以上にわが国の方が民意が届かない強権国家ではないかポイズンと思いつつ車のガソリンと灯油缶3つを満タンにしてきた。トリガー条項の解除と基礎控除の大幅な引き上げこそ、国民が最も必要としている地方創生策であると誰か総理大臣にレクしてほしい!というか普通に生きていてそれさえ察することができないのが不思議だ。ぼくは田舎暮らしが好きで、車がないと生活できないのだ。

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映画のことを語る

(承前)あ、いつもの通り、どうでもいいことを書いてしまったんですが、この『ラブアクチュアリー』の4Kリマスター版が映画館でクリスマス前まで上映されていて、かなり観たいのだった。本気でグラスゴーが誰だかを確かめるために観に行こうか迷っていたのだった。

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映画のことを語る

クリスマスの時期になると、ロンドンのラジオ局ではやたらと映画『ラブアクチュアリー』の劇中曲「Glasgow Love Theme」がかかって年末だなと思う。ぼくは人生の中でこの曲を500回くらい聴かされてる気がするんですが(12月以外も1日1回そのラジオ局ではかかるのだ)、グラスゴーが誰なのか2回観たけど覚えていない。ちなみに、自分の好きなラブコメ映画って何なんだろう?って考えたら、『ノッティングヒルの恋人』と『アバウトタイム』とこの映画が浮かんだ。調べてみると、全てリチャード・カーティスという人の脚本や監督作品で、すごいなと思った(『フォーウェディング』も『ブリジット・ジョーンズの日記』もこの人の作品だ)。

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日常のことを語る

2024年に一番聴いた曲はmiletの「Anytime Anywhere」で、二番目はヨルシカの「晴れる」だった。分かる人にしか分からないですが、この二曲は魔王を倒した後の勇者一行について描いた傑作アニメ『葬送のフリーレン』の主題歌とED曲だった。たった10年の冒険の旅を共にした仲間たちを次々と亡くしていく中、1000年の寿命を生きるエルフの話だった。「なぜ、あの時にこうしてあげられなかったんだろう?」がたくさん出てくる、今を生きる人たちの再生の物語だった。ぼくは通しで全28話を4周くらい観て、祖母の死を乗り切ったのだった。人間が何かを受容するには時間がかかるのだ。ぼくは仕事だけでなく、焚き火をしたり、コーヒーを淹れたり、肉を焼いたりして、でっかい空や地平線を見るみたいな時間が必要だと感じた。

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日常のことを語る

最近「ふわりんか」という食べると息と身体がバラの香りに包まれるソフトキャンディを貰って、すごく衝撃を受けた。ぼくはいつもコーヒーとタバコの匂いに包まれていて、人生で一度も「ロージー」な香りに包まれたことも、包まれたいと思ったこともなかったのである。しかし、今日スーパーで売っているのを見かけて、3袋くらい買い占めてきた。上手く言えないけれども、世の中には「バラ特性」が高いほうがスムーズにいく仕事があって、何かのスイッチを入れるのに最適なお菓子であることに気づいたのだった。

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日常のことを語る

中山美穂さんの葬儀がようやく行われた、息子さんと再会して、妹の忍さんと枕を並べて数日過ごして荼毘にふされたというニュースを見て、また泣けてしまった。いつも思うんだけれど、大切な人を亡くした後の時間は驚くほど早く流れていくのだ。たとえ有名じゃなくても誰一人何一つ欠けても、この世界は完璧なものじゃないんだと年を取るごとに気づかされる。こんなことを言っても仕方がないけれど、だからこそ、何でもない一日一日を、家族や出会った人たちとのふれあいを大事にしていきたいと思うのだった。徹夜に近い感じで仕事をしていたので、ぼくはもう寝ますがよい一日を!

