一週間たつのが早いのか遅いのか正直よくわかりませんが、なんていうか、「濃い」ような気がしますw
さて、今日はこのへん
> 「貴方様が月の神の異説をお話してくださったように、太陽神の神話にもまた違った伝説があるのです。
このはなし、モーリア王国のほうの至高神側はもちろん、太陽神の側にも「異端」という概念はあります、という設定です
上記が「異端」にならないですんでいるのは、死の女神の信徒との兼ね合いであろうな、というあたりの話しとかもいつか中世神学とか勉強したら書いてみたいんですがいつになることやら(遠い目
ルネサンス期に起こるネオプ…[全文を見る]
たった一週間で何か隔世の感がある、みたいに思うのはおかしいかもですが、でも、なんか一週間てこんなだったっけ? ておもう今日この頃です、こんばんはw
今日はこのへんいきましょか
>四角い石を重ねた古めかしい建物はその小ささによらず、目をひいた。女神の神殿らしく、どことなく瀟洒な趣がある。ことに白亜の回廊の美しさは格別なもので、信者ではないものにも開放していると聞いたことがある。
これは、ここ「騎士1」の、
>オルフェ七世を含めた四人が宰相の次の間から地底におりきったころ、ふたりの人物が古神殿に到着した。ひとりは純白の式服に泥はねが…[全文を見る]
長い連載おえてチョーたるんでることが発覚した磯崎愛です、こんばんはw
やばいよやばいよ、忘れてたよ><
あー、時間の告知はしてなくてよかったーー
ほんともう覚束ない感じですが、今日はこのへん?
聖ヨハネの日
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E7%A5%AD
「夏至祭との関連
キリスト教受容前のヨーロッパは、夏至の時期に祝祭が行われていた。そのMidsummer Day と、聖ヨハネの誕生日とが結びついたこの日は、夏のクリスマスとも呼ばれる。太陽が夏至で頂点に達した後、冬至に向けて日が短くなるため、この祭には、太陽に力を与…[全文を見る]
みなさま、一週間ぶりでございます
2008年だか9年だかの、わたしの文章力のあまりの酷さに目を剥いてるまんとなんw
へたくそすぎる!><
まあでもしょうがないですねorz
なおさず、いきますw こういう恥がひとを成長させるのだよ、はははははw(開き直りっ
そんなこんなで今日はこのへんとか?
トガ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AC
服飾史やら織物やらが好きすぎるので、妙なところで気合いいれてかいてたりしますw
ご無沙汰でございます!
一週間ちょっとあくだけで、けっこうひさしぶりな気持ちがしますね
今日は床屋がでてきたのでこんなのいかがでしょ?
瀉血
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%89%E8%A1%80
「1162年、ローマ法王が瀉血を禁止すると、床屋が瀉血用の小刀が付属したツールナイフを開発して瀉血を引き継いだ。現代の床屋の看板「サインポール」の元である「赤・青・白の縞模様」はもともと「赤・白の縞模様」であり、赤は血、白は止血帯を表し、ポール自体の形は瀉血の際に用いた血の流れを良くするために患者に握らせた棒を表しているという。」
わりと著名なはなしですなw
職業のはなしはけっこう面白くて、前もご紹介してた気がするけど
鹿島先生の『職業別 パリ風俗 』とか大好きですv
今日はこのへんいきましょか
>ったく、モーリア王国の婀娜っぽい美貌の才女たちや希代の色事師たちからも守り切った貞操を、じぶんの側付の朴念仁にあっさりと奪われるとは思わなかった。
ジャコモ・カサノヴァ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%83%B4%E3%82%A1
カサノヴァのいたのは18世紀で、
アレクサンドル1世の時代に相当するのは17世紀あたりなはずで、時代が一世紀ずれるのですが、
このはなし、日仏修好150周年記念小説にしたいがために、ルネサンス期から現代まで100年…[全文を見る]
今日はここいらへんを
>それからアンリはふと視線をはずし青銅製の衝立へと顔をむけた。天才芸術家サルヴァトーレ作と云われる華麗極まる祭壇衝立は、通常とちがい無味乾燥な背のほうをこちら側に見せている。向こう側におさめられているのは『騎士』の肉体に他ならない。
以前、「ちなみに、後のほうで出てくるのでなんですが、棺彫刻はちらと頭にいれておいていただけると嬉しいです」(http://h.hatena.ne.jp/florentine/2435944243105373749てかいておいたのが、これです
