ソニー ICF-B09 の FM 受信能力を改善する方法
ICF-B09 は、発電効率、省電力性、中波(AM)受信能力に優れた防災向けラジオ受信機ですが、ロッドアンテナが短く、FM 受信能力が低いという弱点があります。
受信能力を改善する簡単な方法として、ワイヤーアンテナを本機のロッドアンテナに誘導結合させるという方法があります。ワイヤーアンテナと言っても特別なものは必要なく、基本的に中に銅線が入っているケーブルであれば良いわけです。具体的には、イヤホンなどの延長に使うケーブルを窓際に張り、端をロッドに絡み付けるようにするだけ…[全文を見る]
XHDATA D-318BT 携帯 FM ラジオ/レコーダー
D-318BT は XHDATA ブランドで販売されている、携帯ラジオの形をした多機能なメモリーカードレコーダーです。日本国内では Amazon マーケットプレイスに xhdata JP(東莞市信懐徳電子商務有限公司)の出品により、8GB または 16GB の microSD カード付属、または付属なしで購入することができます。Bluetooth 機能に関しては技適の表示が無いためここでは言及しません。
マーケットプレイスで購入したものは、USB ケーブルと音声ケーブル、説明書は日本語版が入っていました。
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東芝 CDラジカセ TY-CDV1
TY-CDV1 は東芝エルイートレーディングのCDラジカセです。新たにカセットプレイヤーを確保するべく検討中、どうやら終売になったのか品薄傾向で、昨年末にコジマネットのアウトレットを逃し、年明けに Amazon アウトレットの中古扱い未使用品をつかみました。
まあ旧いものを引きずっていると無駄っぽい消費をすることになるという例です。
本機はCDラジカセとしては珍しく奥行きがなく置き場所を確保しやすい形状で、音声入力端子があってステレオスピーカーとしても使えるという付加価値を持っています。
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バリコン式のラジオ受信機(2021年1月現在)
ラジオ放送はアナログのままでも、受信機のデジタル化は進んでいて、旧来のバリコン(可変蓄電器)で同調を取る純粋なアナログラジオは少なくなりました。代表的な現行製品をまとめておきます。
ソニー
ICF-P36
『ラジオマニア2020』の記事でバリコンを確認できます。製品情報に「分かりやすいアナログチューナー」の記載あり。アルカリ乾電池(単三形2本)で約100/110時間(FM/AM)持続するとしています。
同時に発売(2015年10月)された ICF-P26 と ICF-306 も「分かりやすいア…[全文を見る]
スイス:FM ラジオ送信所は2022年から23年にかけて段階的に廃止される。(抄訳)
スイス公共放送と民間放送局は、2020年12月21日、FM から DAB+ 方式によるデジタルラジオへの移行を実施する計画で合意した。公共放送は2022年8月までに、民放は2023年1月までに FM 送信を停止する。当初計画の24年末から大幅な前倒し。
過去数年間で、スイス連邦政府機関は、FM 方式のアナログ放送から DAB+ 方式のデジタル放送へ切り替えるための法的な枠組みを策定した。また、移行段階から FM の停波に至るまでに DAB+ を周知するための財政的支援を放送局に提供している。
2012年秋以…[全文を見る]
押し入れから新たに発見されたカセットテープ。
A面には「真璃子のオールナイトニッポン」の最終回の最後の三十分くらいが入っていた。これは、サンヨーの巨大ラジカセ「ビッグベン」で録ったはず。真り子のりってどんな字だっけと思って検索したら、近年も活動してらっしゃることを知る。
そしてB面には何が入っているかと思ったら、ファミコンソフトの 8bit な音だった。これは‥‥ガチャポン戦士4!