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日常のことを語る

日本被団協の田中さんのノーベル平和賞受賞のスピーチを聞いた。聞きながらぼくが原爆体験者の生の声を聞くのは最初にして最期なのかもしれないという怖しい事実に気づいた。核兵器廃絶のための灯火を消してはいけない。この人たちがいなくなったら、それを受け継ぐ人がいなくなったら、確実に世界は過ちを繰り返しそうで怖い。「人類と核兵器の共存はできない」という言葉がとても印象に残った。

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日常のことを語る

12月に入って臨時で使っていた新しいシェアオフィスを借りることにした。単純に日曜日や祝日をスポット利用するより安かったのと仕事をやる気になる場所や機会を増やす必要性を感じていたからだ。で、会社員を辞めてから、はじめて首にかけるタイプのセキュリティカードを貰って、社員票みたいだなとテンションが上がった。早速、革のカード入れを買って、暇ができたらめっちゃカッコいい社員票をデザインして、つねに首からぶら下げておくのだと決意した。

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音楽のことを語る

中山美穂さんを追悼するコメントで多くの人が彼女の歌について語っていたので、オフィスまでの往復時間で彼女のプレイリストを聴いた。WANDSとのコラボ「世界中の誰よりきっと」、ハッピーメリークリスマスのコーラスが印象的な「遠い街のどこかで…」、「ただ泣きたくなるの」など、やっぱり90年代前半のヒット曲が幸福感や情緒に溢れてすごくよかった。大学へ入るとこのへんの音楽は全てなかったものとして欧米のロックやジャズ、海外文学や哲学書が好きなふりをして、今も世の中を斜に構えてみるみたいな部分があるんだけど、ぼくは自分を含めた多くのオルタナティブカルチャーな若者たちが倒そうとしていた80s後半〜90sのインダストリアルカルチャーで生まれ育ったんだなとまたもや痛感することになったのであった。

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買い物のことを語る

Amazonブラックフライデーで買ったあぐら座りできるロースタイルなアウトドアチェアが届いた。半年くらい欲しいものリストに入れてあったんだけど、「冬のめっちゃ広い河原や海岸で、冷たい地べたに座らずに大きな空や水平線をじっくり眺めたい」「たまには外でコーヒーを淹れて、息抜きする時間をつくらないといけない」みたいな欲求がふつふつと湧いてきて、買ったのだった。雪が降る前に、ぼくはフランスパンを買って、小さなコッヘルとストーブを持って、冬枯れした原野のど真ん中でコーヒーを淹れて飲むのだ。毎年この季節が川も海もいちばん美しく見えるのだ。

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ニュースのことを語る

はじめて自分で稼いだお金で映画チケットを買って、ミニシアターで観た日本映画が『東京日和』だった。現代日本でもこんな美しい映像が撮れるんだよと教えてくれたのが『Love Letter』だった。人それぞれによって色んな姿が思い出される方なんだろうけど、ぼくにとっては永遠の映画女優だった。マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンみたいな永遠の存在だった。あなたは数多くの日本人に多大な影響を与えたスターだったんだよと言って、悲しみに暮れたいです。

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自分(id:happysweet55)のことを語る

とあるきっかけで、朝から明治時代の「五箇条の御誓文」に触れて、すごくいいなあと思う。150年以上前の文章だけれど、強靭な知性に圧倒された。ぼくは諸事に関わる深い議論の場に身を置くことが多いのですが、何百倍にも希釈された考えを聞くことにうんざりしている。ぼくはズシンと腹の底に響く言葉や考えが聞きたいのだ。そして、世の中の人にとって、腹の底からそうだね、真実だ、それでいこうと言ってもらえる考えをつくりたいのだ。考えることに近道はない!と思わないところから、励ましを得たのだった。