わたし、引っ張る引っ張るw
ディジョン美術館公式サイト
http://mba.dijon.fr/
シャンモル…[全文を見る]
今日はこのへんかな
>苦笑で聞くしかないのは、こいつに抱えあげられる前にオレがしたことは金の算段と各神殿への備蓄糧食確保その他の通達であったからだ。神殿の預かる嫁資保険はもとより今回は戦災保険で戦費を賄わなければなるまい。
ルネサンス期フィレンツェではすでに、嫁資保険や戦災保険はできあがっています
何でよんだのか忘れてしまったのですがルネサンス関連書物を幾つか紐解けばでてくるはずです、ていうかマキアヴェッリあたりも書いてたかな、うーん
はじめて嫁資保険を知ったときは吃驚したのですが、結婚しない、という選択肢だけでなく、「死亡」も…[全文を見る]
今日はこのあたりかな
>エリゼ公国に山がないのは知ってのとおり、この国には火山帯がない。地震とは無縁の土地柄だ。いっぽうで、夜が明けないという恐怖は古代から語られてきた。日の神が殺される伝説――つまり、「日蝕」である。
月の神が兄の日の神エリオを陥れる神話は古来数多く伝えられている。この神話に由来して、月神の信徒には暗殺を生業とする秘密の一派が存在するといわれてきた。古くは賢帝時代の書物にその記述があり、またエリス姫の時代にはその存在が真実のものとして明るみに出た。
暗殺教団
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E6%AE%BA%E6%95%99%E5%9B%A3
…[全文を見る]
今日はこのへんを
>それはそうと、すでに鳥首国国家転覆の筋書きは、かのひとと綿密に練ってあった。この国からは学者や商人たちだけではなく、女神の神殿の神官や修道女がおとない、数百年前から細々と根付いていたエリゼ派僧侶たちの援護もあった。大君の乞いに応じ大陸式軍備に手を貸すモーリア王国の伯爵や橘卿、もとい「空木」殿下の語学教師となったその通事、彼らの動きを監視するために放った密偵もいる。いわば草の根的な宗教運動の陰にかくれた謀であったのだ。
友愛団体(コンフレリー)の問題はずっと長いこと考えてるんだけど、あまりにもわたしがお馬鹿さ…[全文を見る]
今日はこのへんを(ていうか、あーわたし、文章へただなあ、うーむ、しょうがないしょうがない過去のもの過去のもの)
>「ひとつお聞かせいただきたいのですが、卿がお読みになった『歓びの野は死の色す』はどこの出版社のどんなものでしょうか?」
「モーリア王国の新聞社から出ているもので、中表紙に『白のエリス姫』の版画による複写がついておりました」
「ああ、それはもっとも広く読まれている普及版です。ということは、なるほど。そうですか。それは、ええ」
>今現在、《夜》を記した書物でもっとも評価されているのは、このアレクサンドル・デリーゼの著作『…[全文を見る]
今日はここらへん
銃士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E5%A3%AB
えーと、女神の神殿の黒騎士たちは銃士じゃないんですよ、ほんともう、女神が火を嫌うっていうこの世界観が残念に思えて仕方なかったのですが、まあ、しょうがありません(でも黒騎士は銃担がなくてもいいかな、とはおもう もっとカラフルなほうがいいから、そう考えるといつも納得なのだ)
いつか別のはなしでりべーんじ!
佐藤 賢一 「ダルタニャンの生涯―史実の『三銃士』 」(岩波新書) [新書]
これ、ムチャクチャ面白かったです
ていうかモノホンのダルタニャンがあそこまでカッコイイなんて、それ、いったいどういうことさ!? みたいな感じでした
駄目な男でもあるんですけどねええw
今日はこれを
>「腑分けしろとは申しませんよ。生きておいでの方々にメスを入れるわけにはいきません。ですが、他にもやれることはあるのでは? もしくは、これから亡くなられた後には解剖してもいいと一筆いただくのもひとつの方策じゃあありませんか?」
解剖の話しは何度もしてきたので、このへんを
ドナテッラ・リッピ、クリスティーナ・ディ・ドメニコ 著/市口 桂子 訳
『メディチ家の墓をあばく X線にかけられた君主たち』
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02618
墓を暴くはなしに何かものすごくロマンを感じるんですが、前世はエジプトあたりの墓泥棒でせうかw
あれですね、たぶん、地下が好き迷路が好きってのとこう、同一線上にあるんでしょうなあ
今日はこちらを!