ターン交替のときの音、着信音にしたい感じ。
ファミコンって音声信号が漏洩していて、近くにラジオを置くと FM で受信できたのだった。おそらく RF スイッチのケーブルが送信アンテナになってしまっていたのだろう。「ビッグベン」で聞くと当然テレビのスピーカーよりは良い音だった。
何故か FM ラジオにも使えるホーリックの「地デジ専用」ブースター
世の中には本来の目的外に何故か意外な性能を発揮してしまうものが存在します。
それと、窓際でないと電波がほとんどつかめない FM ラジオ局も。
室蘭の放送局「FM びゅー」はウチでは南西向きの窓際にビッタリというほどの位置でないと、ほとんど聞いていられる強さで受信できません。日当たりのいい所に虎の子の受信機は置いとけないので、少し離してカーテンの影に隠すと、TECSUN PL-680 ですら無力と言うに近い状態です。
電波強度表示がゼロで、静かな雑音の中に微かな音声が沈んでいる感じです。…[全文を見る]
TECSUN PL-680
10月に AliExpress のradiwow Store から迎えた 「調瀕立体声/長波/中波/短波収音機」TECSUN PL-680 について評価します。
なお外箱に「2018.10 VER.3」という表記があり、何らかの改良が施された後期型となっているようです。
本体は手帳型のカバーに入った状態で梱包されていました。このカバーは二種類あるようで、ウェブではポーチ型のものが掲載されている場合も見ます。他に同梱品はイヤホン、ワイヤーアンテナ、USB 充電転換器 U-600 です。外箱が中国語版なのに反して説明書は英語版でした。
液晶画面には製造時保護用の薄いフィルムが貼ってあ…[全文を見る]
総務省の「民間ラジオ放送事業者のAM放送のFM放送への転換等に関する「実証実験」の考え方(案)についての意見募集」に対して個人として意見を提出しました。「転換等」と並行してデジタル化を進めてほしいという内容です。以下に全文を掲載します。
要約
- 一受信者の立場から、中波 AM 局の FM への転換等と並行して、デジタル放送の導入が進められることを希望します。
- デジタル化への筋道が示されないまま AM 放送の停止が行われることで、ラジオが衰退しているという印象を強める結果になることを危惧します。
- デジタルラジオ放送の規格としては、DRM 方式が…[全文を見る]
KBS ワールドラジオの日本語番組を聴く方法
ラジオ、PC、スマートフォンで韓国からの日本語放送を受信する方法をまとめてみました。
短波/中波(AM)ラジオ放送
毎日17時から短波の 6155kHz と 7275kHz で一時間の番組を放送し、18時台に 6155kHz、翌日の10時台に 9580kHz、11時台に 11810kHz で再放送しています。2020年10月25日現在。時間と周波数は季節等によって変わることがある。
短波の 12MHz 程度までに対応したラジオ受信機が必要です。短波に対応していてもラジオNIKKEIの周波数に固定されているものでは受信できないので注意。2000円前後のものでも聞くことはできます‥‥
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米国では中波AM局がアナログ信号を停止してデジタルのみの放送ができるようになったようです。
現在、米国の電波制度では IBOC 方式(HD Radio の商標で知られる)によるアナログ/デジタル同時送信が可能ですが、このアナログのAM信号を停波して、完全なデジタル放送に移行することが許可されるということです。
AM 信号の送信は莫大な電力を必要とするので、これを停止できれば放送局にとっては送信所の維持や更新にかかる費用を大きく節約できるでしょう。Amazon.com で検索すると Sangean(台湾の山進電子)製のHD Radio 受信機がいくつも見つかります。普及状況はいかばかりか。
参照:FCC Authorizes AM radio stations to operate using all-digital broadcast signals | The SWLing Post
ELPA ER-C57WR と RADIWOW R-108 の比較
ER-C57WR は ELPA こと朝日電器が日本市場向けに販売する小型のワールドバンドラジオです。長波や短波も含む所謂ラジオだけでなく、エアーバンド(航空無線の傍受)にも対応するなどの機能は RADIWOW R-108 とよく似ていて、本体の大きさやロッドアンテナの長さも同じくらいです。
また、分解した人たちによると(ELPA ER-C57WR(その5) « ミニーの独り言 (´○`)はぁ~、RADIWOW R-108(その2) : kerokeronyororoのblog)、機能の中心になる DSP チップはどちらも Si4734 ということなので、発売時期が C57WR は5年ほど早いとはいえ、基本的には同等の性能を持っているかと予想されます。