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自分(id:happysweet55)のことを語る

お客さんの接待で急に美味しい店と2軒目に飲める店を探すことになった。ぼくは歩けば美味しい店にぶつかる人なので前者には困らない。ただ、ぼくはほぼ飲まない人なので「2軒目に相応しい店」をよく知らない。仲間うちで飲みに行く時の2軒目は「や台寿司」と決めているのだ(大人数で寿司桶に入った寿司を食べるのは絶対に美味しい)。というわけで、若い時に「お前、飲み会は時間の無駄だと思ってるだろ」と叱ってくれた上司のことを思い出す。そんなわけで「何でも苦労はしていくものだな」と年を取ってから思いつつ、その上司がよく通っていたおでん屋を探すのだった。ぼくにはそういう先人や先輩の苦労が起業するまで全く分からなかった。しかし、逆に言えば、ぼくはそういう有り難さや苦労を深く知る機会を得つつあるのだった。

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音楽のことを語る

AppleMusicで見つけた「アコースティック・ウィンター」というプレイリストが自分の好みにどストライクで一日仕事をしながら聴いていました。たぶん、今年の冬はずっとこれ聴いてそうと思うくらいフィットしていた。昨日、世の中の音楽はメロディすらないHip-Hopに流れてるんだなと感じたけど、ぼくはここ5年くらいパンチ・ブラザーズに代表されるようなマンドリンやバンジョーが鳴り響く「プログレッシブ・ブルーグラス」やグラミー賞を2回受賞しているジョイ・ウィリアムズさんやボン・イヴェールさんなど、ギター一本で聴かせる「オルタナティヴ・アメリカーナ」を聴いていて、「日常にバンジョーの音が鳴っていないと落ち着かない」になってるのだ。人よりバンジョー濃度が数千〜万倍も高いんだけど、どうしたらいいのだろうか?

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音楽のことを語る

今年流行ったCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」という曲を一度も聴いたことがなくて、さっき聴いてみたんだけど、「なんか『ダンダダン』の主題歌みたいだな」と思ったら、まさにその人たちが『ダンダダン』の曲も歌っていてビックリした。ぼくはカヌーを担いで腰まで浸かって川を遡っている時や高いところからパラシュート降下する時や、建物が崩壊する中で走って逃げる時には、いつも吉幾三の『与作』か鳥羽一郎の『兄弟船』を口ずさんで来たけれども、そうか時代はこっちのほうにいってるんだなと痛感しました。

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日常のことを語る

全事業資金の入った銀行カードを紛失してしまい焦った。財布は年に二回くらい行方不明になるので、カード型のトラッキングタグを入れている(大体家の中で見つかる)。しかし銀行カードを紛失したのは初めてで途方に暮れた。幸いにも警察へ届けてくれた人がいて助かったけれど、めちゃくちゃ怖かった。対策を考えよう!

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料理のことを語る

パスタのことを書いていて思い出したんだけれど、ちゃんとしたイタリア料理店でボロネーゼを食べると、いつも麺がフェットチーニで不思議に思っていた。で、この前、ボロネーゼ発祥の地であるボローニャの動画を観ていたら、「ボロネーゼをスパゲッティで食べるのはあり得ない」と現地の人が言っていて、なるほどと思った。たぶんイタリアで食べるイタリア料理は「日本で食べる日本食」と「海外で食べる日本食」くらい差があるんだなとその時に確信した。同時にチーズや肉が美味しい北イタリアと、野菜や魚介類が美味しい南イタリアでは何がどう違うのか深く知りたいと思うのだった。

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日常のことを語る

最近、週に一度アーリオ・オイル・エ・ペペロンチーノを食べるのが習慣になっているのですが、わりと人に話すと「何それ?美味しそう!」的な反応が返ってくるんだけど、ただのペペロンチーノなのだった。しかし、アーリオ・オイルって言葉が浸透したのはいいことで、ブロッコリーのアーリオ・オイル、アンチョビ・ポテトのアーリオ・オイル、蕪とベーコンのアーリオ・オイルといえば料理の味も格も一つ上がったり、また違ったレシピを覚えようという気になれる。アーリオ・オイルとは、そういう魔法の言葉だと思うのです。