>「ぼくはエリゼ派の神殿の前で拾われたのです。さきほど通り過ぎたあの捨て子置き場は都市部の裕福な女神の神殿にしかありません。
ここで何度かぼやいてると思うのですが、庶民かくのむずかしいんですよ、資料がなくて!
ルネサンス期は商人の覚書・日記等があるのでまあどうにかなるところもあるんですが、それにしたって貴族や大商人たちの生活かくほうが楽です、ええ
だって、当時の歴史家たちが色々書き残してるし、イベント尽くしだから映えるし
ただ、それだけだとやっぱりおはなしに厚みやら深みやらなにやらが欠けるともうしましょうか、い…[全文を見る]
きょおおは、このひとを!
マーク・トゥエイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3
作者が作中人物のモデルをさらすのは無粋かもしれんのですが、いやしかし、こういうのは夜中に書いたラヴレターみたいなものなんでw
新聞記者トマス・クレメンズのモデルです!!!
わたしがどれほどトゥエインから影響を受けているか、ていうのはもう、計り知れないんですけど(先日も自作品に王子と乞食まねたタイトルつけてたくらい)、
たぶんハックやトムはもうみなさん耳たこでしょうから、今日は…[全文を見る]
今日はこのへんかな
>エリゼ公国が彼女の生きているあいだ一度たりとも戦をせずにすんだのはその年に彼の成し遂げた偉大な勝利のためと思われているが、知将アンリの名がその年の後、大陸に轟くことは二度となく、彼自身が書き連ねているように、事実は、その後の日の当たらない、彼と公爵が細心の注意を払って行った地道な外交努力によるものである。
今日はちょろっと塩野さんの『わが友マキアヴェッリ』を読み返してまして、マキアヴェッリはほんとに仕事面白くて仕方なかったんだろうなあって思ってる塩野さんが素敵☆ という、わけのわからない感想に溢れまくってます
情報が全部、じぶんのところに入ってくる面白さ、ていうのはアルよな、と
あと低い身分でも、国王やら枢機卿やらと直に対峙できる、とかね
外交、外交うまくないと困りますなあ
今日はここらへんを
>子爵家はエリゼ公爵家に恨みのある一族だ。知っておろうが、大教母の夫が死んだのは子爵家の女の腹の上だった。だが、子爵家は大教母が、またはエリゼ公爵家がふたりを殺したと信じている。やってもいないことで恨まれるのは片腹痛い。だが、貴族なぞというのはそんなものだ。
「>まあよい。いつの世も、臆病者は長生きするものぞ。そなたは天下国家と寝るのがお似合いだ。われの夫のように、妻以外の女の腹の上で死ぬる運命にはない。
ちょっと、ここはおぼえておいていただけると嬉しいです
いちれんの大教母のせりふとともに」
というところと…[全文を見る]
今日はこのへんを
>ヴジョー伯爵家はもとよりエリゼ公爵家もまた、公都を混乱に陥れ、彼らを欺いた貴族たちの首謀であるポンティニー子爵家の長子を引き渡すよう、帝都の大神官に要請していた。しかしながら大神官は頑として首を縦にふらず、エミールを匿いつづけた。
この叛乱の元ネタのひとつがパッツイ家のそれだとはすでにお伝えしておりますが、ここはこちらの逆バージョンといいましょうか
パッツィ家の陰謀
http://cesareborgia.ciao.jp/index.php?%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%99%B0%E8%AC%80
「ベルナルド・デ・バンディーニ・バ…[全文を見る]
今日はこのへんいきましょか
>卓上には、鳥人が描いたとしか思えない精密な地図と、船の模型がおかれている。今まで筏で航行していた河を運河に仕立て帆柱のついた船をはしらせようというのだ。百年二百年かけての大事業を、この女公爵はいとも簡単なことであるかのように許可した。
わたしはどうも、河川をどうこうするはなしが大好きらしく(なんだろう、このオブセッションてなにか意味があるかしら? たんに川の近くに育ったってことなのかもだけど、うーん、川好きなんだよね~)、日本でも外国でも、灌漑とか川に橋をかけるとか、ナントカっていうとすぐ反応しま…[全文を見る]