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オーム電機のラジオに適したトランス式のACアダプタ
四種類の変換プラグが付属するのに、公式サイトの製品情報には内径の記載が無いので、ここに書いておきます。
外径(内径)
- 3.5(1.30)mm
- 4(1.7)mm ※JEITA(旧 EIAJ)極性統一プラグ #2 対応機器に使用可能。
- 4.75(1.7)mm
- 5.5(2.5)mm
このACアダプタは電圧別に AV-DR305E(3V)、AV-DR455E(4.5V)、AV-DR605E(6V)の三種があり、変換プラグの挿し方でセンタープラスとセンターマイナスの両方に対応し、内外の幅広い製品に使用できます。安定化回路を内蔵したトランス式なので電気雑音が少なく、ラジオなどの音響…[全文を見る]
中国のラジオの掲示板に片言の中国語で書き込んだら「わかる」「出来てる」「いいね」「歓迎!」とか言ってくれてみんな優しい。
(承前) RADIWOW R-108 を三ヶ月ほど使っての感想を書いておきます。良いラジオです。
感度は手持ちのラジオの中で良い方です。DSP によるフェージングなどの影響を軽減する処理も良い感じではないかと思います。音質は癖のない透明な出力で、スピーカーは音量を上げても嫌な響きを出さない堅牢さも備えています。AM では 6/4/3/2/1kHz という五段階の帯域の切り替えが可能で、電波状況が良ければ 6kHz にすると、振幅変調でもこんなに良い音が出るのかと驚きます。
5000円前後という売価と掌に乗る大きさの範囲で気になる所はあまりなく、バンドを切り替える時にボッとい…[全文を見る]
9月4日放送分の「玄界灘に立つ虹」金曜日の特集は聞き所があった。
Listen Audio Again l 玄海灘に立つ虹 l KBS WORLD Radio
ソウル大学日本研究所の南基正教授による、安倍政権期の日韓関係の振り返りと菅政権?への展望。日本の報道は右から左まで変に視点がそろってしまうことがあるので、やはりこういった解説も聞きたいもの。一面だけを見ていたら物事は分からない。
9月3日「放送の日」特別番組も良かった。
「放送の日」特別企画 <こんにちは、モニカ> l KBS WORLD Radio
「私たちは善良な市民であり、誰に対しても差別することはないのだろうか」
&…[全文を見る]
パナソニックから新しい”リビングラジオ” RF-200BT が8月28日に発売されるようだ。
FM/AM、防滴(IPX4相当)、Bluetooth スピーカー機能を搭載。
RF-U180TV、似た形状なのでこれの後継機になるのかと思ったら、
RF-200BT、防滴や BT といった似た機能を持ったこの機種が生産終了になっているので、どうやらこの線の新型という扱いらしい。
200BT はソニーの ICF-V1BT に対抗して類似の形状で開発したらしい?
しかし、縦型である必要はないということになったのかな。
8月2日放送分の「台湾博物館」が良かった。
台湾博物館(2020-08-02)李登輝・元総統が97歳で死去、台湾と日本で反応に温度差/インタビュー・星友康(続き) - 番組 - Rti 台湾国際放送
前半は李登輝氏の評価について。日本の報道では民主化という部分や親日家という都合の良い人扱いが大勢であるようだけど、変革期の権力者だから当然様々な側面がある。そういった解説。
後半は、この前の二重国籍の話の続き。
7月26日放送分の「K音楽研究所」が面白かった。
番組を担当する申さん、1983年のこと。海外書籍を扱う店の常連となり、日本の雑誌が安いことに疑問を持って、店の人に訊ねてみると、植民地時代から続く、漁師があっと驚く方法で担う密輸ルートがあるという。その話を聞くだけにとどまらず、……色々あって、結果的に「ギンギラギンにさりげなく」を韓国で流行らせることになった。
過去の放送は Listen Audio Again l K-POP INDEX l KBS WORLD Radio で。
ソニー ICF-B09
検討しているうちに2018年の地震があって値上がりしたり品薄になったり、その後も大きい災害があると値上がりしたり品薄になったり、きりがないのでえいやと決めたら、また品薄になったり値上がりしたりしているようです。さは思いつかし。
吊るしのブリスターパックに入っています。
ストラップ、笛、などが付属。巾着まであるあたりソニー的かな。
大きさ、縦横は ICF-8 に近く、下ぶくれ型で安定感がある。内蔵充電池のためかちょっと重い。
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